Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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08

06

23:58
Tue
2019

No.0260

夏の温泉旅・後編 草津

翌日は、父の立てる物音で目が覚めました。
時計を見ると、まだ5時台です。
いくら私が最近早起きになったとはいえ、短時間睡眠の日が続いているのでもう少し寝たいなあ、とごろごろしているうちに、日が高くなってきました。
父はさっさとお風呂から上がり、「天気良くて気持ち良いから朝風呂行ってきなよ」と私と母に声を掛けつつ、「散歩に行ってくる」と出掛けてしまいました。
そう言われたら行かなきゃ勿体ないかな、と私もお風呂へ。
昨夜とはうって変わった眩しい日差しの降り注ぐ露天風呂は、またも貸し切り状態。
しばしのんびり浸かった後、朝食までまだ時間があったので、少し歩いてみることにしました。

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「牛池」という標識が出ている方に少し歩くと、すぐに山道になり、大きな洞のある木の根があったり、少し広くなっているところにベンチのようなものが置いてあったりします。
このまま池まで行きたいところでしたが、朝食の時間が迫っていたので、旅館に戻りました。

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朝食は、やはり豪華でしたが、量的にはそこまで多くもなかったので、夕食の時には遠慮したお味噌汁と御飯も頂きました。
この日は草津に行くのだそうで、10時前くらいに出発。
万座温泉の湯畑の前を通りました。荒涼とした岩肌が剥き出しで、硫黄の臭いが強く立ち上っています。
硫化水素ガスの為、立入禁止になっているようです。

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万座温泉から草津温泉までの途上には、白根山があります。
昔、湯釜の辺りをハイキングして、本当はいけないのですがモウセンゴケを採取したことがありました。
しかし、白根山方面への分岐点の三叉路になっているところで、警備員さんに止められました。
「知ってますか?」何のことかと思ったら、彼は一枚のプリントを手渡してきました。
それには、「草津白根山周辺通行規制のお知らせ」とあります。
白根山は2018年に噴火していて、現在、噴火警戒レベル2の為、湯釜を中心とした半径1kg圏内は、駐停車禁止なのだそうです。
また自転車、オートバイ、オープンカーの通行も禁止です。

この通行規制区間のドライブが、今回の旅行で一番印象に残った体験になりました。
湯釜の水は、相変わらず美しいエメラルドグリーンだったのですが、あちこちにドライブインや駐車場が打ち捨てられていて、もの寂しい様子です。
ドライブインの一角には、トンネルのようなシェルターがあります。噴火の時に降ってくる土砂を避けるのでしょう。
ところどころで工事をしていて、赤信号で止められたのでそのタイミングで写真を撮りました。

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やがて規制区域も抜け、温泉街に近づいてきました。
父はまた、絵を描くスポットを探して先の方まで行くというので、母と温泉街を散策することにしました。
白根神社から、湯畑の方へと下っていき、「温泉入る?」「昼間から入らないよ」「じゃあお茶でもする?」などと会話しながら、ガラス工芸のお店などを覗いているうち、西の河原公園の辺りまでやってきました。
西の河原って、賽の河原じゃないのかな?と思っていたら、やはり以前は賽の河原という表記だったのが、変わったそうです。
なかなか凄みのある光景だったので、せっかくだから行ってみよう、と、公園内へ。

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中には川が流れ、所々に緑色の水溜りがあり、鳥居が立ち並ぶ神社やお地蔵さん、祠があり、河原にはあちこちに石積みがしてあります。

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川の水に手を入れてみると、温かいのです。奥には有料の露天風呂もあるようでした。
ビジターセンターに立ち寄ってから引き返し、父と合流。
父のお気に入りらしい、本家ちちやでお土産に温泉饅頭を買い、湯畑へ。

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ここで、ちょっとした事件が起こりました。
父が階段を降りながら「そこで記念写真が撮れるようになってるんだよ」と説明していると、横で「ドサッ!」という音が。
母が階段を踏み外し、転んでしまったのです。
びっくりした父と私は「大丈夫?!」と慌てました。
母の腕には痣が出来ています。でも母は「大丈夫、大丈夫」とけろっとしています。
日頃鍛えている成果でしょうか。手首も膝も、捻ったり大事には至らなかったようで、一安心しました。

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最近写真は撮らないんだ、という両親と、ただ一枚の記念撮影を撮って、お昼にすることに。
朝食の量が多かったので、お茶だけでいいや、と思っていた私は「ぐーてらいぜ」という喫茶店を提案しました。
草津最古の宿 日新館の風呂場を改装したという、趣のある建物です。

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私はチーズケーキとコーヒー、両親はピザをシェアして昼食を採り、寛ぎました。

