Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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02

14

03:40
Fri
2020

No.0295

長崎紀行・前編 ハウステンボス

今年の相方の誕生日は、満を持しての長崎旅行になりました。
何が「満を持して」かというと、以前から行きたい土地の一つ(他は岡山、青森、北海道など)であるにもかかわらず、遠い為に候補から外れがちだったのです。
でも調べてみたら、格安航空券のお陰でそんなに旅費も掛からずに行けそうなんですよね。
お誕生旅行なので、いつも相方に旅行計画を投げっぱなしの私も、頑張って飛行機とホテルを調べました。
すると、ホテルモントレが安く予約できることを発見!
ホテルモントレは、中学校くらいの時に週刊誌で神戸の写真を見て行きたい、と思って以来、ずっと憧れていたのです。
大阪では建物に入ったことはありますが、泊まるのは初めてです。

一緒にレトロ喫茶ブログライターをやっている九州出身の瑠璃さんにおすすめスポットを聞いてみると、「その期間ならランタンフェスタをやってますよ」と、耳寄りな情報を教えて下さいました。
とても残念なのは、長崎で一番に行きたかった軍艦島が、台風の影響で現在見学できないということ。
私が力尽きたので、旅行計画は結局ほぼ相方任せに。
切支丹関係の施設も行ってみたかったのですが、五島などは大分距離も離れているので、長崎市周辺中心に回ることになりました。
2泊の予定でしたが、長崎だけだと2日くらいで見て回れるので、初日はハウステンボスに行くことを提案されました。
ハウステンボス、正直そこまで行きたいとは思っていなかったのですが、じゃあそうしよう、ということに決定。

飛行機は成田9時発。前に間に合わなかったトラウマがあるので、今回はかなり余裕を持って始発で出ました。
この日は雨模様の寒い日で、でも長崎はきっと暖かいだろう、と思っていたのですが・・・。
飛行機は何度乗ってもわくわくしますが、席が窓際ではなかったのでつまらず、寝ていたらあっという間に着きました。
去年沖縄には行きましたが、何気に九州へは初上陸です。
バスに乗り、ハウステンボスへ。
途中、話に聞いていた「マジックパーラーあんでるせん」を見つけてテンション上がりました。
今回の予定には入ってなかったけど、いつか行ってみたいなあ。



そしてバスはハウステンボスに着いたのですが、ここでまさかの豪雨。
しかも寒い!沖縄はコート要らない暖かさだったのに、東京と変わらない・・・。
もう動きたくない、という相方を宥め、15時以降のパスポートを購入する予定だったので、まずはシャトルバスで無料地域であるハーバーゾーンのホテル・ヨーロッパへ。

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行ってみたら、ものすごいゴージャスなホテルなのに平日ということもあってか、全然人が居ない!

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予約はしてなかったけれど、フレンチレストラン デ・アドミラルに入り、ランチを頂きました。

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窓から日本離れしたハウステンボスの運河と町並みが楽しめます。

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量的には控え目でしたがお肉とお魚が出て、特にリ・ド・ヴォーのキャラメリゼがとても美味しかったです。

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デザートはバースデープレートにして頂きました。

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白いのはチャッピー。スタッフさんの注目を浴びてました(笑)。
お食事中、あれほどの雨が上がったかと思うと、晴れ間が見えたのにはびっくり。
お店を出る頃にはまた雨が降っていて、長崎は天気が変わりやすいのかしら、と思いました。

ハウステンボスは7000円のパスポートが、15時過ぎると5000円になります。
町全体が作りこまれていて、ものすごく広いから計画的に回らないと、と言われてはいた通りで、そのスケールに驚きました。
アトラクションが楽しめるエリアは、主にアトラクションタウンという場所のようなので、とりあえずその辺りに行ってみることに。
シアターが幾つもあり、ちょうどレビューショーが始まるところだったので、入ってみました。
男装の麗人を中心とした、かなりレベルの高い歌とダンスのショーを堪能。
宝塚出身の方が多いのではないかと思います。

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「恐竜ランド」では、恐竜の描かれた紙に色を塗ってスキャンすると、自分の塗った恐竜がスクリーンに現れます。

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実際の水を使った大洪水の世界や、月のない世界を体験できる、映像シアター。

