Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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17

23:50
Thu
2019

No.0272

ハロウィンイベント@ゴシックバー プラシーボ

10/30(水)、急遽野毛のゴシックと魔法のカフェバー プラシーボさんで、ハロウィンイベントを開催することになりました。

日付:10月30日(水)
場所:ゴシックバー・プラシーボ
    神奈川県横浜市野毛町1-5 港興産ビル1号館 2F
    045-242-1322

私は19:30位から在店します。
お人形も2体くらい展示します。
また、特殊メイク道具を持って行きます。
お人形と一緒に写真を撮りたい方、ハロウィンメイクをされたい方、是非いらして下さいませ!

仮装またはドールといらっしゃった方には瓏砂ドールポストカードを先着でプレゼント!

プラシーボ_191017_0001

8/21(水)の《真夏のホラーナイト!》でのお写真。
蘭郁二郎「穴」を朗読しました。

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12

22:37
Sat
2019

No.0271

工場夜景探検クルーズ

こちらも書こうと思っているうち、大分日が経ってしまった、サンタ・バルカ号の工場夜景探検クルーズ。
友人の西川祥子さんから、船を貸し切るので是非!とお誘いがあり、最初は仕事後だと間に合わないから、とお断りしていたのですが、「出発時間を遅くしました」と言われ、思い切って参加を決めました。
あまり気が進まなかったのには理由があって、私はとにかく乗り物に酔いやすいのです。
子供の頃は車やバスに乗る度に吐いてました。
大人になってからはそこまでは酷くないものの、酔い止め薬は必ず持参します。
遊園地の乗り物なども、すぐぐったりしてしまうので極力乗りません。
船には数える程しか乗ったことがありませんが、やはり良い思い出はあまりありません。
一度屋形船での宴会に参加したことがあるのですが、気持ち悪くなってしまって、折角のご馳走も全く手をつけられませんでした。
工場夜景はとても興味があるけれど、きっと酔ってしまって楽しめないだろう、思っていたのです。

9/2のクルーズ当日。
船が出発する、大桟橋埠頭ビルに集合しました。
集合時間になっても全員が集まらず、実際に出発したのは予定時刻の20分程過ぎだったでしょうか。
人数は20名弱。ダンサーさんなど、派手な身なりの方が多かったのもその筈、工場夜景を背に写真を撮るという趣向もあったようです。
写真家の吉成さんや、頭脳警察のPANTAさんなど見知った顔もありました。
私は船に乗り込んだのは良いものの、早速気持ち悪くなって、出発まで一旦降りていました。
遅れてきた方も乗り込み、いよいよ90分のクルーズに出発です。



みなとみらい地区の夜景は流石に素晴らしく、ぐったりしつつもテンションが上がりました。

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一際堂々と聳え立つ、ランドマークタワー

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アニヴェルセル みなとみらい横浜

私と、もう一人位の他は船酔いしない質らしく、皆大はしゃぎ。
(船酔いする人はそもそも参加しようと思わないのかも知れませんが)

サンタ・バルカ号は、船長自らガイドもして下さいます。それもかなりの名調子です。
速度が出てくると揺れが無くなるらしく、酔いが治まってきました。
大型タンカーや定期的に炎を吹き上げる工場の煙突など、初めて見る光景に目を見張りました。
かなりのスピードで走っているので、写真を撮ることは諦めました。
やがて、小山のように聳え立つプラントの近くで船は減速。

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東亜石油の京浜製油所水江工場だそうです。
船長が「川崎のモンサンミッシェル」と紹介していましたが、私はどちらかというとベックリンの「死の島」を想起しました。

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ここぞという撮影スポットでは船は停船してくれて、ライフジャケットを着れば船首に出ることもできます。

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川崎天然ガス発電所

至れり尽くせりではないですか!
すると船長が「ではここから、スピードを上げます!良かったら船首に出て下さい」と。
私も、この頃はすっかり気分が良くなっていたので、船首に出てみました。
船は最大級にスピードを上げ、皆キャーキャー騒ぎながら手摺にしっかり捕まって、遊園地のアトラクションのように楽しみました。
やがて再びみなとみらいが近づき、90分のクルージングは終わりを告げました。

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赤レンガ倉庫。

ちなみにこの日はカメラを持っていったのですが、暗いのでスマホの方が綺麗に撮れるかな、と思い、結局使いませんでした。
これだけの景色を見せられると、良いカメラが欲しくなりますね。

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下船前に、船長を交えて記念写真。

お誘い下さった祥子さん、有難うございました!