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両親は万座でもう一泊するのですが、私は翌日仕事の為、一足先に電車に乗って帰らなければなりません。
電車の時間は調べていたのですが、両親がやけにもっと早い電車に乗れ、と勧めるので、仕方なく駅へ向かうことに同意しました。
せっかくの久しぶりの旅行だというのに、こういうところがうちの両親は変わっているなあ、と思います。
車で山道を走っていると、山の天気は変わりやすい、の言葉通り、さっと空が陰り、雨がぱらついたりします。
道の駅に立ち寄り、ベルツ記念館を少し見てから、長野原草津駅まで送ってもらいました。

駅の近くに諏訪神社があるのに、通りがかりに気付いた私は、両親と別れてから、歩いて行ってみました。
すぐ隣には、大國魂神社もあります。

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手水鉢で手を洗い、低い位置に張られたしめ縄を潜ります。
お詣りをしてから、敷地内の遊具に何となく引き寄せられました。

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青く塗られた滑り台、ブランコ、鉄棒に、とても旅情をそそられました。
その横にあったベンチに腰を掛け、しばしの間、旅の余韻を楽しんだのでした。

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08

02

22:55
Fri
2019

No.0259

夏の温泉旅・前編 碓氷峠、万座

7/30、31の二日間、両親と旅行に行ってきました。
ここ10年くらい、旅行はもちろん実家に泊りがけで帰ることもなかったのですが、今回の旅行が実現する経緯は、以下のようなものでした。
数年前から、母とベトナム旅行に行きたいね、と話しているのですが、諸般の事情でなかなか実現することができません。
何かで埋め合わせられないか、と考えていたところ、今年はアルバイト先の保養施設が全国十数箇所、安く利用できるということになりました。
招待するので行きませんか?と両親に声をかけ、一度は決まりかけたものの、やはり私が仕事を休めず、お流れに。
母からは「私たちは天気を見て直前に予定を決めるので、一緒に行くのは難しいと思う」と連絡がありました。
今までなら諦めていたところですが、今は何としてでも行きたいと思い、再度誘ってみたところ「お父さんが今月末、万座に行くと言っている」とのこと。
幸い休みが取れたので、「行きたい!」と主張し、連れて行って貰うことになりました。

当日は早朝に出発するので、前日から来るように言われ、仕事後に鎌倉の実家へ。
実家の門を潜る時、門灯のところに集まる虫を狙ってヤモリがよくへばりついているので、習慣的に上を見ました。
すると、ヤモリはいませんでしたが、代わりに結構大きな蜂の巣があり、アシナガバチがびっしり群がっています。
相変わらず自然と共存している家だなあ、と呆れました。
母の用意してくれた晩御飯を頂きながら、蜂の巣のことを伝えると、母も父も知らなかったとのこと。
郵便屋さんや宅配業者の人も何も言っていなかったので、今まで誰も気付かなかったようだ、との話でした。

翌朝、6時過ぎに目覚め、身支度して外に出ると、片手にスズメバチ用の殺虫剤、片手に植木鋏を持った父が「蜂の巣を退治するから車に乗ってて」と言います。
しかし、服装は普段着。顔にタオルを巻いているだけです。
「ビニールとか被らなくて大丈夫?」
でも父はお構いなし。あっという間に駆除を終え、車に乗り込んで来ました。
畑仕事などで慣れているのかもしれません。

私はドライブが好きです。特に助手席に座って景色を眺めているのが大好きです。
運転免許は持っていますが、自分が運転に向いていないと悟ってからは、ハンドルを握ることは諦めました。
ただ、車に乗っているとどうしても眠気が襲ってきて、起きていようと努めるのですが、いつの間にか眠ってしまいます。
今回の旅行の最初の目的地は、碓氷峠の見晴台とのことでした。父が、上毛三山をスケッチしたいというのです。
途中SAで朝食を摂り、昼近くに軽井沢へ到着しました。
万平ホテルの脇を抜け、碓氷峠へ。
去年の軽井沢旅行で、眼鏡橋を見に行ったのを思い出します。
駐車場に車を停め、見晴台まで上っていきました。

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晴れてはいますが、山の方は少し靄がかかったようになっています。

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群馬県と長野県の県境の標識が立っています。

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父が絵を描いている間、母と近くの熊野神社へ行ってみました。

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この神社も県境にあり、長野県側が熊野皇大神社、群馬県側が熊野神社となっていて、本宮は境目に。

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社殿や社務所もそれぞれの側にあり、宮司さんも別にいるのだそう。
日本武尊を導いた、八咫烏が祀られているのは、熊野皇大神社。