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チョコレートハウスでは、ホットチョコレートやガトーショコラで一休み。
結構楽しめたのが、トリックアートの館。全ての作品の前で面白写真が撮れます。

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最後に、ミュージカルシアターに入りました。
レビューショーはほぼ満席でしたが、こちらは時間も遅かった為か、殆どお客はいず。
それなのに出演者の皆様、大勢のお客様に向ける時と変わらないような演技で、プロ意識が凄かったです。
しかもみんな歌もダンスも上手い!子供向けの内容でしたが、とても楽しめました。

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ハウステンボスからホテルのある長崎市までは、電車を乗り継いで2時間も掛かるというので、まだまだ遊び足りなかったけれどもそろそろ出ることに。

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十分に楽しむには1日では足りないくらい広大なところなので、また行きたいと思いました。

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電車では乗換えを間違えて、長崎で初めての路面電車に乗ることに。
この路面電車にまた、感動しました。130円で市内どこでも行けるなんて、めちゃめちゃリーズナブルです。
しかもビジュアルも可愛い!
これまた間違った方向に乗ってしまい、気付いて引き返して、やっとホテルモントレへ到着。
修道院を模した建物が、何とも良い雰囲気です。
近くにガストがあったので夜遅くなってから夕食を食べに行き、一日目は終了しました。

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13

23:50
Fri
2019

No.0284

美濃道中・後編 岐阜

翌朝。
堀川沿いに建つホテルの近くには、松重閘門の遺構がありました。
前夜は雨模様で、雨に煙る塔が神秘的でしたが、朝は晴れたもののまだ暗い雲が湧き上がっていて、印象深い風景が見られました。

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名鉄名古屋本線に乗り、再び岐阜へ。
バスで岐阜城の方へ向かいます。
金華山の麓の岐阜公園には、色々な施設が点在しています。
折りしも、菊人形・菊花展を開催中でした。が、まずは岐阜城まで登ろうと、ロープウェイ乗り場へ向かいます。
昨年のお誕生日に行った、鋸山ロープウェイを思い出しました。

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信長公の住居跡を下に見つつ、5分程で頂上へ。
展望レストランで朝食兼昼食を摂ろう、と歩き出すも、すぐに「金華山リス園」を発見!

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当然ここも旅行プランの中に含まれていたので、 入場料200円を払って中に入りました。
テニスコート一面分くらいの施設内には、木を組み合わせたオブジェが幾つか置かれていて、沢山のリスがちょろちょろしています。

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スタッフの方が、手袋に餌を乗せてくれました。
手を広げると、すぐにリスたちが集まってきます。

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競って餌を食べる姿が、とても愛らしい。

ここに飼われているのは、帰化動物であるタイワンリス。
私の実家は鎌倉山の麓にある住宅街にありますが、鎌倉山や大仏の裏手でも、よくタイワンリスを見かけました。
体格が良く、大きな尻尾はふっさりしています。
スタッフさんが餌のお代わりをしてくれて、ひとしきりリスたちと触れ合う楽しい時間を過ごしました。

そして展望レストラン「ポンシェル」へ。
名物の「信長のどて丼」は、丼飯に豚のホルモンや牛スジの味噌煮込みを乗せたもの。
普段あまり内臓系を食べない相方がこれを頼んだのに、少しびっくりしました。
私は、「天下トリ南蛮定食」を注文。

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大きな窓からはパノラマが広がっています。
濃い緑の森や丘をところどころに抱きつつ、果てなく続く平野を長良川・木曽川が横切る、壮大な景色を眺めながらの食事は、最高でした。
どて丼を少し頂いたところ、癖もなく柔らかくとても美味しかったので、二度びっくり。
「天下トリ南蛮定食」も、甘辛いたれを絡めた鶏唐揚げが美味しく、満足。

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レストランを出て少し登ると、岐阜城が現れました。

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大した距離でもありませんでしたが、普段運動をしていない相方は、早速へばっていました。
ちなみに相方の荷物は、旅行中大抵私が持ってあげています。
岐阜城は、昭和31年に復興されたものだそうで、4階まである内部は、資料展示室になっています。
木彫りの信長公坐像、甲冑、槍や長刀、鉄びしなどの武器、出土品の土器などが展示されています。