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08

23:55
Tue
2019

No.0270

Gallery 幻「知人の██氏に招かれてあなたはここへ来た」レポート

8月25日(日)~9月8日(日)まで開催されたGallery 幻「知人の██氏に招かれてあなたはここへ来た」。
もう一ヶ月経ちますが、素晴らしい展示だったので今更ながら写真で振り返ってみたいと思います。

搬入日の8/23には、作品だけ置いていってディスプレイはお任せだったので、私が会場の様子を実際に目にしたのは9/6のこと。
ちなみに搬入日に突然、出展者のhirocoさんのお誕生祝いのシアエガケーキが登場し、ちゃっかりお相伴に預かってしまったのでした。
Gallery 幻店長、艶子さんお手製かしら。素敵。

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9/6の仕事後に伺ったところ、入口からもう怪しくてわくわく。

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トルソーに「ネムリグサのお茶」を勧められます。
今回の展示はストーリー仕立てで、壁にテキストが貼ってあり、読みながら進むスタイル。
ギャラリーは「失踪した研究家の部屋」に仕立てられています。

右端、今回のメインヴィジュアルであるhirocoさんによる、背中にシアエガを背負った少女の写真作品。
寺坂マヨさんがこの作品を元に作ったストーリーの冊子も販売されていたので、一冊購入。

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お友達の人形作家、ドールハウスnoahさんがちょうどいらしてました。
皆さん特製メニューの、「いんすます村名物 冷やし出汁茶漬け ザリガニトッピング」「コズミック・ホラー オレンジフロート」など頼んでましたが、もう品切れになってしまったそうで、辛うじて残っていた「宇宙からの色 わらびもちプレート」を注文。
どのメニューも「作品」と言いたくなる完成度の高さで、特に色彩の美しさといったら!

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ストーリー原案・演出のar=maさんによる、魅惑のディスプレイ。

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人形作家でもある、今村建朗さんの絵は、この展示の為に描かれたもの。

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ホラーゲーム『SIREN』の屍人・闇人のデザインを手掛けた、髙橋美貴さんの作品。

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棘女さん(上)、sgさん(下)の作品。

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棚にも様々なディスプレイが。

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由良瓏砂の作品。
クトゥルフ神話風標本Ⅰ(右)、Ⅱ(左)。

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旧作だけでは何なので、ミ=ゴの模型標本を作っていたのですが、搬入日に間に合わず、8/30より展示。

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エコールドシモンに通う、今村建朗さんの触手少女。

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ar=maさんによる「無貌の面」、下は棘女さんの作品。

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「無貌の面」は、鏡にライトを当てると、ニャルラトテップの姿が浮かび上がる・・・。

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カウンターに並ぶ「神話印章の革断片」作品もar=maさん作。

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会場写真は6日に撮ったものと8日に撮ったものが混在しております。

最終日8日はレセプションパーティで、私は豚蛇さん作の巻物「妖神乱舞」を朗読したい!と主張したところ許可して頂いたので、楽しみにしていたのですが、何とこの日は台風直撃。
クトゥルフ神話展の幕切れに相応しい天候となりました。
当然のことながら、予想した程のお客の入りはありませんでしたが、有難いことに薔薇園の常連さんたちは、悪天候にもかかわらず駆けつけて下さいました。
シアエガをはじめ、展示作品のモチーフとなっている10柱の邪神の詩を朗読。

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この日はなんとar=maさんのお誕生祝いの、エルダーサインケーキが登場!
またしてもお相伴に預かってしまいました。

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今回の展示に参加できて、本当に楽しかったです。
いらして下さった皆様、出展者の皆様、ギャラリー 幻の小林様、本当に有難うございました!