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弟橘比売命を偲び、「吾嬬者耶」と嘆いた詠嘆の処は、熊野神社にあります。

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つい最近、古事記を読み返し、「日本誕生」という映画を観たので、ここがあの、と感慨深いものがありました。
再び見晴台へ上り、コッヘルでお湯を沸かして1パックずつ個包装になっているコーヒーを淹れ、デニッシュやチョコレートをつまみました。
家族で旅行の時は、大抵このお茶セットを持ち歩きます。
中にはコーヒー以外に、紅茶や緑茶のティーバッグ、紙コップ、おやつなどが入っているのです。

軽井沢でどこかに寄ろうか、という意見が出つつも特に積極的に賛成がなかったので、万座へと向かうことになりました。
今度は旧三笠ホテル、白糸の滝の横を通り、峰の茶屋へ。
先程見えなかった浅間山を望むポイントを探したい、と父が言い、しばらく走って浅間六里ヶ原休憩所で車を停めました。
雄大な浅間山をしばらく眺めつつ、ソフトクリームを食べながら、スケッチする父を待ちました。

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嬬恋牧場でも小休止。
ここは、先程の日本武尊と弟橘比売命に因んで、愛妻の鐘というのが設置されています。
大声で愛の言葉を叫ぶ女の子たちがいて、馬鹿馬鹿しくも微笑ましく眺めました(笑)。

万座は、昔スキーに来た記憶はありましたが、両親は毎年のように来ていたそうです。
今回は5年ぶりくらいだ、とのことでした。
いつもは万座プリンスに泊まる事が多いけれど、今回の宿である万座亭へは、初めて泊まるのだそう。
改修中ということで、鉄骨が組まれた外観が少し残念でしたが、古風な良い宿でした。

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夕食は品数も多く、上品に盛り付けられて、濃い目の味付けながら十分美味しく頂けました。

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温泉は硫黄が強いので金とプラチナ以外は外して下さい、とのことで、指輪とピアスを外して入りました。
露天風呂はほぼ独占状態。
雪のちらつく温泉に入ったことはありますが、雨の降る中で入る温泉は、初めてだったかも知れません。
翡翠色のお湯に、心ゆくまで浸かることのできるのは、最高の贅沢でした。

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02

07

01:33
Thu
2019

No.0221

沖縄を巡る・後編 国際通り、旧海軍司令部壕、ひめゆりの塔

さて、いよいよ沖縄旅行最終日。



予定では、旧海軍司令部壕とひめゆりの塔には行くことになっていましたが、それだと時間的に少し余裕があるらしく、ゆっくり朝食でもとりつつ計画を練ろう、と相方が言うので、とりあえずホテルを出て国際通りに向かいました。

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国際通りのパーキングに車を停め、散策しましたが、朝早いのであまり開いているお店がありません。
しばらく行くと、活気のあるアーケード街へと入る道を発見。
調べてみると第一牧志公設市場を中心とするマチグヮー(市場)のようで、沖縄独特の食材や、お土産物を扱うお店がずらっと並んでいます。

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前々日品切れで食べられなかった海ぶどうが売っていたので、お土産に一パック購入。
相方はインスタントのもずくスープが気に入ったようで、購入していました。
また、シーサーも沢山売っていましたが、相方が小さな素焼きのものが気に入ったそうなので、買ってあげました。
公設市場内は、まるで上野のアメ横センタービルのような雑然とした雰囲気。ここでも色々な食材を試食させて頂きました。
肉を扱っているお店はどこも、チラガーという豚の顔の皮の燻製を売っています。薄い色から黒に近い濃い色まで三段階ありました。
沖縄では豚は丸々一頭、余さず利用するようです。
また、水族館で見たような色鮮やかな熱帯魚や海老なども売られていました。2階の食堂で捌いて料理してくれるそうです。
食堂に寄ってみたかったのですが、どう見ても落ち着ける雰囲気ではないので断念・・・。
国際通りに戻り、スターバックスコーヒーに入りました。
マチグヮーの雰囲気を堪能できたのに満足し、旧海軍司令部壕へ向かうことに。

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海軍慰霊之塔が聳え立っているのは、街を四方に見下ろせる小高い丘の上。
そこにあるガラス張りの建物が、ビジターセンターでした。

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写真展示を見てから階段を降り、資料室に入ります。
大田實司令官らが家族に宛てた手紙の内容が、非常に胸を打つものでした。
つい先日、映画「硫黄島からの手紙」を観たばかりだったので、戦地へ赴いた兵士たちの最後や家族への思いが、どれだけ悲痛だったかを容易に想像できたのです。
訪れているお客はごく僅かでしたが、皆熱心に展示品を見ていました。
資料室を出て、壕内へと続く階段を降りてゆきます。