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天守閣は四方どちらにも、外に出られるようになっていて、かつて信長もこのような眺めを見下ろしたんだなあ、と思うと感慨深いものがありました。

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「虹だ!」との声にそちらを向くと、山並みの連なる向こうに、確かに虹がかかっています。

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吉兆か、と嬉しさが込み上げてきました。
天守閣を降り、少し下ったところに、岐阜城資料館がありました。
現代に作られた、西洋風デザインの甲冑などが展示されています。新しいもの好きの信長なら、喜んで身に着けそうです。
ロープウェイで金華山を降り、菊人形・菊花展を覗いてみました。
池の中に設えられた東屋には、信長と濃姫と思われる人形が飾られています。

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信長、光秀、道三の菊人形や、人形ではなく庭のジオラマなどもありました。

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人形の衣装部分を菊の花で作るという発想はなかなか面白いですが、無理矢理組み合わせず、一緒に飾るだけでもいいような気もします。
そして、敷地内にある歴史博物館へ向かいます。
ところが。入口に「『麒麟がくる』大河ドラマ館準備の為、臨時休業」の張り紙が!
やむを得ず、時間があったら見ようか、と言っていた、隣の昆虫館へ。
ギリシャ風のファサードが美しい建物です。が、こちらは残念なことに、定休日。
帰りのバスまでは大分時間がありましたが、相方の「もう駅に戻ろうか」の言葉に、大人しく従うことにしました。
後から調べてみたところ、岐阜公園付近には川原町やうかいミュージアムなど、見所は色々あったのですね。
それにしても、タイミングがあまり良くなかったというか、あと二週間遅かったら岐阜城も入れないところでした。

そんなこんなで名鉄岐阜駅まで戻り、バスの時間までレトロ喫茶店にでも入ろうと探してみたところ、出てきたのが「プティ・ミュゼ シェ・ドーム」というお店。
かなり私のツボを刺激するお店のようでしたので、早速行ってみることに。

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公園の横に、鬱蒼とした蔦に覆われた、そのお店はありました。
入ってみると、まさに期待通りのお店です。

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天井には天使のフレスコ画、壁には古い司祭服。

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メニューは、珈琲より紅茶が充実していたので、相方は杏仁紅茶、私は「ハネムーン」という名前の紅茶を頼んでみると、マスター(マダム?)は、「今これ無いわ」とのお返事。
他のものを頼もうとすると「メニューが違ってた」と、別のメニューを持ってきました。
もういいや、と二人とも、珈琲にしました。
マイセンのカップで出てきたのですが、お味はうーん、何ともいえず。
とは言いつつ結局バスの時間間際まで、長居させて頂きました。
帰りのバスでも、やはり大分寝てました。
最近全然寝ていないので、丁度良かったのかも・・・。

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相方と、今回一緒に旅をしたチャッピー。

岐阜の印象は、スイスに少し似ています。
スイスは山の上に、10分もあれば端から端まで歩けてしまうような小さい町々があるのですが、そこに行くまでの交通手段がケーブルカーやロープウェイだけだったりして、交通費がとても高いのです。
岐阜も町から町への移動がとても大変でしたが、それだけに印象深い旅になりました。
またいつか、訪れてみたいと思います。

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10

22:48
Tue
2019

No.0283

美濃道中・前編 恵那峡、明智、岐阜

今年の私の誕生日11月14日には、執筆中だったクトゥルフフェスでの上演ゲームブックシナリオ『終わりの軛』の舞台の一つである、岐阜を旅行先にすることにしました。
シナリオは濃姫、織田信長、明智光秀の三人がメインキャラクターとなり、時系列に沿って進んでいくスタイル。
舞台としては尾張・美濃、つまり現在の愛知・岐阜や、比叡山、本能寺などとなるので、それらを検討した結果、岐阜になりました。
岐阜へは小さい頃に親戚の家に行ったことがあるのと、修学旅行で行った飛騨高山に相方とも旅行したこともあります。
私は自然の奇観がとても好きなので恵那峡に行きたい、というのと、岐阜城とあとは信長や光秀に縁の場所に行きたい、と伝え、あとは相方に計画を一任。
シナリオ執筆に没頭していました。