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展示情報

会期:8月25日(日)~9月8日(日)
    休廊日 28(水)、29(木)、2(月)、3(火)、7(土)
時間:15:00~20:00
料金:無料

出展 ar=ma / 今村建朗 / sg / 棘女 / 小林義和 / 髙橋美貴 / 寺坂マヨ / hiroco / 由良瓏砂

ストーリー原案・演出 ar=ma
企画協力 寺坂マヨ / hiroco
主催・企画・会場 Gallery 幻 

レセプションパーティー

9月8日(日) 18時~20時
•参加費:1,000円(1ドリンク付) / 予約不要 / おつまみ差入歓迎

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09

30

23:50
Mon
2019

No.0269

《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座第五回「錬金術―精神の変容―」レポート

9月20日(金)は第五回目を迎えたオカルティズム講座。メイン講師は私で、テーマは「錬金術」でした。
錬金術は、オカルティズムの中でも特に私の思い入れが深いテーマで、今までも何度もパフォーマンスのモチーフなどに用いています。

まず、特製ドリンクのローズミルクティをお出しします。
ニコラ・フラメルの 『象形寓意図の書』に描かれた、薔薇園の中央の洞のある樫の木から流れ出る白い水、をイメージして作りました。
ローズシロップで甘味をつけ、アイスで提供。

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自己紹介を兼ね、私の主催している演劇ユニットMONT★SUCHTで上演した演目を紹介。
MONT★SUCHTの錬金術をモチーフにした演目には、以下のようなものがあります。

 第2回公演『De Profundis』 ジル・ド・レーとジャンヌ・ダルク、フランソワ・プレラーティの物語
 第11回公演『沈黙の書~太陽と月の結婚』 ガブリティウスとベイアの聖婚
 第14回公演『沈黙の書~ペサハ、十の厄災』 旧約聖書を題材にした推理もの
 第16回公演 『夢見者たちの領域 2.1/2.2』 カフェイベント「RosengartenⅠ」での、アパレルブランド、massaging capsuleとのコラボのパフォーマンスファッションショー。


『沈黙の書~太陽と月の結婚』。井の頭公園で開催された、虚飾集団廻天百眼主催イベント『黒色サロス』にて上演。 

渋谷ルデコで開催したイベント「Rosengarten」が、その後営業することになるアートサロンカフェ《哲学者の薔薇園》の前身となっています。
「哲学者の薔薇園」は、ユングが『転移の心理学』で紹介している、錬金術の書物より命名しました。

私が描いた「哲学者の薔薇園」と、「大いなる作業」の板絵も披露。

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さて、ここからが本題です。
まずは、錬金術の定義です。

錬金術とは、狭義では化学的な手法で卑金属を金などの貴金属に精錬しようとする試み。
広義では、様々な物質や、人間の肉体、精神、魂を完全な存在=神に近づけようとする試み。
アラビア語の「エル・キミア」(el-kimia)接頭語el+キミアの語根はギリシャ語の溶解を意味する「キマ」もしくは黒い土地を意味する「ケム」(エジプトを指す)
錬金術の過程は「マグヌム・オプス(大いなる作業)」と呼ばれ、象徴的な図版などで記される。
磁器、蒸留技術、火薬、硝酸、硫酸、塩酸、王水の発明は錬金術の実験の中で生まれた。現代の化学の礎となる。

続けて、錬金術の歴史。
著名な錬金術師や錬金術書を、スライドでご紹介しました。

そして、錬金術の過程をざっくりと説明。
 「マグヌム・オプス(大いなる作業)」には湿潤法と乾式法があり、湿潤法は材料を「哲学者の卵」と呼ばれるフラスコに入れて密閉し、「アタノール」という炉で加熱した。
黒化(ニグレド)、 白化(アルベド)、翠化(ウィリディタス)、黄化(キトリニタス)、 赤化(ルベド)の五段階を経て賢者の石(エリクサー、Azoth)を精製する。

ラムスプリングの錬金術書『賢者の石について』の抜粋を朗読。

最後に、これがメインになる予定でしたが、『転移の心理学』を参照しつつ、受講者の皆様と、『哲学者の薔薇園』の図版を順番に読み解いていく。

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以上が、当初予定していた当日の流れでした。
ところが、当日になってトラブルが。
相方が作ってくれたスライドが、プロジェクターから流れないのです。

開始時間になったので、スライド無しで板書で始めましたが、長南さんの的確なサポートで、どうにか投影できました。

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そんなこともあった為か、予定時間より大分押してしまい、『哲学者の薔薇園』の図版解読に30分くらいを裂く予定が、10分くらいしか時間が無くなってしまいました。
でも、大多数が図像学にあまり馴染みが無いせいか、解読は覚束ない感じだったので、ちょうど良かったかも・・・。

受講者の方からの、参考文献の一覧が欲しい、とのリクエストで、後日改めて錬金術関連の文献をまとめてみたのですが、切りが無いので適当なところで一区切りつけました。

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準備がとても大変でしたが楽しかったので、機会があったらまたやりたいです。

