Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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09

18

23:52
Wed
2019

No.0267

Toru Nogawa×清水真理 「Alchemy theater― 錬金術の劇場―」

私の長年の友人であり、絵画のモデルを勤めさせて頂いている画家のToru Nogawa氏の二人展が、8月31日(土)~ 9月10日(火)有楽町のスパンアートギャラリーにて開催されました。

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Nogawa氏は毎年スパンアートギャラリーで、個展と二人展を交互に開催していて、今年はやはり私の古くからの友人である清水真理氏との二人展。
今年の展覧会タイトルは、 「Alchemy theater― 錬金術の劇場―」。
ご存知の方も多いと思いますが、スパンアートギャラリーは日本の錬金術研究の第一人者である独文学者、評論家の種村季弘氏のご子息である種村品麻氏が経営しているギャラリーですので、ぴったりのテーマだと思いました。
毎年、会期中にNogawa氏のメインモデルであるNaoko Shibuyaさんがピアノコンサートを開催し、私も朗読でご一緒させて頂いたこともあるのですが、最近はやはりモデルの一人である、DER ZIBETのISSAY氏が歌うことが多いように思います。
今年は9月7日(土) にNaoko Shibuya Salon Concert vol.9 『Le cinema ''ル・シネマ''』が開催されました。
例年通り、私も会場スタッフとして相方と共に伺いました。
いつもスタッフをご一緒するのは、同じくモデルの一人、オルガさん。
設営の前に、一度展示を拝見。
Nogawa氏の私を描いて下さった新作「柔らかな刻」を生で拝見できて感激!!

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昨年、Nogawa氏の開催している絵画教室のモデルをやった時のもので、自作の人形「マナセ」を抱いている姿を描いて下さったのが、何よりも嬉しかったのです。
皮膚や布の質感の滑らかさといい、表現力に益々磨きが掛かっていて、本当に素晴らしかったです。
もちろん、他の作品もそれぞれ素晴らしく、中でも奥の大きなISSAY氏とNaokoさんの絵は、暖色系の布の大胆な配色と人物の黒と赤の衣装が対照的で、インパクトがありました。
この絵の前でお二人が演奏するので、まるで絵から抜け出してきたような印象を与えるのです。
清水真理さんのお人形は、四大元素をイメージしたお人形たちの、衣装や髪の微妙な色彩が美しく、儚げでした。
ヘルマフロディトスなど、錬金術の象徴といえるお人形を作られているのもさすがです。

電子ピアノと椅子を配置し、会場設営が終わってリハーサルがスタート。
Naokoさんのピアノは19世紀フランスの印象で、とにかく優美。うっとりするような旋律です。
一方、ISSAYさんは一見クールながら、その実とても情熱的。声量が凄くて、キャパ50名程のスパンアートギャラリーでは小さすぎるくらい。
なのにご本人は「普段マイク通してるから後ろまで聞こえるか不安」と仰っていたそうで・・・。
ちなみに本番では、電子ピアノの音を圧倒していました。
ISSAY氏は筋肉のつき方がとても美しかったのでつい「何かトレーニングされてるのですか?」と尋ねてみたところ、ライブくらいで何もやっていない、とのお返事でした。
私は仕事後に直接来たのですが、二人展のお祝いでもあるので華やかな格好の方が良いかと、ドレスを持ってきていたので、着替えさせて頂きました。
Nogawa氏の絵には青系の色が多用されているので、ドレスも淡いながら水色のものにしてみました。

やがて開場時間も近くなり、お客様が並び始めました。
予定より、少し遅れてオープン。
私より相方の方が、受付の手順をちゃんと覚えていたという・・・。
立ち見も出てぎゅうぎゅうの状態で、コンサートがスタートしました。
前半はNaokoさんのピアノソロ、夢心地になったところで、ISSAYさん登場。
端正ながら情熱を秘めた美声を聞かせて下さいました。
終了後のレセプションパーティでは、顔見知りの方々とお話。
ISSAYさんのお客様は皆様優しくてフレンドリーで、私まで差し入れを頂いてしまったり、写真を撮って頂いたり、話し掛けて頂いて嬉しかったです。
一度に沢山の方とお会いする為、なかなか覚え切れなかったりで申し訳ないです。

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スパンアートギャラリーは建物の老朽化の為、現在の場所での営業は今年限りになるようです。
来年の展示とコンサートはどんな場所で開催されることになるのか、今から楽しみです。

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08

19

04:57
Mon
2019

No.0262

真夏のホラーナイト!