当日は早朝、新宿の高速バスターミナル出発とのこと。
乗り遅れたことがあるので、余裕を持って出るよ!と言われていたのに、結局ターミナルに着いた時にはもうバスが来ていて、すぐに乗り込むことに。
岐阜までは5時間くらいかかるとのことで、道中シナリオの為の資料などを読んだり、何なら執筆しようかと考えていたのですが、全然そんな余裕はなく、ほぼ寝ていました。
バスを降車し、のんびりした田舎の風景を眺めながら10分程の道のりを恵那駅まで歩きます。

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駅からバスに乗り、恵那峡へ。
観光地とは言え、そんなに人もいず、雄大な景色が広がっています。

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折角来たので、遊覧船に乗ることにしました。
工場夜景クルーズのサンタ・バルカ号と同じようなジェット船です。
出発時刻まで少し時間があったので、五平餅を買い食いしようと、売店へ。
相方は五平餅は食べないだろうと思い、ソフトクリームを買って渡しました。
ところがなんと、「風が強くて食べるの無理」と、返してくるのです。
ソフトクリームは非常に柔らかく、既に溶け出していたので、慌てて食べました。
手がべたべたになった上、無駄にお腹を膨らませてしまい、若干不愉快になる私。
それでも、乗り込んだ船から奇岩の数々を眺めているうち、テンションが上がってきました。

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品の字岩。絶妙なバランスで岩が重なっています。

クルージングを終えたら、バスで恵那駅にとんぼ返りです。

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バスを待つ間、桜の枝から零れる雫や、木に生える茸を撮影。

一時間に一本しかない明知鉄道に乗り込み、終点の明智駅へ向かいました。

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一両編成の明知鉄道。とても可愛い電車です。

電車からの風景を眺めていたかったのですが、やはり結構眠ってしまいました。
乗り物に乗っている時寝やすい性分なのかも・・・。

明智に到着した時は、大分日が傾いていました。
ここは、明智光秀の出身地として売り出しているのかと思いきや、製糸工場があった名残で、大正時代の街並みを再現しているようです。
大正村浪漫亭とか大正ロマン館とか、似たような名前の施設があるのですが、浪漫亭の方はレストランやカフェ併設の、ほぼお土産物屋さん。
大正ロマン館は私設の博物館のようです。
名前にもうちょっと、変化をつければいいのに。

八王子神社や大正村役場の前を通り過ぎ、堀に架けられた橋を渡って、白亜の洋館である大正ロマン館に入ります。

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前庭は薔薇園になっていて、薔薇の季節はさぞ、ロマンチックな眺めになりそうです。
尾上隆治コレクション「オリンピック資料展」を開催中で、大正とも関係ないなあ、と思いつつ、展示品を見ていると、最後の方に魅力的な展示が。
アンティークオルガンや、アコーディオンのコレクションです。

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入口には光秀の甲冑のレプリカが。

大正村資料館なども見たかったのですが、もう閉館時間でしたので、諦めて光秀の供養塔のある、龍護寺へ。

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供養等を探して園内を一周してしまいましたが、入口付近にありました。

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すぐそばに「明智光秀公出生地」の石碑もありますが、出生地と言われている土地は複数あるみたいです。

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境内の奇妙な石像たち。

大正村には、来年の大河ドラマ『麒麟がくる』の放映に合わせ、「大河ドラマ館」のオープンも予定しているようで、きっと来年は賑わうだろうと思われます。

大正村浪漫亭に入ってお土産物などを見て、列車の時刻に合わせ、明智駅へ。
ここで、思わぬトラブルに見舞われます。
相方が予定していたルートと、実際の路線がどうも一致しないのです。
調べてみると、驚いたことに、明智駅という同名の駅が、バスで40分程も離れたところにあったのです!
駅員さんに聞くと、明知線で乗り継ぐと、岐阜まで3時間掛かる、とのこと。
後はホテルにチェックインして寝るだけなんだから、別に時間が掛かっても良いのでは?と思いましたが、「3時間掛かるんじゃ間に合わない」と焦っている相方。
それもその筈、岐阜のレストランに予約を入れていてくれたのです。
「バスもまだあると思うけどね。乗りますか、どうしますか?」
駅員さんに急かされ、「じゃあいいです」と駅を背にする相方。
辺りはすっかり暗くなっているし、こんな辺鄙なところで足止めなんて大丈夫なの?と思いつつ、秘かにこういうトラブルを楽しんでいる私。
すると、バスがやってきました。瑞浪駅、と行き先にあります。
運転手さんに、岐阜に行きたい、と訴えると、乗客の方が「終点の瑞浪でJRに乗り換えられるよ」と教えて下さいました。
乗り継げば2時間ちょっとで岐阜に着き、レストランのラストオーダーに間に合うようです。
レストランに遅れる旨電話し、事なきを得ました。

