Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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09

30

13:48
Wed
2020

No.0334

ロサパルティにて、人形・衣装・アクセサリ等の修理依頼開始します


古物商をやっているので、壊れたものや汚れたものを目にすることが多いです。
壊れたものって普通はゴミ扱いですが、アンティークの世界ですと、それがそうでないことも多いのが面白いところ。
綺麗にしてしまうことで、逆に価値が減じてしまう場合もあるので、仕入れた状態そのまま売る場合も多いです。

ただ、本当のアンティークまでいかない単に古いものや実用品の場合、汚損したままでは使用できませんし売れませんので、古物商側で直して販売することもあります。
扱う品物が多い業者さんですと、その手間を掛けられないのでそのまま売る、市場などに転売する、破棄する、などの選択になると思います。
私の古物の師匠マンタムさんは、そういう壊れた品物を自身の作品として生まれ変わらせ、アーティストとして他に無い独自の世界観を築き上げました。

新しいものが流通しないと経済が動きませんので、古いものを破棄するというのも決して非難すべきことではないと思うのですが、中には思い入れが強くて捨てられない、というものもあると思います。
私も思い入れのある私物に関しては、かなりしつこく直して使う方です。
また、友人知人から頼まれたものを修理することも度々あります。

最近立て続けに、お洋服の染め直しや繕い、人形の修理などのご依頼がありました。
そこで、ロサパルティでも修理依頼を承ることになりました。

特にお人形は、素材の手に入れにくさや構造の独自性から、自分で修理するのが難しいということがあると思います。
全ての汚損に対応できるとはお約束致しかねますが、まずはご相談下さいませ。
より適任の方をご紹介する、なども可能だと思います。

私が修理したお人形の、修理過程をロサパルティのサイトにアップするということも考えております。
家具の張替え過程なども載せておりますので、良かったらご覧になって下さいね。

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現在、ロサアンティカで扱っているお人形達です。
この中の幾つかは補修済みです。

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09

24

09:01
Thu
2020

No.0333

ドールフェイスアクセサリ オーダー

先日、外来語のカタカナ表記のお話をしていて、複合語は間に「・」をつけないのが一般的だと知りましたので、Rosa Partiのカタカナ表記を「ロサパルティ」で統一することにしました。

で、そのロサパルティのWEBサイトですが、お陰様で大分充実してきております。
何より、開設当初からの目標だった作家作品を取り扱う、ということが出来つつあるのが嬉しい。

それとはまた別に、私が作っている人形の顔のパーツを中心とした「ドールフェイスアクセサリ」のオーダーが、ちょこちょこ増えてきました。
minneのプロフィールに書いていますが、実は人形を作り始めるよりも早く、試行錯誤で作り始めたのがこのドールフェイスアクセサリ。
当時はファンだった作家さんに自分の稚拙な作品をプレゼントしたりしていました。
きっと有難迷惑だったと思います(笑)。

ブランクを経て製作を再開してから、危機裸裸商店Dangerous nudeやAbilletageなどセレクトショップや、パラボリカビスやマチモ、ミルククラウンカフェなどのギャラリーカフェ、トゥーティッキやニヒル牛などのレンタルボックスに作品を置かせて頂きました。
魔術堂、マジカルアーマでは今でも取り扱って頂いています。
その傍らで、たまにオーダー品も作成していました。

その後minneで販売を始め、時々はオーダーのご依頼もありましたが、積極的にはオーダーを受け付けてはいませんでした。
ロサパルティで、小松社長のオーダーでブローチを作ったのが、きっかけになったのかも知れません。

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こちらが、小松社長のオーダー品。

オーダーはヘアピン等の小さなもので3500円~、ブローチなどは5000円~で受け付けております。
お人形のお顔は一から作っていますので、かなり手間隙が掛かっています。
そして、膨大な数のパーツからぴったりくるものを探し出して組み合わせ、可能な限り手縫いで仕上げています。
ですので安すぎる、と言われることが多いです。
商売っ気が無さ過ぎるのは自覚しているので、ちゃんと利益を出すように考えないと、と気をつけてはいます・・・。

ハンドメイド販売については、bon bon cherryハイジさんのYoutubeチャンネルがとても参考になって、よく見ています。
ハンドメイド作家さんも、そうでない方も、良かったらご覧になってみて下さい。

