Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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14

03:40
Fri
2020

No.0295

長崎紀行・前編 ハウステンボス

今年の相方の誕生日は、満を持しての長崎旅行になりました。
何が「満を持して」かというと、以前から行きたい土地の一つ(他は岡山、青森、北海道など)であるにもかかわらず、遠い為に候補から外れがちだったのです。
でも調べてみたら、格安航空券のお陰でそんなに旅費も掛からずに行けそうなんですよね。
お誕生旅行なので、いつも相方に旅行計画を投げっぱなしの私も、頑張って飛行機とホテルを調べました。
すると、ホテルモントレが安く予約できることを発見!
ホテルモントレは、中学校くらいの時に週刊誌で神戸の写真を見て行きたい、と思って以来、ずっと憧れていたのです。
大阪では建物に入ったことはありますが、泊まるのは初めてです。

一緒にレトロ喫茶ブログライターをやっている九州出身の瑠璃さんにおすすめスポットを聞いてみると、「その期間ならランタンフェスタをやってますよ」と、耳寄りな情報を教えて下さいました。
とても残念なのは、長崎で一番に行きたかった軍艦島が、台風の影響で現在見学できないということ。
私が力尽きたので、旅行計画は結局ほぼ相方任せに。
切支丹関係の施設も行ってみたかったのですが、五島などは大分距離も離れているので、長崎市周辺中心に回ることになりました。
2泊の予定でしたが、長崎だけだと2日くらいで見て回れるので、初日はハウステンボスに行くことを提案されました。
ハウステンボス、正直そこまで行きたいとは思っていなかったのですが、じゃあそうしよう、ということに決定。

飛行機は成田9時発。前に間に合わなかったトラウマがあるので、今回はかなり余裕を持って始発で出ました。
この日は雨模様の寒い日で、でも長崎はきっと暖かいだろう、と思っていたのですが・・・。
飛行機は何度乗ってもわくわくしますが、席が窓際ではなかったのでつまらず、寝ていたらあっという間に着きました。
去年沖縄には行きましたが、何気に九州へは初上陸です。
バスに乗り、ハウステンボスへ。
途中、話に聞いていた「マジックパーラーあんでるせん」を見つけてテンション上がりました。
今回の予定には入ってなかったけど、いつか行ってみたいなあ。



そしてバスはハウステンボスに着いたのですが、ここでまさかの豪雨。
しかも寒い!沖縄はコート要らない暖かさだったのに、東京と変わらない・・・。
もう動きたくない、という相方を宥め、15時以降のパスポートを購入する予定だったので、まずはシャトルバスで無料地域であるハーバーゾーンのホテル・ヨーロッパへ。

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行ってみたら、ものすごいゴージャスなホテルなのに平日ということもあってか、全然人が居ない!

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予約はしてなかったけれど、フレンチレストラン デ・アドミラルに入り、ランチを頂きました。

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窓から日本離れしたハウステンボスの運河と町並みが楽しめます。

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量的には控え目でしたがお肉とお魚が出て、特にリ・ド・ヴォーのキャラメリゼがとても美味しかったです。

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デザートはバースデープレートにして頂きました。

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白いのはチャッピー。スタッフさんの注目を浴びてました(笑)。
お食事中、あれほどの雨が上がったかと思うと、晴れ間が見えたのにはびっくり。
お店を出る頃にはまた雨が降っていて、長崎は天気が変わりやすいのかしら、と思いました。

ハウステンボスは7000円のパスポートが、15時過ぎると5000円になります。
町全体が作りこまれていて、ものすごく広いから計画的に回らないと、と言われてはいた通りで、そのスケールに驚きました。
アトラクションが楽しめるエリアは、主にアトラクションタウンという場所のようなので、とりあえずその辺りに行ってみることに。
シアターが幾つもあり、ちょうどレビューショーが始まるところだったので、入ってみました。
男装の麗人を中心とした、かなりレベルの高い歌とダンスのショーを堪能。
宝塚出身の方が多いのではないかと思います。