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壕内は当時のまま保たれているそうで、砂岩の壁は兵士たちのつるはしの跡がそのまま残っています。

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将兵たちが自決した手榴弾の跡が残る幕僚室の壁や、兵士たちが出撃して行き殆どが戻らなかった壕出口など、写真を撮ることはおろか言葉を発することも躊躇われるような息苦しさを感じつつ、目を背けてはいけない歴史なのだと思って一つ一つの部屋をゆっくり見て回りました。
石灰分を含んだ地下水が滴っているところは、早くも白く結晶化しつつあり、終戦から何十年という年月が過ぎているのだと実感しました。
大田司令官は自決前、時にスパイ容疑を受け日本軍から手酷い扱いを受けた沖縄の住民たちが、いかに日本の為に勇敢に戦ったかを異例の電文にして発信していて、その現代語訳や英訳も壕内に展示されていました。

壕を出てから、ひめゆりの塔へ向かいました。
旧海軍司令部壕と比べてこちらはかなり観光客が多く、周辺にもお土産屋さんが立ち並び、賑わっています。
塔のある敷地内には、沖縄で良く見かけたガジュマルの木が何本も立っていたのですが、ここで見るガジュマルは取り分け沢山の気根でびっしり被われ、ひめゆり学徒隊の隊員たちの魂が宿っているような気がしました。

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塔と慰霊碑の間には、外科壕が大きく口を開けています。

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隣接のひめゆり平和祈念資料館には、学徒隊員と教員220余名一人ひとりの遺影と説明書きがあり、また、生存者たちの作文が展示されていました。
大分ゆっくり見たものの、全部は到底見切れないボリュームでした。
食堂に海ぶどう丼があるのを見て相方が食べたがり、私もタコライスを食べたかったのですが、もう寄っている時間がないことが分かり、レンタカー店へ戻ることにしました。



レンタカー店からは空港までシャトルバスが出ているので、これに乗って那覇空港へ行き、更に空港からのシャトルバスでLCCターミナルへ。
チェックイン、手荷物検査を済ませて待合室へ。
旅客機が遅れている旨のガイダンスが流れたので、最後のチャンスと、フードカウンターでタコライスを注文して食べました。

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飛行場の彼方に沈みゆくオレンジ色の夕陽と共に沖縄に別れを告げ、飛行機へと乗り込みました。
またいつか来られますように!

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02

03

03:05
Sun
2019

No.0220

沖縄を巡る・中編 美ら海水族館、エメラルドビーチ

翌日は、ホテルからすぐの美ら海水族館に行く予定でしたが、見たいと思っていた沖縄のお墓がホテルの周辺に幾つもあったので、近くに行ってみました。
家のように入れるお墓というと、聖書の中に出てくるお墓を思い浮かべてしまいますが、お墓の形状は幾つかのタイプがあるようです。
いずれにしても大きいのは、風葬だったのが大きな理由なのだとか。
水族館の立体駐車場に車を停めたのですが、駐車場の大きさに水族館のスケールが窺い知れました。
水族館内は沖縄の海を再現しているとのことで、最初に磯の生物と触れ合えるコーナー。そして珊瑚礁の海へと続きます。



ここが素晴らしかったです。色とりどりの熱帯魚が泳いでいるのですが、水槽の左上から餌を与えているので、そこに魚が群がっているのです。
それぞれの魚は泳ぎ方にも特徴があり、数匹の群れで泳いでいる魚が多かったのですが、一斉に同じ動きをするのは絵本「スイミー」を思い出しました。
個別の水槽でも、鮮やかな魚や生き物が多く、見飽きません。

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水槽の上部からは、自然光が降り注いでいます。

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こんな幻想的な光景も。

この水族館の名物は、ジンベエザメとマンタ。
黒潮の海を再現した水槽では、彼等の姿が見られます。
その大きさに、思わず歓声を上げました。
「サメ博士の部屋」という資料室では、サメの生態についての詳しい解説がありました。

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サメのお産が非常に多様だというのがとても興味深かったです。
卵生・胎生・卵胎生と全て揃っているのみならず、胎児が二つある子宮を行き来したり出産前に顔を出したり、共食いしたりする種類もあるのだとか。
水族館内にはカフェ「オーシャンブルー」があり、そこでは魚たちを見ながら食事ができるというので、入ってみました。