8月末に急遽参加することになったイベントが2つ程ありますので、日程も間近ですが、告知させて頂きます。
まず一つ目は、野毛のゴシックバープラシーボで開催の、《真夏のホラーナイト!》。

プラシーボのマスター、だいすけさんとの出会いは、数年前に遡ります。
中華街のギャラリーソコソコでのグループ展に参加した際に、お客で来られていたのです。
しかし、お店には伺う機会のないまま、数年が過ぎました。
友人がプラシーボにたまにお手伝いに行っていると聞き、それなら遊びに行きたいな、と思ったのが去年くらい。
今年になって、横浜に用事があって行った時に初めてプラシーボに立ち寄り、妖し気な雰囲気と細部に到る拘りが、すっかり気に入ってしまいました。
棚に並んだハーブの充実度が、並大抵ではありません。
オリジナルカクテルはタロットカードや12星座、ギリシャ神話の神々をモチーフにしていて、いずれも気になるものばかり。
シーシャのフレーバーも色々あり、楽しめます。
だいすけさんとスタッフたぬきさんは、《哲学者の薔薇園》にもいらして下さいました。
先月、とある撮影でお店を使わせて頂いたのですが、その時「ホラーナイトで朗読か何かやりませんか?」とお声掛け頂きました。

朗読作品ですが、アンブローズ・ビアスの作品か、蘭郁二郎の作品かで迷っております。
もしかしたら両方読むかもしれません。
入場料等はかかりませんので、お近くの方、お気軽に遊びにいらして下さいませ!

**********
《真夏のホラーナイト!》

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日付:8月19日(月)~24(土)
場所:ゴシックバー・プラシーボ
    神奈川県横浜市野毛町1-5 港興産ビル1号館 2F
    045-242-1322
参加アーティスト:櫻井園子、太田翔、NeQro、由良瓏砂、王冠作家YUMIKO

8/21(水)19:30位から、ホラーストーリーを朗読します。
由良瓏砂デザイン・制作のatelier Asphodelのアクセサリの販売もございます。

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07

27

01:41
Sat
2019

No.0258

インダストリアル・ダイエット

先週の日曜、同じ事務所の神部ゆみちゃん、モントザハト・INIBURAメンバーの黒い瞳ちゃんと鎌倉へ遊びに行ってきました。
最初は海水浴のつもりだったのですが、いつまでも梅雨が明けないので今回は諦めて、足だけ入るに留めておきました。
その時に水着を着れる体型になっていない、というような話になりました。
私もここ数ヶ月、ずっと変わらなかった体重が1~2kg増えて戻らなくなっていたのですが、瞳ちゃんはキープしていた体重から4kg増えてしまったとのこと。
誰かと一緒にやった方がダイエットの成果出そうだよね、ということで、瞳ちゃんとダイエット部を発足させました。

まずは名前を決めようと、しばし思案。
瞳ちゃんがインダストリアルバンドをやっているのもあり、「インダストリアル・ダイエット」は?と思い付きました。
名前が先にありきでしたが、エクササイズの時の音楽はインダストリアル系にしよう!ヨガやストレッチの時はアンビエント系も良いよね!と盛り上がる。
ダイエットしながら好きな音楽を楽しんだり、新たなお気に入りを発見できるなんて、最高ではないですか。

やっているのは、毎回の食事とトレーニング内容の申告。
これ、かなり抑止力あります。
自分一人だとついつい「まあいいや」と食べてしまったり、さぼってしまったりすることも、報告しなきゃとなると我慢がきくのです。
それと、書き出していると自分がどれだけ食べてしまっているかに自覚的になれます。
私の場合、甘いもの食べ過ぎです。アイスとかケーキとか・・・多い時は朝昼晩食べてます。
瞳ちゃんはビール飲み過ぎ。最近はハイボールやワインに変えている模様。

そして、週一くらいで集まって、トレーニングをすることに。
今夜が第一回目の開催日でした。
稽古場を借りてエクササイズ、その後ランニングをしよう、と計画を練りました。
さて何をかけようかな、とわくわくしながらCDを選びます。
Laibachなど3枚ほどセレクト。
ランニングするなら荷物が邪魔かも、と、一度家に帰ることにして、CDとランニングシューズは家に置いてきました。
ところが瞳ちゃんから「靴買うの忘れた」と連絡が。今日は走るのはいいか、ということになりました。