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「恐竜ランド」では、恐竜の描かれた紙に色を塗ってスキャンすると、自分の塗った恐竜がスクリーンに現れます。

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実際の水を使った大洪水の世界や、月のない世界を体験できる、映像シアター。

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チョコレートハウスでは、ホットチョコレートやガトーショコラで一休み。
結構楽しめたのが、トリックアートの館。全ての作品の前で面白写真が撮れます。

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最後に、ミュージカルシアターに入りました。
レビューショーはほぼ満席でしたが、こちらは時間も遅かった為か、殆どお客はいず。
それなのに出演者の皆様、大勢のお客様に向ける時と変わらないような演技で、プロ意識が凄かったです。
しかもみんな歌もダンスも上手い!子供向けの内容でしたが、とても楽しめました。

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ハウステンボスからホテルのある長崎市までは、電車を乗り継いで2時間も掛かるというので、まだまだ遊び足りなかったけれどもそろそろ出ることに。

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十分に楽しむには1日では足りないくらい広大なところなので、また行きたいと思いました。

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電車では乗換えを間違えて、長崎で初めての路面電車に乗ることに。
この路面電車にまた、感動しました。130円で市内どこでも行けるなんて、めちゃめちゃリーズナブルです。
しかもビジュアルも可愛い!
これまた間違った方向に乗ってしまい、気付いて引き返して、やっとホテルモントレへ到着。
修道院を模した建物が、何とも良い雰囲気です。
近くにガストがあったので夜遅くなってから夕食を食べに行き、一日目は終了しました。

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09

03:17
Sun
2020

No.0294

Gallery幻企画展「エディプスの禁忌」レポート

年明けに告知した通り(こちら)、1/10(金)~26(日)にギャラリー幻で開催された企画展「エディプスの禁忌」に参加させて頂きました。
私を推薦して下さったのは、企画の言いだしっぺだったDollhouse Noahさん。
昨年8月のクトゥルフ神話展「知人の■■氏に招かれてあなたはここへ来た」のレセプションで、豚蛇さん作のクトゥルフ神話巻物「妖神乱舞」を朗読させて頂いたのですが、今回も近親愛テーマの物語を朗読して欲しかったとのこと。
でも、展示なので朗読だけの参加はちょっと寂しいな、と思い、旧作の姉妹の人形「テルル」と「セレン」を出品することに。
どちらもサーニット製の子で、テルルは男装の麗人という設定です。

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新作も欲しいと思い、私のバイブルにも等しいジャン・コクトーの「恐るべき子供たち」をモチーフにした作品の製作を思いつきました。
古典的な作品なので普通に表現するのでは陳腐になってしまいますが、写真を撮影し相方にCG加工してもらえば、新たに光を当てることが出来るかも、と思ったのです。
私は「恐るべき子供たち」の真の主役は子供たちの部屋だと思っているので、できれば部屋のセットを作り込みたかったのですが、テーマ的には人物を主体にしないと成り立ちません。
二人が「出かける」場面を、エリザベートは自分で演じ、相方にポール役をお願いしたのですが、嫌だと言います。
「人形を使いなよ」というので、仕方なく相方をモデルに製作した「Val」にポールをやってもらうことに。
判りやすいように、「恐るべき子供たち」の映画のワンシーンと同じポーズで撮影。
もう一作はラストのエリザベートが息絶えると同時に、部屋の精霊が飛び去るところ。
これは敢えてポールは入れずに、CG作品に仕上げてもらいました。

もう一つ、小さな額があったので、鉛筆画を描くことにしました。
こちらもコクトーに敬意を表し、彼が愛したジャン・マレーとマリア・カザレスをモデルに描き始めましたが、最終的にはそんなに似なかったと思います(笑)。
無彩色だと味気ないので、うっすらと彩色。

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会場では、赤と黒の背徳的な色彩が、このテーマに相応しい背景を演出していました。