ということで、こちらもオーダー受付中です!
ロサパルティのサイト内にも近々ページを作成しますので、お待ち下さいね。

オーダー品の一部をご紹介します。

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ピエロっぽいお顔とのリクエストで作成。

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依頼者様をモデルに、とのリクエストで作成したミニ額。

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こちらは、ブローチを額に入れました。使わない時には飾っておけます。

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こちらは、ヘアクリップのオーダーです。ヘアクリップは初めて作りました。

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09

22

03:31
Tue
2020

No.0332

ゴブラン織の魅力

好きな布の種類を聞かれたら、真っ先にゴブラン織を挙げるくらいには、ゴブラン織が好きです。
ゴブラン織のお洋服も何着も持っています。
2年くらい前に、とうとう念願のコートも入手。

ゴブラン織りを知らない方は居ないと思いますが、と書こうとして、あることを思い出しました。
雑誌編集者をしていた知人が、人形作家としての私を雑誌で紹介してくれるというので、お気に入りのベロアのワンピースで取材を受けました。
後日、記事を読むと「ゴブラン織のワンピースに身を包み・・・」と。

事前チェックさせて貰いたかったな・・・。

もしかすると、服飾に詳しく無い方にはゴブラン織って言ってもピンと来ないのかな。
困った時のWikipedia、ということで、まるっと引用させて頂きます。

「ゴブラン織(ゴブランおり)とはフランスのゴブラン工場で製作されたタペストリーである。
ゴブラン工場(Manufacture des Gobelins)はフランス、パリ市、13区、地下鉄レ・ゴブラン駅の近くavenue des Gobelins42にある工場である。
ルイ14世以来、王立工場として王室向けにタペストリーなど織物を生産していたことでよく知られる。
現在ではフランス文化省の「国有動産及び絨毯並びにタペストリーの工場の総合管理所(Administration générale du Mobilier national et des Manufactures nationales de tapis et tapisseries)」である。
工場はガイドツアーのために予約を受けて月曜日と特別な祝日以外の日に週に何度か開放される。
ゴブラン・ギャラリー(Galerie des Gobelins)は1937年にオーギュスト・プレによって工場敷地内の庭に建設され、フランスのマニファクチュアのタペストリーと国有動産(w:Mobilier national)の家具調度品の美術館として提供されている」(Wikipedia)

ということなんですが、これ、私が読んでもかなり専門性が強い説明です。
しかも、正式なゴブラン織の説明になってますが、今はもっと広い範囲の製品がゴブラン織としてまかり通ってると思います。

それでは、もうちょっと一般性の強そうな説明を探してみましょう。

「織物の一種。この名称はフランスのゴブラン家の織物工房で作られた綴織 (つづれおり) のタペストリーをさしたことから、さらに綴織一般の名称となった。
絵模様を織出す綴織は古くはエジプト新王国の時代、コプト時代、中世ヨーロッパでも作られていた。
しかしゴブラン織と呼ぶ場合には、特に 15~16世紀以降の絵模様を織出したヨーロッパのタペストリーを総称する。
現在でもフランスやベルギーでは製作が続けられている。
ラファエロやブーシェ、モネ、デュフィなどの直接の下絵による制作のほかにも名画に基づく作品や、事件や記念行事を描写したものなど、表現内容はさまざまであるが、配色、構図、豪華さ、規模などあらゆる点で、ルイ 14世時代に傑作が多い。
技法は緯 (よこ) 糸に色糸を使って模様によって色を変えて織出す。
糸の材質は毛と麻が主体であり、絹や金、銀糸を使うこともある」(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

今は綴織全般をゴブラン織と総称するということですね。
もともとのゴブラン織がどういうものかも説明があるし、歴史にも触れられていて、とても分かりやすいです。
ちなみに、なぜか読点が「,」(カンマ)になっていたので全部直しました。