次回10/18(金)のテーマは「西洋占星術」。
いつもアシスタントを勤めて下さっている長南さんが、メイン講師となります。
恐らく実践もあるかと思います。
どうぞお気軽に、ご参加下さいませ。

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09

24

23:52
Tue
2019

No.0268

波打際演奏会

ピアニストでシンガーソングライターの永井幽蘭ちゃんが、創作ユニット「ガラスの小鳥社」さんと一緒に作ったCD「波打際」。
発売記念コンサートが去年予定されていたのですが、幽蘭ちゃんの心臓の不具合が見つかり、手術することになって、演奏会は延期になり、イベント自体は、小鳥社さんのトークショーという形で行われました。
4月の幽蘭ちゃんの手術後、術後の経過も良好とのことで、5月に《哲学者の薔薇園》での波打際演奏会リベンジを打診して頂きました。
願ってもないお申し出だったので、もちろん二つ返事でOKし、祝日と重なる9月16日に開催することになりました。

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実現に向けて着実に準備を進めていく中で、CDのジャケットにも使われた小鳥社 鳥居椿ちゃんのイラストを再現したいね、という話が出て、私が人形を作りましょうか?と言っていたのですが、全くそんな時間が取れないまま、気づくと演奏会も間近に迫っていました。
詳細が決定し、DMを作成し告知を開始したのが8月半ば。
茶会記の定員が40名程なので、満席になることは当初から危ぶまれていました。
予約開始から僅か2週間程で満席となり、予定通り、予約を締め切り。
さて、こうなると不安なのは当日のオペレーションです。
何しろ私と相方の悠雅シェフの2名で対応しなければなりません。
メニューを絞って対応することは考えていましたが、やはり演奏会直前が混み合いそうなので、フードメニューは落ち着いている時のみお出しすることにしました。

小鳥社さんと幽蘭ちゃんに、オリジナルドリンクのリクエストを頂いていたので、それも考えないといけません。
昨年のイベントでは、曲のタイトルから命名した、海のように蒼いカクテルの「ローレライ」と、ターコイズブルーとレモンイエローのグラデーションが美しいドリンク「月の雫 星の涙」を出したとのこと。
あえて青系を避けてみようと思い、まずはネーミングを考えます。
アルコールのカクテルは「人魚姫」から「人魚姫の涙」、ノンアルコールドリンクは「うたかた」から「泡沫の夢」と、名前も少し捻ってみました。
悠雅シェフのアイデアで、「人魚姫の涙」は、ジンとコアントロー、レモンジュースを中心にしたカクテルに、パール粉末を入れることに。

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「泡沫の夢」は、以前に出していた「睡蓮」というマロウとグレープフルーツジュースをアレンジ。パープルとイエローのグラデーションのソフトドリンクになりました。

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フードメニューは、お客様からリクエストのあったチリコンカンです。

椿ちゃんの絵を再現する為の木箱を皆で探していたのですが、なかなか思うものが手頃な価格で見つからず、椿ちゃんのご主人の拓さんが作って下さることに。
私は木箱の上に腰を掛けて、ゆきめちゃんが作ったボトルメッセージの形をとった詩を朗読するという大役を仰せつかりました。
詩は、演奏する曲の説明にもなっていて、半分はサウンドディレクションの田島健治氏こと]k[さんが朗読したものの録音を流します。
まさか人形ではなく、自分自身が絵の中に入り込むことになるとは!!
そこで、絵の中の少女が着ているようなデザインの、セーラ服を探し始めました。
ロリータブランドのジェーンマープルにあるようなデザインのイメージだったのですが、これまたなかなか見当たりません。

そうしているうち、幽蘭ちゃんから「第二部をやろうと思って新曲を作ったので、曲の合間に朗読をお願いしたい」と打診されました。
相談の結果、以前に「電氣猫フレーメン」でやったことのある『眠レヌ姫の童話』をやることになりました。
電氣猫フレーメンは、幽蘭ちゃんと私、常川博行さん、黒色すみれのさっちゃんなどで活動していた、音楽と朗読のユニットです。
『眠レヌ姫の童話』は、幽蘭ちゃんの曲を演奏する為に、曲を繋ぐ部分を私が物語仕立てにしたもので、もう一つ『トラウマ男爵の童話』というのも作っていましたが、そちらはまだ上演したことがありません。
曲が5曲と、それを繋ぐ朗読、そしてアンコールが1曲という構成です。
殆どの曲には、朗読が入ります。しかし、当日のリハーサルまで、合わせることができません。
また、私も色々と忙しく、自主練の時間もほとんど取れないままで、気ばかり焦る毎日。