艶子さんの作品は、愛する家族の体のパーツを瓶詰めにしたもの。
標本好きの私には、ぐっとくるものがありました。  
川口ヱリーさんの作品は、半人半蛇という畸形の中国娘の姉妹?のイラスト。
七菜乃さんは幼い姉妹を撮っていて、作品中で一番無垢な雰囲気でした。
Noahさんの作品モチーフは、夢野久作の「瓶詰めの地獄」。
妹の人形だけなのが、ちょっと残念でした。
瀧川虚至さんは、蔵の中に住む兄妹を描いた漫画作品を出展。横溝正史の世界観そのままの美しさ。
真子さんの作品は、女装したセルフ・ポートレート。これも考えてみたら究極の近親愛ですね。
マルセル・デュシャンとローズ・セラヴィを思い出します。
古川沙織さんはシャム双生児や、緊縛された少女。官能的な表情が印象的な背徳的な作風で、人気があるのも頷けます。

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1/18のレセプションでは故・速瀬れいさん作「銀の螺旋の夜」「金の孔雀の夜」を朗読させて頂きました。

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この作品を読むことは、お誘い頂いた時から心に決めていました。
「パパ」と「ユリカ」のロマンティックな・・・と見せ掛けて、かなり残酷な物語。
「銀の螺旋の夜」と「金の孔雀の夜」は、物語の前編と後編のような関係ですが、大分趣が異なります。
18時から「銀の螺旋の夜」、19時から「金の孔雀の夜」を朗読したのですが、半数近くの方には両方とも聞いて頂けました。

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撮影して下さったNoahさん、有難うございました!

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レセプションでは、ギャラリー幻の店長でもある艶子さん、Noahさん以外にも、七菜乃さん、真子さんと出展者の皆様とご一緒できて、楽しい時を過ごせました。

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沢山のお客様に聞いて頂けたのも、とても嬉しかったです。
速瀬さんの作品はいずれも、頁を開くと薔薇のような甘美な馨りが立ちのぼります。
それでいて、胸が締め付けられるような細やかな心理描写も巧みで、瑞々しい感性に溢れています。
この独自の美を、もっと沢山の人に知って欲しいという気持ちを改めて持ちました。

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朗読にも丁度良い長さの作品が多いので、いずれまた、お聞かせする機会があるかも知れません。
その時をどうか、お楽しみに。

※作品画像の掲載NGの作家さんがいらっしゃる為、自分の作品以外は接写のアップを控えさせて頂きました。

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06

01:58
Thu
2020

No.0293

《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座第九回「タットワ瞑想とカバラ」レポート

1月17日に開催した、オカルティズム講座第九回「タットワ瞑想とカバラ」。
タットワ瞑想会は、以前にも《哲学者の薔薇園》の四谷喫茶茶会記で開催したことがありますが、前回の参加者様は今回はいらっしゃいませんでした。

最近周りに瞑想を勧めている私ですが、タットワ瞑想は瞑想の中でもかなり高度な部類に入ります。
また、カバラや西洋魔術の知識が前提となる部分があるので、最初はカバラについての概略を講義で説明し、後半で実践に移ることにしました。

当日用意したドリンクは、イスラエルで比較的良く飲まれる、フレッシュミントティー。
それに、フェンネルも少しブレンドしました。



講義部分は、当日のレジュメから抜粋して以下、掲載します。
**********
カバラ=ユダヤ神秘主義。「秘密の、もしくは隠された伝承」「不文の律法」を意味する。
ユダヤ教の教えは三段階に分かれる。
 律法(すべての民への教え。十戒)、律法の魂(ラビ=律法師や教戒師に伝授)、律法の魂の魂(カバラ。最高の密儀参入者のみに伝授)

モーゼはシナイ山に三回登り、それぞれ40日間神と直面し、この三つを神から受けた。
最後の40日に与えられた律法の魂の魂=カバラを、「モーゼ五書」(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)の、最初の四巻に封じ込めた。
エリファス・レヴィは、カバラ三大経典として、セーフェル・イェツィラー=形成の書、セーフェル・ハ・ゾーハル=光輝の書、アポカリュプス=黙示録を挙げている。