予約してくれていたお店は岐阜シティ・タワー43というビルのスカイレストラン、フォーティースリー。
余白を生かした盛り付けが美しい、フレンチレストランでした。

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天井が高く、大きな窓から見下ろせる夜景もとても綺麗。
この日のメインは飛騨高山の納豆喰豚。

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前に飛騨牛は食べたことがありますが、飛騨豚というのは初耳でした。
魚も出ましたが、軽めの調理法だったので十分食べ切れる量でした。

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食事後、再度電車に乗り、名古屋市内のホテルへ。
執筆しようと思いながら、ここでも思うようには行かず、そのまま寝落ちしてしまったのでした。
(続く)

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08

06

23:58
Tue
2019

No.0260

夏の温泉旅・後編 草津

翌日は、父の立てる物音で目が覚めました。
時計を見ると、まだ5時台です。
いくら私が最近早起きになったとはいえ、短時間睡眠の日が続いているのでもう少し寝たいなあ、とごろごろしているうちに、日が高くなってきました。
父はさっさとお風呂から上がり、「天気良くて気持ち良いから朝風呂行ってきなよ」と私と母に声を掛けつつ、「散歩に行ってくる」と出掛けてしまいました。
そう言われたら行かなきゃ勿体ないかな、と私もお風呂へ。
昨夜とはうって変わった眩しい日差しの降り注ぐ露天風呂は、またも貸し切り状態。
しばしのんびり浸かった後、朝食までまだ時間があったので、少し歩いてみることにしました。

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「牛池」という標識が出ている方に少し歩くと、すぐに山道になり、大きな洞のある木の根があったり、少し広くなっているところにベンチのようなものが置いてあったりします。
このまま池まで行きたいところでしたが、朝食の時間が迫っていたので、旅館に戻りました。

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朝食は、やはり豪華でしたが、量的にはそこまで多くもなかったので、夕食の時には遠慮したお味噌汁と御飯も頂きました。
この日は草津に行くのだそうで、10時前くらいに出発。
万座温泉の湯畑の前を通りました。荒涼とした岩肌が剥き出しで、硫黄の臭いが強く立ち上っています。
硫化水素ガスの為、立入禁止になっているようです。

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万座温泉から草津温泉までの途上には、白根山があります。
昔、湯釜の辺りをハイキングして、本当はいけないのですがモウセンゴケを採取したことがありました。
しかし、白根山方面への分岐点の三叉路になっているところで、警備員さんに止められました。
「知ってますか?」何のことかと思ったら、彼は一枚のプリントを手渡してきました。
それには、「草津白根山周辺通行規制のお知らせ」とあります。
白根山は2018年に噴火していて、現在、噴火警戒レベル2の為、湯釜を中心とした半径1kg圏内は、駐停車禁止なのだそうです。
また自転車、オートバイ、オープンカーの通行も禁止です。

この通行規制区間のドライブが、今回の旅行で一番印象に残った体験になりました。
湯釜の水は、相変わらず美しいエメラルドグリーンだったのですが、あちこちにドライブインや駐車場が打ち捨てられていて、もの寂しい様子です。
ドライブインの一角には、トンネルのようなシェルターがあります。噴火の時に降ってくる土砂を避けるのでしょう。
ところどころで工事をしていて、赤信号で止められたのでそのタイミングで写真を撮りました。

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やがて規制区域も抜け、温泉街に近づいてきました。
父はまた、絵を描くスポットを探して先の方まで行くというので、母と温泉街を散策することにしました。
白根神社から、湯畑の方へと下っていき、「温泉入る?」「昼間から入らないよ」「じゃあお茶でもする?」などと会話しながら、ガラス工芸のお店などを覗いているうち、西の河原公園の辺りまでやってきました。
西の河原って、賽の河原じゃないのかな?と思っていたら、やはり以前は賽の河原という表記だったのが、変わったそうです。
なかなか凄みのある光景だったので、せっかくだから行ってみよう、と、公園内へ。