本番3日前に、衣装を探しにブランド古着のお店に。
そこで、見つけたのです!色こそ欲しかった白ではなくベージュですが、形がほとんど絵そのままのデザインの、ロリータブランド・セラフィムのワンピース!
セラフィムは小鳥社さんとも縁の深いブランドなので、このワンピースを描いたのかな?と思いながら、即購入。
後で聞いたら、まさに「波打際」に合わせて発売されたワンピースだったのだそう。

小鳥社の日香里ちゃんによる、波打際ホテルの点描画が仕上がったのが、ちょうど一週間ほど前。
そこで、第二部『眠れレヌ姫の物語』は、ホテルで開催される出し物という設定にしました。
幽蘭ちゃんが、導入部分のお手紙を書いてくれて、これも]k[さんが朗読し録音してくれました。
物販用には、ホテルの鍵も。

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そして前日。持って行くものを急いで掻き集めました。
絵の中にあるような瓶に珊瑚を詰め、リボンを結びました。
麦わら帽子にも青いリボンを巻き、部屋に飾っていた鳥籠や、押入れの帽子箱を綺麗にして、背中に背負う羽と共に荷造りしました。
ステンドグラスのランタンは、第一部の冒頭『ことば遊び』で、椿ちゃんと日香里ちゃんが持って出て来る為のもの。
これも、幽蘭ちゃんのアイデアです。

当日は開店時間より1時間早い14時集合で、会場設営とリハーサルを行う予定でしたが、やはりサウンドチェックやスクリーンの設営など時間が掛かり、リハーサルできないまま開店しました。
カフェスペースの壁と棚には、ガラスの小鳥社さんの素敵な絵の展示と物販がディスプレイされ、いつもの茶会記とは一味も二味も違った雰囲気です。

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演奏会の時間以外にも、小鳥社さんの展示と物販を見て頂けることにしたので、お客様が次々にいらっしゃいます。
何とか隙をみて、リハーサルを2部を中心に行いました。
リハーサルではまだ朗読が覚束なかったのですが、一度でもやってみると安心感が違います。
拓さんが作られた木箱も、理想的なサイズ!
ゆきめちゃんは、絵の少女が着けているのとそっくりな、巻貝のヘアコームを作ってきてくれました。

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急いでリハを終わらせ、お客様の受付とオーダーを捌き、皆のスタンバイを確認して、いよいよ開演です。
椿ちゃんの絵が投影されているスクリーンを背景に、木箱に腰を掛けました。
幽蘭ちゃんは、自作の貝の簪を挿し、羽織を着て、乙姫様のような雰囲気。
演奏と唄は、ブランクを感じさせることもなく、流石としかいいようのないものでした。
歌姫の復活を喜ぶお客様の反応もとても温かくて、本当に素晴らしい演奏会でした。

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第一部終了後、オーダーなどに対応し、一通り落ち着いたら、第二部のスタートです。
残ったお客様とひっそりと楽しむ感じでできればいいかな、と思っていたのですが、帰られる方が殆どいらっしゃらなかったのは、嬉しい誤算でした。
茶会記での営業時の衣装を私はモノクロと決めているのですが、眠レヌ姫の童話は元々クリスマスのお話で、赤と白の色彩が印象的なので、ドレスもそれに合わせて赤と白にすることに。
お姫様なので、前に幽蘭ちゃんにお揃いで作ってもらった、ミニ王冠のヘッドドレスを着けました。
第二部では朗読の他に、歌うパートもあったのですが、呼吸はぴったりだったと思います。
懸念事項だった「アルラウネ」という曲の早口の朗読も、何とか噛まずに読むことができました。

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《哲学者の薔薇園》は、私が素敵だと思うものを、いらして下さる皆さんと共有したいという一念で続けている場所なのですが、今回ほど理想的に機能したことはなかったと思います。
幽蘭ちゃんとガラスの小鳥社さん、花森ゆきめちゃん、]k[さんには、こんな素敵な機会を下さったことにお礼のしようもありません。
今回ご来場下さった全ての方と、関わって下さった全ての方に、心からの感謝を捧げます。
これからも、素敵な催しを開催してゆけたらいいな、と思います。

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