●セーフェル・イェツィラー=形成の書、創造の書
●セーフェル・ハ・ゾーハル=光輝の書
●セーフェル・ハ・バーヒル=光明の書
 
★カバラの分類

ユダヤ・カバラ(Kabbala):ユダヤ教徒のみ実践可能。聖書の解釈に用いる。
クリスチャン・カバラ(Cabbala):キリスト教徒のカバラ。
ヘルメス・カバラ(Qabbalah):魔術カバラ。ヘルメス学と習合。

実践的(魔術的)カバラ/文字カバラ/教義的カバラ/口伝カバラ
自然学的カバラ/占星学的カバラ/類比学的カバラ/魔法的カバラ/観照的カバラ

★世界観

 アイン=純粋な霊的真空。0で表される。
 アイン・ソフ=無限、無制約。00で表される。アインから流出。
 アイン・ソフ・オウル=無限光。000で表される。アイン・ソフから流出。

 その下に、アツィルト界、ブリアー界、イェツィラー界、アッシャー界が重なり合って存在し、それぞれに十の球を持つ生命の樹が存在する。

●アツィルト界
 「神名」の無制約的世界。

●ブリアー界
 「創造」の大天使的世界。

●イェツィラー界
 「形成」の天使的世界。

●アッシャー界
 「物質」の元素的世界。

 シェキナー:神の臨在、神性における女性的要素。グノーシスにおけるソフィア。
 メルカバ:「エゼキエル幻視」『神の戦車』、『天の車』を意味する行。
 ゴーレム:ホムンクルス(人造人間)製造法。額に真実を意味する「emeth」と書かれた羊皮紙を貼りつけ完成する。「e」を消すと死を意味する「meth」となり壊れる。

★生命の樹

セフィロト=生命の樹:カバラの中心概念。エデンの園の中央に植えられ、その果実を食べると永遠の命を得ると言われている。単数形はセフィラー。

ケテル、ティファレト、イェソド、マルクトからなる中央の柱=均衡の柱
コクマー、ケセド、ネツァクからなる右の柱=慈悲の柱、ヤキン(白)
ビナー、ゲブラー、ホドからなる左の柱=峻厳の柱、ボアズ(黒)

クリフォト:セフィロトの鏡像。生命の樹を逆さまにした構造を持つ。単数形はクリファ。

★数秘術

ヘブライ語は22文字の子音字から構成される。また、文字が同時に数字を表す。
カバラでは、ゲマトリア・ノタリコン・テムラーという数秘術を用いて聖書を解読する。

ゲマトリア:ヘブライ語の各文字を数字に置き換え、足して数値を出す。数字が等しい単語は同じ性質を持つとみなす。 また、建物の寸法からその建物の目的を割り出す。
ノタリコン:ある言葉の各文字が新しい言葉の最初の文字となるようにする。カバラなら「神様の場所は楽園」。またその逆。
テムラー:色々な文字を所定の表に従って他の文字に置き換えたり、文字の配列を変える。

★タットワ瞑想

西洋魔術で行われる、霊的ヴィジョンの旅。アストラル旅行、アストラル投射とも。
「生命の樹」の小径(パス)を辿り、ケテル(王冠)へと至る霊的な旅のこと。
タットワとは、サンスクリットで事物の本性、本質を意味する。タットワの潮とは、宇宙全体に流れる不可視の潮流である。

タットワの5つのシンボルを描いたカードを、白い紙で作る。色ははっきりしたものにする。

 空(Akashaアカシャ):黒または暗色の楕円または卵形 万物、根源 HAM
 風(Vayuヴァユ):青または緑の円 成長、拡大 PAM
 火(Tejasテジャス):赤の三角形 熱 RAM
 水(Apasアパス):白または銀色の三日月形または半月 冷 VAM
 地(Prithviプリティヴィ):黄色の四角形 固形、質量 LAM

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Kabbala、Cabbala、Qabbalahの綴りの違いは、前回ゲスト講師の中村氏から教わったばかりだったのですが、私の記憶違いで当日のレジュメでは全部入れ替わって書いてしまってました(恥)。
それと、この日は講座始まって以来初めて、時間配分に失敗してしまいました。
タットワカードを作成するところからやるつもりだったので、その分多目に時間を取っていて、お陰で講義の方が大分駆け足になってしまったのです。
慣れない方にとっては、かなり分かり辛かったかも知れません・・・。
結局、タットワカードの作成が予想外にさくさく進んだので、かなり時間に余裕ができてしまいました。

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受講者のCGアーティスト、ブンサダカ氏が、講座中の写真を作品化して下さいました!