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中には川が流れ、所々に緑色の水溜りがあり、鳥居が立ち並ぶ神社やお地蔵さん、祠があり、河原にはあちこちに石積みがしてあります。

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川の水に手を入れてみると、温かいのです。奥には有料の露天風呂もあるようでした。
ビジターセンターに立ち寄ってから引き返し、父と合流。
父のお気に入りらしい、本家ちちやでお土産に温泉饅頭を買い、湯畑へ。

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ここで、ちょっとした事件が起こりました。
父が階段を降りながら「そこで記念写真が撮れるようになってるんだよ」と説明していると、横で「ドサッ!」という音が。
母が階段を踏み外し、転んでしまったのです。
びっくりした父と私は「大丈夫?!」と慌てました。
母の腕には痣が出来ています。でも母は「大丈夫、大丈夫」とけろっとしています。
日頃鍛えている成果でしょうか。手首も膝も、捻ったり大事には至らなかったようで、一安心しました。

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最近写真は撮らないんだ、という両親と、ただ一枚の記念撮影を撮って、お昼にすることに。
朝食の量が多かったので、お茶だけでいいや、と思っていた私は「ぐーてらいぜ」という喫茶店を提案しました。
草津最古の宿 日新館の風呂場を改装したという、趣のある建物です。

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私はチーズケーキとコーヒー、両親はピザをシェアして昼食を採り、寛ぎました。

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両親は万座でもう一泊するのですが、私は翌日仕事の為、一足先に電車に乗って帰らなければなりません。
電車の時間は調べていたのですが、両親がやけにもっと早い電車に乗れ、と勧めるので、仕方なく駅へ向かうことに同意しました。
せっかくの久しぶりの旅行だというのに、こういうところがうちの両親は変わっているなあ、と思います。
車で山道を走っていると、山の天気は変わりやすい、の言葉通り、さっと空が陰り、雨がぱらついたりします。
道の駅に立ち寄り、ベルツ記念館を少し見てから、長野原草津駅まで送ってもらいました。

駅の近くに諏訪神社があるのに、通りがかりに気付いた私は、両親と別れてから、歩いて行ってみました。
すぐ隣には、大國魂神社もあります。

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手水鉢で手を洗い、低い位置に張られたしめ縄を潜ります。
お詣りをしてから、敷地内の遊具に何となく引き寄せられました。

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青く塗られた滑り台、ブランコ、鉄棒に、とても旅情をそそられました。
その横にあったベンチに腰を掛け、しばしの間、旅の余韻を楽しんだのでした。

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08

02

22:55
Fri
2019

No.0259

夏の温泉旅・前編 碓氷峠、万座

7/30、31の二日間、両親と旅行に行ってきました。
ここ10年くらい、旅行はもちろん実家に泊りがけで帰ることもなかったのですが、今回の旅行が実現する経緯は、以下のようなものでした。
数年前から、母とベトナム旅行に行きたいね、と話しているのですが、諸般の事情でなかなか実現することができません。
何かで埋め合わせられないか、と考えていたところ、今年はアルバイト先の保養施設が全国十数箇所、安く利用できるということになりました。
招待するので行きませんか?と両親に声をかけ、一度は決まりかけたものの、やはり私が仕事を休めず、お流れに。
母からは「私たちは天気を見て直前に予定を決めるので、一緒に行くのは難しいと思う」と連絡がありました。
今までなら諦めていたところですが、今は何としてでも行きたいと思い、再度誘ってみたところ「お父さんが今月末、万座に行くと言っている」とのこと。
幸い休みが取れたので、「行きたい!」と主張し、連れて行って貰うことになりました。

当日は早朝に出発するので、前日から来るように言われ、仕事後に鎌倉の実家へ。
実家の門を潜る時、門灯のところに集まる虫を狙ってヤモリがよくへばりついているので、習慣的に上を見ました。
すると、ヤモリはいませんでしたが、代わりに結構大きな蜂の巣があり、アシナガバチがびっしり群がっています。
相変わらず自然と共存している家だなあ、と呆れました。
母の用意してくれた晩御飯を頂きながら、蜂の巣のことを伝えると、母も父も知らなかったとのこと。
郵便屋さんや宅配業者の人も何も言っていなかったので、今まで誰も気付かなかったようだ、との話でした。