19時に稽古場に到着し、瞳ちゃんが持ってきたF.M. Einheit「Sensation Death」のCDを流しながら、。まずはヨガから。
トレーニング内容は瞳ちゃんにお任せです。
モントザハトの稽古の時はストレッチが中心でしたが、もう少しハード目にということで、幾つかの筋トレメニューを。
でも意外と時間が余ったので、最後は私がダンスレッスンで稽古していたダンスの動画を見て、踊ったりしていました。
達成できる目標があった方がいいね、となって、何かの課題曲を決めて、それに振りをつけるというのをやってみようということになりました。

「インダストリアル・ダイエット」メンバーもゆるく募集しております。
参加条件は「痩せたい」「個人情報を守れる」「ポジティブ・シンキング」の3つだけ。
興味がある方、是非ご参加下さいね。



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05

01

02:16
Wed
2019

No.0239

モーニングセミナー講話

先日告知させて頂いた、武蔵野市倫理法人会での講話、当日無事終わらせることができました。
伝堂弓月さんが描いて下さったイラストのお陰か、Facebookの公演のページは、過去最高のリーチを記録したとのことです。
そして当日の参加者は30名。これも、過去最高とのお話でしたが、過去といっても30年以上の歴史がある筈なので、現会長の市川純子さんが会長になってから、とかFacebookページが立ち上がってから、くらいのことかも知れません。
しかも、早朝でもあるし非会員の方の参加は難しいだろうなと思っていたのに、在京中の知人が参加して下さいました。



講話のテーマである「気付き」と「思い付き」は、私が入会した1月に倫理指導というものを受けて、その指導内容に出てきた言葉となります。
倫理指導は会員のみが受けられる特典のようなもので、資格を持ったアドバイザーの方が無償で仕事や家庭、対人関係など、どんな内容についても相談を受けて下さるというもの。
アドバイスは、アドバイザーが話を聞いていて、インスピレーションで浮かんできた内容を話して下さるようで、私が受けた時のアドバイスの内容の中で「気付き」を大切にしなさいということと、「思い付き」で行動してはいけませんということがあり、その二つはどう違うのかな、と考えました。
そして出た答えが、「思い付き」は外からきたものであるのに対し、「気付き」は自分の中にあったものを再発見することではないかということ。
ただそうすると、自分の中に元々無いものは、いつまで経っても手に入れられないものになってしまう。
そこで一歩進めて、「思い付き」によって外部から蒔かれた種が、自分の心の中で一旦埋められ、熟成され、ある日刺激によって「気付き」として芽を出す、というように考えてみました。
聖書にある「一粒の種が地に落ちて死ねば、多くの実を結ぶ」という一節に、少しだけ似ているかも知れません。
倫理法人会の手引書といえる「万人幸福の栞」の最後のページには、この聖書の言葉が引用されています。
ちなみに倫理法人会の創始者の丸山敏雄氏は、宗教家を志すものの「宗教では人は救えない」と考えて倫理を説き始めたのだそうですが、「万人幸福の栞」には世界各国の宗教家や聖典、偉人の言葉などからの引用が行われていて、超宗教的なところはフリーメーソンリーの活動に通じるものがあると思います。

倫理指導を受けての結果が最終的なテーマとなるものの、モーニングセミナーの講話には大抵、講話者がどんな艱難辛苦を乗り越えてきたかという体験談が語られるので、自己紹介にあたる部分が中心になります。
そこで、35分の時間配分を導入5分、自己紹介20分、倫理指導からの結論部分を10分としました。
講話を時間内でうまく納めることができるかどうかが一番の心配でしたが、なんと時間ぴったりで終話できました。
後は、話の内容がうまく皆さんの心に届いたか、というところですが、講話後のシェア会と呼ばれる朝食会で感想を伺ったところ、大体のところは伝わっていたようで、一安心。
嬉しいことに他の会からも、人形作家としての講演のお話を頂きました。
武蔵野市倫理法人会の皆様、貴重な機会を設けて頂き、有難うございました。