瞑想時間は15分程取りました。
タットワ瞑想の手順についてはここでは省きますが、視覚化ということを行います。
慣れている方もそこそこいらした為か、ヴィジョンを観たという方も何人か。
「瞑想中に見たものを他言しないように」という、魔術書の記載をそのまま皆さんにお伝えしたので、瞑想内容についてそこでシェアはしなかったのですが、長南さんが「禁止事項に囚われない方が良い」とお話されたように、内容を話し合うことに意義があるかも知れない、と思いました。
今後は、オリジナルの瞑想法も提案していきたいと思っております。

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次回2/21(金)のオカルティズム講座は、市川妙英さんをゲストにお迎えしての「宇宙の法則 引き寄せと奇跡の秘術」。
気功師でもある市川さんは、打ち合わせの時少し施術して下さったのですが、私の肩に当てた指に少し力を入れただけで、ものすごい熱を感じてびっくりしました。
只者ではないです。是非とも実際に体験してみて下さい!

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31

21:02
Fri
2020

No.0292

新年の鎌倉

日々の流れの速さに幻惑されているうち、1月も終わり。
書き留めておきたいことは沢山あったのに、到底追いつけずにおります。
とりあえず年明けは毎年恒例の、実家への挨拶に行きました。

元旦は大抵遅く起きて「桃太郎電鉄」をやりながらダラダラ過ごすので、鎌倉に行くのは2日。
妹一家と弟が一緒になることが多いのですが、今年はそれもなくて残念。
バスの本数があまりなかったので、裏駅から歩いていくことにしました。
父が手入れをしている峯山のある、北条家常盤亭跡地は、私が大好きだった場所。
奥の方の林に「時間の森」と名付けて、セルフポートレートの撮影をしたりしていました。
でも、この季節は枯れ草ばかりで、あまり趣がありません。

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この道沿いで一際目を引くのは、まるでダリがデザインしたかのような、前衛的な白い建造物。
出来た当初はイタリアン・レストランでした。
その後オーナーを変えつつ営業していた筈ですが、今はどうやら廃墟のようです。
あまり人の通らない場所にあるので、仕方ないことかもしれませんが、非常に勿体無い。

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30分程歩いて、鎌倉山の麓にある、実家に到着。

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挨拶をしながら玄関に入ると父が出てきて「お母さん腰が痛いって寝ちゃったよ」と言います。
両親ともかなり高齢ですので、あちこち具合悪くなっているようです。
顔を見にいくと「ごめんね、お料理出してるから食べて」と。
父が注いでくれた大吟醸を形式だけ口にし、御節料理を頂きました。

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小松さんと「初詣がてら打ち合わせしましょう」となんともざっくりした約束をしていたので、姪たちへのお年玉を託して、早々にお暇しました。
実家の近くにあるアンティークショップ、ジョグラールさんがものすごくカッコいいので、ちゃっかり扉の前で写真を撮らせて頂く。

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小松さんと駅ビルのカフェで落ち合い、鶴岡八幡宮へ。
八幡宮の境内には時々行くけど、本殿まで行くのなんていつぶりかしら。
小町通りは混んでいそうなので、若宮大路を行くことにします。

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途中までは割とすんなり進みましたが、本殿が近くなるとやはり通行規制が掛かり、進みが遅くなります。
名物の鶴岡八幡宮警備員の真っ赤なコート姿を隠し撮りしたりしつつ、ゆっくり進んでいきました。