ついでにもう一つ。

「フランスのゴブラン織物工房で織られた綴織(つづれおり)の作品をさすが、広く壁掛けとして用いられる綴織(タペストリー、タペスリーともいう)をも含めたものとして使われることがある。
ゴブランの名称は、1440年ごろパリに住んでいた染織家ジャン・ゴブランJean Gobelinの一家をさし、この製作が受け継がれた。
綴織は古くから各地で製作されていたもので、多くの色糸を緯糸(よこいと)に自由に使い、小部分ずつ平織にして織り進めるもので、緯糸が織幅全体に通っていない。
そのため「ハツリの目」という空間が色の境目に経(たて)方向に沿ってできるが、ゴブラン織では、色糸を互いに絡め合い、すきまができないようくふうされており、これをゴブラン技法といっている。
したがって綴織に多くの時間と熟練を要するが、自由に模様を表現できることに特徴がある。
このゴブラン工房はのちにルイ14世によって買収され、王立工場の製作品として勢力的に外国へも輸出して外貨を獲得するため、拡大化が図られた。
綴織は絵画を忠実に表現できるため、著名な画家に下絵を求め、豪華な壁掛けを製作した。
このような作品は、ルーブル美術館その他に保存されているが、最盛期にあったのはルイ14世の時代で、作品の構図、規模、色彩などに華やかな特徴がみられる。
しかしフランス革命以後、単なる名画を綴織でコピーする衰退傾向がみられたが、第二次世界大戦後に至り再興が図られた」(日本大百科全書(ニッポニカ))

技法についての事細かな説明があります。
まあ、とにかく豪奢で品格のある、クラシカルな美しい織物なんです。

前置きが長くなりましたが、友人に教わりながら作っていたゴブランのキャスケットが、1年9ヶ月掛かってようやく完成したんです!!
もう、感激です。
3シーズン目にしてようやく、秋冬のコーディネートに加えられるという訳です。

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ほんとはここまで時間が掛からずに出来ると思うんですが、「帽子会」という名目で集まった時だけ作業を進めていたので、こんなに経ってしまったんです。
でも完成して本当に嬉しい。教えてくれたあずささん、どうも有難う。
早速、完成した翌日のツイキャス配信で着用しました。

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このキャスケット、以前にクッションを作ろうと購入した生地の、余り生地で作ったもの。
クッションは市販のゴブラン生地のものも幾つか購入して使っていましたが、いずれもボロボロになってしまったので引越しの際に廃棄しました。
この自作のクッションだけがダメージが無かったので、新居でもカバーを洗って中身は買い直して使っています。

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この機会なので、私のクロゼットにあるゴブランのお洋服も公開しちゃいます。

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左から、コート(Mary Magdalene)、ワンピース(Triple*fortune)、ワンピース(SERAPHIM)、ワンピース(Romantic Standard)、ジャンパースカート(Ank Rouge)、コルセットスカート(危機裸裸商店)、スカート(Victorian maiden)、スカート(Fairy wish)、スカート(BABY, THE STARS SHINE BRIGHT)、ショートパンツ(LIZ LISA)

一枚一枚ご紹介したいところですが、またの機会に・・・。

そして最後に、ロサパルティ一推しの、村上ナッツさん作のティーコゼー&ティーマット

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私も自家用に作って頂いて、愛用しております。
上品な薔薇ストライプのゴブラン生地、もちろん他の布製品もお作りできます。
オーダーお待ちしております!

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09

16

02:37
Wed
2020

No.0331

村上ナッツ「能の本」

ロサ・パルティで縫い子さんとして活躍して頂いている村上ナッツさんですが、本業は文筆家です。
「わかる古事記」「わかる日本書紀」など、古典を分かりやすく説明した本を何冊も出版されています。
私も今までナッツさん作・演出の舞台「古事記の少女~女鳥王の物語」「雨月物語」「くるみ割り人形とねずみの王様」で、ヒロインを演じさせて頂きました。

そんなナッツさんの新たな出版物が「能の本」「能の本2」。
能を物語形式に書き下した、新しい試みをされています。
つだゆみさんの漫画、監修の辰巳満次郎氏のコラムなどもあり、とても能に親しみやすい構成になっています。
先月から、私も朗読させて頂いております。
初回と2回目にそれぞれ「黒塚」「綾鼓」を朗読し、先週12日は能ものがたり特集として、「紅葉狩」「道成寺」を朗読。
ゲストの常川博行氏には「鉄輪」を読んで頂きました。

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私も能についてはまだまだ無知ですが、朗読をきっかけに勉強中です。
知るにつれて興味深い事柄も増えていきます。
例えば、よく知られたお話である道成寺ですが、能の「道成寺」は安珍・清姫伝説の後日譚の体裁となっています。
二人の能力のやり取りは狂言そのままで、テンポの良さでおかしみを出すのに苦心しました。

そしてこの度、村上ナッツさんと監修の辰巳満次郎氏のサイン本を、ロサ・パルティで取扱させて頂くことになりました!