翌朝、6時過ぎに目覚め、身支度して外に出ると、片手にスズメバチ用の殺虫剤、片手に植木鋏を持った父が「蜂の巣を退治するから車に乗ってて」と言います。
しかし、服装は普段着。顔にタオルを巻いているだけです。
「ビニールとか被らなくて大丈夫?」
でも父はお構いなし。あっという間に駆除を終え、車に乗り込んで来ました。
畑仕事などで慣れているのかもしれません。

私はドライブが好きです。特に助手席に座って景色を眺めているのが大好きです。
運転免許は持っていますが、自分が運転に向いていないと悟ってからは、ハンドルを握ることは諦めました。
ただ、車に乗っているとどうしても眠気が襲ってきて、起きていようと努めるのですが、いつの間にか眠ってしまいます。
今回の旅行の最初の目的地は、碓氷峠の見晴台とのことでした。父が、上毛三山をスケッチしたいというのです。
途中SAで朝食を摂り、昼近くに軽井沢へ到着しました。
万平ホテルの脇を抜け、碓氷峠へ。
去年の軽井沢旅行で、眼鏡橋を見に行ったのを思い出します。
駐車場に車を停め、見晴台まで上っていきました。

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晴れてはいますが、山の方は少し靄がかかったようになっています。

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群馬県と長野県の県境の標識が立っています。

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父が絵を描いている間、母と近くの熊野神社へ行ってみました。

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この神社も県境にあり、長野県側が熊野皇大神社、群馬県側が熊野神社となっていて、本宮は境目に。

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社殿や社務所もそれぞれの側にあり、宮司さんも別にいるのだそう。
日本武尊を導いた、八咫烏が祀られているのは、熊野皇大神社。

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弟橘比売命を偲び、「吾嬬者耶」と嘆いた詠嘆の処は、熊野神社にあります。

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つい最近、古事記を読み返し、「日本誕生」という映画を観たので、ここがあの、と感慨深いものがありました。
再び見晴台へ上り、コッヘルでお湯を沸かして1パックずつ個包装になっているコーヒーを淹れ、デニッシュやチョコレートをつまみました。
家族で旅行の時は、大抵このお茶セットを持ち歩きます。
中にはコーヒー以外に、紅茶や緑茶のティーバッグ、紙コップ、おやつなどが入っているのです。

軽井沢でどこかに寄ろうか、という意見が出つつも特に積極的に賛成がなかったので、万座へと向かうことになりました。
今度は旧三笠ホテル、白糸の滝の横を通り、峰の茶屋へ。
先程見えなかった浅間山を望むポイントを探したい、と父が言い、しばらく走って浅間六里ヶ原休憩所で車を停めました。
雄大な浅間山をしばらく眺めつつ、ソフトクリームを食べながら、スケッチする父を待ちました。

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嬬恋牧場でも小休止。
ここは、先程の日本武尊と弟橘比売命に因んで、愛妻の鐘というのが設置されています。
大声で愛の言葉を叫ぶ女の子たちがいて、馬鹿馬鹿しくも微笑ましく眺めました(笑)。

万座は、昔スキーに来た記憶はありましたが、両親は毎年のように来ていたそうです。
今回は5年ぶりくらいだ、とのことでした。
いつもは万座プリンスに泊まる事が多いけれど、今回の宿である万座亭へは、初めて泊まるのだそう。
改修中ということで、鉄骨が組まれた外観が少し残念でしたが、古風な良い宿でした。

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夕食は品数も多く、上品に盛り付けられて、濃い目の味付けながら十分美味しく頂けました。

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温泉は硫黄が強いので金とプラチナ以外は外して下さい、とのことで、指輪とピアスを外して入りました。
露天風呂はほぼ独占状態。
雪のちらつく温泉に入ったことはありますが、雨の降る中で入る温泉は、初めてだったかも知れません。
翡翠色のお湯に、心ゆくまで浸かることのできるのは、最高の贅沢でした。

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