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大分陽も傾いて来た頃、本殿前に到着。
カトリックの私は本当は御詣りしてはいけないのですが、最近はあまり堅苦しく考えないようにしています。
私が神仏にお祈りすることといったら、世界平和だったり、なるべく沢山の人々の幸せだったり、人類の生命体としての進化だったり、何かとスケールが大きいので、多分どこで祈っても大丈夫。

御詣りも終わって、販売所で破魔矢だのお守りだのおみくじだのを「何か買う?」と言い合いつつ、物色。
小松さんによれば、鶴岡八幡宮のおみくじは凶が出やすいのだそう。
そんなのあるのかな、と思いましたが「有名ですよ」と小松さん。おみくじの中身は、神社側で操作可能なんだそうです。
どうせ操作するなら、人気が出て買う人が増えるように大吉とかを多めにしそうなものですが、凶が多いのには何か理由があるんでしょうか・・・。

八幡宮を出る頃には、辺りはもう真っ暗。
ご飯を食べながら打ち合わせしよう!と、ミルクホールへと向かいます。
途中洋菓子店の「紅谷」に売っている「鎌倉の鐘」というバタークリームのお菓子が欲しくなり、引き返して入ってみましたが、残念ながら売り切れ。
紅谷のラインナップは他にも「あじさい」というラスクや、「クルミッ子」というエンガディナー風のお菓子など、どれもお勧めしたいものばかり。
クルミッ子の箱入りが辛うじて残っていたので、自家用に購入しました。

ミルクホールは数年前に改装して建物は新しくなったはずですが、中の雰囲気は依然と変わらず、アンティークで落ち着きます。
意外にも、小松さんは初来店とのこと。
去年の夏に来た時に「オペラライス」というホワイトソースのライスを頼んだのですが、今回はビーフストロガノフと、ゴルゴンゾーラのニョッキにしました。
小松さんは名物らしきハヤシライスを注文。

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運ばれて来たビーフストロガノフ、どうも見た目が私の知っているビーフストロガノフと違います。
肉の細切れが入ったオレンジ色っぽいソースが乗った、カレーのような見た目。
トマトクリーム風味という私好みで美味しかったので、まあこれはこれで良しとしましょう。
小松さんとは、今年から本格的に着手する、生地類や古着などのECショップの運営のお話を。
私も毎年のように、アルバイトを減らす減らすと言いながら実現できずにいましたが、とうとう今年からは願いが叶いそうです。
皆様にも、今年が良い年になりますよう、改めてお祈り申し上げます。

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大正ロマンっぽい衣装の小松さんと私。ミルクホールの雰囲気にはまってます。

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23:49
Thu
2020

No.0291

盤魔殿Musica Rosarium&年越し

もう1月も終わり、ってほんとに早いですね。
大晦日からお正月にかけての振り返りです。

2019年の最後は、宇田川岳夫氏主催「盤魔殿」と《哲学者の薔薇園》とのコラボイベント、『盤魔殿Musica Rosarium』で締め括りました。

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考えてみたら大晦日にイベントを開催するどころか、カウントダウンイベントに行くこともほぼなく、ここ数年は家で年越し蕎麦を食べてから古代楼へ、という流れでしたので、今年は非常に珍しい年末になりました。
大掃除もほぼ諦め。まあ、いつも年明けてからも掃除していることが多いので、例年通りとも言えますが。
荷物を詰め込み、喫茶茶会記へ向かう。
いつもの《哲学者の薔薇園》の営業とは違ってカウンターに店主の福地さんがいらして下さるので、酒瓶など持たずに済むのがとても助かります。
何しろ丸の内線への乗り換え時、エレベーターがないのでカートを抱えて階段を降りねばならず、いつも大変な思いをしているのです。
でも周りの方々が老若男女国籍問わず、寄ってたかって助けて下さるので、私もお返しせねば、と困っている人を見たら助け舟を出すことにしています。