能の本
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能の本2
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今後もツイキャス配信にて、「能の本」に収録の曲を、朗読させて頂きたいと思っております。
また、ナッツさんが色々な人の読む「能ものがたり」を聞いてみたいとのことで、朗読者を大募集します!
当日は、ZOOMで接続して頂き、ツイキャス配信。
また、後日編集したものをYoutubeにアップします。
顔出しなしでもOKです!
どうぞ是非「能の本」をご購入の上、ご参加くださいませ♪

ロサ・パルティ キャス

ロサ・パルティ Youtube

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09

07

23:46
Mon
2020

No.0330

江ノ島遠足

昨年は瞳ちゃん、ゆみちゃんと鎌倉の海に遊びに行きましたが、コロナ禍の今年は海にも山にも行けていません。
これでは夏が終わらない!と、8月終わりの日曜、瞳ちゃんと急遽海に行く予定を立てました。
実は父の誕生日が8月27日で、実家にお祝いに行こうかなとも思っていたのですが、海と両方は無理か、と諦めていました。
でも前夜と当日朝、瞳ちゃんにLINEしても返事がありません。
それではやっぱり実家に行こう、と母にSMSを送ると、父は峯山の整備に行っているとのこと。
まあプレゼントだけでも渡しに行こうかな、と、鎌倉へと向かいました。

電車の中で瞳ちゃんから「今起きた!」とLINE。
後で江ノ島で落ち合う手筈を決めます。
昼前に鎌倉に着き、父が好きそうなものということで、駅前の「元祖まぐろ漬 羽床総本店羽床」というお店で、魚の味噌漬けを買いました。
バスが少なかったので徒歩で向かおうと、ぶらぶら歩いていると、母から「早く来て」と催促のメッセージが。
峯山に寄ろうかとも思っていたのですが、そう聞いて早足で家へ向かいました。

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このトンネルの上が峯山です。

家に着いたら、母がお饂飩と天麩羅を用意してくれていました。

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父のお祝いを渡し、いつものお小言(なぜ親ってお小言が好きなのでしょう)を聞きながら、甘酒とお饂飩を頂き、1時間程で退去。
江ノ島へは、バスで向かいます。
時間があったら鎌倉山まで歩いても良いのですが、そんなに時間がないのが残念。
バス停に着いた途端、ちょうどバスが来たので乗り込みます。
鎌倉山はかつての別荘地ということもあって、立派な門構えの邸宅が多く、中には廃墟になっているところもあり、実家にいた頃はよく「こんなところに住めたら素敵だろうな」と想像しながら散策していました。
個人でやっている、少し高級な食べ物屋さんや雑貨屋さんがぽつぽつとあり、そんなお店に立ち寄りつつお散歩するのもとても楽しいのです。
今となっては、実家でさえ毎日が別荘地で暮らしているような優雅さを感じられて、羨ましく思いますが、実際に生活しているとその有難みにも気付きにくいんですよね。

鬱蒼とした木々の間を抜けてロータリーに出ると、抜けるような青空。

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運転手さんに「乗り継ぎ券」というものを貰って降ります。
ここでバスを乗り換えるのです。
ロータリーにかつてあった「サンルイ島」という洋菓子屋さんは、「鎌倉山倶楽部」というティーサロンに変わっていました。
15分程で、江ノ島行きのバスが来ました。乗るのは、随分久しぶりです。
しばらく、モノレールの下を走ります。
西鎌倉の山を越え、龍口寺まで出ると、江ノ電の線路が現れます。
そしていよいよ、海です!
湘南に帰ってきたんだ、という実感を噛み締めます。
この辺りから道が混み始めたので、江ノ島の中までは行かず、海岸で降りることに。

ぎらぎらとした照り返しが、目を射る湘南の青い海。
夏の終わりとは到底思えない眩さです。
首尾よく瞳ちゃんと落ち合い、まずはご飯を食べよう、と弁天橋を渡って江ノ島へ。

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島に入ってすぐの建物の2階ににある、魚見亭というお店に入りました。

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瞳ちゃんは何はともあれビール、とお刺身と焼き蛤。私はお昼を頂いたばかりなので、カニ汁だけ頼みました。

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腹ごしらえしてから、江ノ島の岩屋に向かって歩きます。
お土産物屋さんを冷やかしていたら、丸いたこせんべいやかにせんべいの中に、まるで水槽みたいな青の中にカラフルな魚たちの泳ぐおせんべいを発見。
これは気になる・・・と思いつつも、お土産を買うのは後にしよう、と思い直して先へ。
江島神社の、色鮮やかなお宮が次々に現れます。