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04

25

22:49
Thu
2019

No.0238

鈴乃コラボ撮影@野川公園

4月半ばの週末、カメラマンでモデルの友人、鈴乃ちゃんと、撮影に行って来ました。
彼女の写真は、時にメタリックと言えるくらいの硬質さのある独特の質感と色調を持っていて、私はとても好きなのです。
もちろん、雰囲気だけではない、しっかりした技術に裏打ちされています。
最初は竹藪での撮影と聞いていたので、壷装束のような衣装で、回りには霊札を散りばめて、などと考えていたところ、ロケ場所が小金井公園もしくは野川公園に変更に。
野川公園は実は以前出演した演劇で、出演者の様々な死に様をイメージ写真として特典でプレゼントすることになり、私は水死ということで水に浮かんだ写真を撮影した場所なのです。
ちなみに他のメンバーは血を抜かれて失血死、生き埋め、路上の柵に手錠で繋がれて、などの死に様を晒していました。
その話をしていたら、和装のオフィーリアいいね!ということになり、うちにあるボロボロの着物を衣装として使うことに。
周りに散らす花はスプリング・エフェメラルが良いけど、花を採るのはまずいだろうから桜の花びらで、などとLINEで打ち合わせるのも楽しかったです。
鈴乃ちゃんは雪柳の中に沈み、飲み込まれるような写真が撮りたい、とのことでした。
私は自然の中に溶け込むような写真が撮りたいと願っているので、松井冬子の幽霊画を眺めてイメージを膨らませていました。

撮影前日はかなり寒さのぶり返した日でしたが、当日はお天気が良く、気温も比較的上昇していたのが幸いでした。
とにかく軽装で暖かいもの、と沖縄旅行にも着ていったジェラート・ピケの部屋着を、すとんとしたワンピースの上から着ていきました。
仕事を終え、待ち合わせの武蔵小金井までのどこかでなんとかメイクをしようと考えていたら、鈴乃ちゃんからメイクはやりますとの連絡が。
レトロ喫茶の取材を兼ねて、リサーチしていた喫茶店「フロンティア」へ。
やがて到着した鈴乃ちゃんにメイクしてもらい、バスで野川公園へ向かいます。
到着した時には日はかなり傾いていました。
公園に入ってすぐ、猫たちのいる桜の木の近くに、良い水場を見つけました。
水の中での撮影は最後にしよう、と、雪柳を探して川沿いをしばし歩きます。
辺りは、イギリスの郊外を思わせる牧歌的な風景。まだ咲いている桜がとても美しい。
人けはそんなに無いものの、犬の散歩やジョギングをしている人がたまに通りかかります。
やがて、川岸に低く枝を垂れている大きな山桜の木を発見!
ここにしよう、と決めて早速衣装に着替えました。
アンティークのスリップに着物を羽織り、黒の兵児帯は締めずに絡ませるだけ、という格好で、桜と絡みます。

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この頃はもう、日は沈んでいて、幽明の境の如く青い光の中での撮影。
鈴乃ちゃん持参のライトの接触が悪く、照明が思うようにいかないのがもどかしいながら、無事撮影を終え、最初の場所に戻ることに。
暗いので多少迷いつつ、最初に見た木のある場所に辿り着き、斜面をゆっくり降りてゆきます。
そして靴を脱ぎ、恐る恐る水の中へ。
底がコンクリートだったのが幸いでした。でなければ、泥で衣装が汚れてしまったかも知れませんし、ズブズブ沈んでしまった恐れもあります。
水の中は思ったより冷たくないというか、むしろじっとしていれば少し温かいくらいにも感じましたが、動くとやはりヒンヤリとします。
そして水を吸った衣装に動きを妨げられるのと、体力を消耗しないようにする為、あまり大きな動きができません。

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鈴乃ちゃんが滑りそうになるのを見てヒヤヒヤしながらも、何とか指示通りにポーズを変え、20分弱くらいで撮り終わったでしょうか。
モデルさんが死んじゃうので水中と雪の中の撮影は30分まで、だそうです。
バスタオルで体を拭いて、すぐに服を着たせいか、寒さによるそこまでのダメージはありませんでした。
けれども水から出てから何となくムカムカして気持ち悪かったのは、やはり体温を奪われたせいだったのでしょうか。

鈴乃ちゃんの作品の一部になれて、本当に嬉しい。
また、コラボできたらいいな。
今回は素敵な機会を有難う。お疲れ様でした!



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