ともあれ茶会記に着いたら、既に宇田川さんはセッティングをほぼ終えていました。
衣装は陰陽をイメージし私が白、黒い瞳ちゃんが黒と決めていて、ワンピースに白い襦袢、上から白いレースの上着と考えていたのですが、何と上着を家に置いてきてしまったことに気付く。
あったのを見たのに、何故持ってくるのを忘れたのか。
悔しがりつつも、儀式用に11月の盤魔殿コラボイベント後、茶会記の外に置いていた木の枝を運び込み、結界を作る為に布を沢山取り付けた縄を出そうとしたら、あれ、無い・・・。
バッグから出したのかな、と探し回りますが、見当たりません。まさか、縄まで置いてきてしまったのか。
今までここまでの忘れ物をしたことはなかったので、さすがにショックでした。
瞳ちゃんがマルチカラーのスカーフを持っていたので、それを使うことにして、事なきを得ました。

この日は大晦日ということで、悠雅シェフが蕎麦焼酎を蕎麦湯で割ったカクテルを考えてくれました。
でも彼が「今日あまりやることないし行かない」と言うので、福地さんの奥様にレシピをお伝えし、作って頂くことに。

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DJタイムの選曲、今回は踊れる曲を入れるぞ、と思ってセレクトしたのだけど、掛けてみるとやっぱり踊れるというには程遠かったです。
OPUS AVANTRAの「LOAD CROMWELL」が瞳ちゃんと被りました。
DJ自体は、11月に引き続きほぼノーミスでプレイ終了。
一番簡単な繋ぎしかやってないですけどね。

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この日の目玉は「いろ」ライブ。
いろはご自宅や限られた野外フェスなどでしかライブを行わないそうで、とても貴重な機会となりました。
織茂敏男さんと奥様のしづ子さんのユニットだったのですが、9月にしづ子さんが逝去され、今回はご子息とお二人でパフォーマンスされるとのこと。

実は私は、大晦日でしかも年越しではなく23時に終了するイベントなんて、きっとお客様は来ないだろうな、と思っていたのです。
ところが蓋を開けてみると、いろのライブというレアな演目のお陰もあったのか、予想外に沢山のお客様がいらして下さいました。
織茂敏男さんのウッドベースで始まるいろの演奏は、段々と熱を帯びていきます。

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ご子息が尺八で加わると、敏男さんはピアノへ。

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ところが、何故か敏夫さんが流血しています。
どうやら鼻血を出されたようで、慌ててティッシュを差し出す周りの人々。
サックス奏者の方の飛び入り演奏もありました。

MONT★SUCHTは、11月に引き続き願望成就の儀式を行いました。
前段階として瞑想を、皆で「OM」の発声をしながら行いました。
その後、来年の抱負を紙に書いて頂き、枝に結び付けて、神職の資格を持つまっつんによる祝詞の奏上。
最後に、太陽と月のシンボルを持った私と瞳ちゃんの作る門を通る「茅の輪くぐり」を行って頂き、儀式は終了。

宇田川さんと織茂さんのトークでは、私も司会ということで呼ばれましたが、ほぼ聞き役に徹しました。
いろのドキュメンタリー映像を外国人の映画監督が撮影されたそうなのですが、監督が納得できる上映場所がなかなかないのだそうです。
何としても上映が実現して欲しいものです。
初期はパンクバンドだったそうで、当時の貴重な映像も見られました。

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茶会記のイベントが終了した後、悠雅くんと合流して古代楼に行こう、ということになり、新宿で待ち合わせることに。
お腹が空いたので待っている間どこかで食事しよう、とお店を探したのですが、意外とファミレスなどがやっていません。
新宿駅前で絵を描いていたたかしくんのところに顔を出し、ビールなど差し入れ。

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そして思い出横丁にある「思ひ出酒場 えんなすび」というお店で飲む事に。

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そこからまっつんの奥様と、悠雅くんが合流し、まっつん夫妻と別れてからたかしくんが合流し、もう年も明けてしまったので、古代楼に行くことは諦めました。
瞳ちゃんの家の近くにある菅原神社に御詣りし、それから瞳ちゃんのお家で家飲み、という流れになりました。

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いつもとは違う、新鮮な年明けになりました。

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