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五頭龍と弁財天のレリーフ。

石段が結構あるのですが、エスカー(有料のエスカレーター)には乗らず、歩いていきました。
瞳ちゃんがサンダルで歩きづらそうだったので、途中からは休み休み進みました。

頂上には植物園があるのですが、ここは新しくなってからまだ入ったことがないので、いつかと思いながら横目で通り過ぎます。
ここから、道は下り坂に。
私はカメラも持ってきていたのですが、何しろ暑くてカメラを取り出すのも億劫です。
でも「山二つ」と呼ばれる絶景ポイントに面した廃屋は、あまりに格好良くて看過できませんでした。

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稚児ヶ淵という岩場まで来ると、岩屋まではあと一歩。
実はこの岩屋も、リニューアルオープンしてからまだ入ったことがありませんでした。
子供の頃は立入禁止とはいえ、ロープをすり抜けて岩屋に入ることが出来たのですが、橋も朽ちてきたりと危険になった為、バリケードが厳重になり、誰も入ることができなくなりました。
その後整備され、観光地としてオープンしたのが1993年。
整備された洞窟なんて、とちょっとがっかりして、岩屋の入口に観光客が列を作っているのを眺めていたものです。
そんな岩屋に、子供の頃ぶりに入ることになったのです。

コロナの為多少の入場制限はしていたものの、列はスムースに進みました。
最初の通路には、岩屋に纏わる五頭龍伝説についての解説板が並びます。
知らなかったことが沢山あり、これまで身近だと思っていた江ノ島のことを、ろくに知らなかったのだと気付かされました。

その先の広間には浅い池が広がり、与謝野晶子の句碑が立っていました。

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奥に進むにつれ、天井は低くなっていきます。
通路の脇に並ぶ石仏の前にアクリル板が設置されているのが無粋に思われますが、心無い悪戯をする人が多いのでしょう。
岩屋では役小角や弘法大師、日蓮上人が修行したというのも、知らなかったことでした。
富士山まで通じていると言われている洞穴は二股になっています。

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日蓮寝姿石と社が設置された場所でひとまず参路は終わっていて、ここから道は第二岩屋へと向かいます。
第二岩屋には、赤紫色のライトに照らされた、龍の像が設置されていました。

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クトゥルーと同一視される九頭竜の伝説は日本各地にありますが、ここ江ノ島に伝わる龍は五頭龍。
ですが、今まで江ノ島で見たどの龍の像も、頭は一つでした。あと四つの頭はどこへ行ってしまったのか。
どこか分かりにくいところに小さな頭がついているのか。それとも名前が五頭龍なだけで実際の頭は一つなのか?謎です。

岩屋を出て、岩場で水に入って遊びます。

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でもフジツボがびっしり着いた岩は、裸足で歩くと痛いのです。

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夢中になって蟹を探す瞳ちゃんが可愛かったです(笑)

蟹と戯れたりしてある程度遊んでから、今度は海岸に行こう、ということになりました。
遊覧船「べんてん丸」は400円で、弁天橋のたもとまで帰れます。
去年横浜の工場夜景クルーズで乗ったサンタ バルカ号や、恵那峡の遊覧船を思い出しました。
それから江ノ島海岸で、海に入って、瞳ちゃんはビールを飲みながら沖を眺めていました。

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私はしばらく海に入ってから、戻ってこない瞳ちゃんを待ちつつ砂浜でうとうと。
自然に抱かれる、とはこのことで、とても気持ちよく眠れました。

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帰り際、空に不思議な雲が出ているのを発見。

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後で知りましたが、「かなとこ雲」というのだそうです。

アロハテーブルに立ち寄ってお茶。
私はブラウニー・バナナショコラとコーヒーを頼みました。

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そして、インダストリアル・ダイエットメンバーのききちゃんがドラムをつとめる「それ以染に」のライブを観に、銀座300BAR 5丁目店へ。
ギターボーカルは、画家でもあるたかし君です。
ライブは気持ちよく乗れましたが、やはり演者と客席の間にあるシールドが邪魔。
音もこもるしプレイヤーの姿もよく見えないので、シールドに邪魔されないようしゃがんで見てました。

これでもう、今年の夏は満喫した、と言っても過言ではありません。
一つだけ、水着で海に入れなかったのは心残り。
来年の楽しみに取っておこうと思います。

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