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イルカショーなどの時間に間に合うよう軽いものをと、タコスボールとオニオンリングをつまみながらジンベエザメが泳いでくるのを待ちました。
苔が生えるのを防ぐ為、毎日掃除をしないといけないそうで、二人のダイバーが作業をしています。
イルカショーの時間が来たので移動しようかと思いましたが、一度水族館を出ると再入場できないようなので、ハイビジョンシアターの映像上映を見に行くことに。
3時間以上堪能し、本館を出てマナティー、ウミガメの飼育施設を見て、イルカショーのあるオキちゃん劇場へ。

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水族館全貌。

イルカショーも充分楽しめたのですが、イルカショーを見ると私はついダグラス・アダムスのスラップスティックSF「銀河ヒッチハイクガイド」を思い出してしまいます。
荒唐無稽で破天荒で滅茶苦茶面白いSFですので、ご興味のある方は是非読んでみて下さい。映画にもなっています。
美ら海水族館のある海洋博公園が、またかなり広大な公園なのですが、その端の方にあるのがエメラルドビーチ。
オキちゃん劇場を出て、ビーチの方へ歩き始めました。
ビーチが近付くにつれ、美しい白い砂浜とターコイズブルーの海が見えてきて、テンションが上がります。

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エメラルド色という程澄んだ緑ではないのですが、海の他の部分に比べて、明らかに緑がかっているのは、珊瑚砂の為でしょうか。

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ビーチには木陰にベンチがあり、相方がそこで休んでいる間、波打際で珊瑚や砂を拾って遊びました。

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この後は那覇市内にあるホテルに向かう他は特に予定を決めていないというので、緋寒桜を見に行こうか、などと相談しているうち、相方が「実は最近喉の調子が良くなかったのが、どうも悪化したようだ」と言います。
私も喉の腫瘍で緊急手術したことがあるので、それは大変と、名護市の耳鼻咽喉科へ向かうことにしました。
向かう途中に桜祭りの会場や、ナゴパイナップルパークの前を通ったり、道中の景色も楽しめました。
やがて到着した医院では、待合室にかなりの人が待っていて、3時間程も待たされることに。
待ち時間に脱出ゲームのアプリをダウンロードして遊んでいましたが、これがなかなか面白い。
ゲーム苦手な私ですが、サウンドノベルと脱出ゲームはやります。特に脱出ゲームは一時期、PCゲームにはまったことがあるくらい。
この時に遊んだのはあそびごころ。というメーカーの「星の森の修理屋」というゲーム。
パズルの難易度も程好い感じでしたが、この時はクリアできませんでした。
やっと診療してもらい、幸い腫れてはいるものの大事はなかったようで、薬を出してもらい、那覇へ向かいました。
予定時刻に3時間程遅れてホテルにチェックイン。
狭い部屋でしたがお風呂は比較的広く、部屋で過ごす時間がそれ程あるわけではない私たちのとっては、この方が有難かったです。
近くのお店で夕食にしようかと探してみましたが、居酒屋のようなお店が多く、相方も沖縄料理はそれほど口に合わないということなので、コンビニでスパムおにぎりを買って済ませました。


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01

31

23:43
Thu
2019

No.0219

沖縄を巡る・前編 ガンガラーの谷、おきなわワールド

三隣亡展の為に松山に行った時、LCC航空券の安さに衝撃を受けた私は、アジアの国に行ったことがないこともあり、相方の誕生日の1月27日に海外旅行に行こうか、と計画を立てました。
冬に行くならどこが良いか、などと色々調べて、香港に目星をつけたのです。
ところが基本的に出不精の相方は、外国なんて言葉は通じないし治安は悪いし魅力が分からない、行きたいならプレゼンしろ、などと言います。
じゃあ国内ならどこ、と話し合っていると、沖縄はどうかと言い出しました。
紫外線恐怖症で部屋にも決して日光を入れない彼の思いがけない言葉に、私もその気になり、沖縄旅行の計画を練り始めました。
沖縄に行くなら戦争遺跡は行きたいし南国の綺麗なビーチは外せないかな、と思いつつ、はっきり言って地理が全く分かりません。
沖縄大好きだという事務所の社長と、武蔵野市倫理法人会の会長にそれぞれお勧めを聞いてみたところ、社長は「小浜島とか離島。本島なら美ら海水族館」、会長は「首里城や琉球王国の史跡」との回答でした。
いつもの如く私が忙しくて全然手が回らずにいるうち、相方がプランを立てていてくれたのですが、水族館は最初から計画に入っているけれど、首里城周辺は難しいとのこと。
今回は相方の誕生祝いでもあるので、彼が行きたい場所中心でいいや、と、任せることにしました。



仕事から帰って荷造りしてすぐ寝て、暗いうちから起き出して出発。
とても寒い日だったのですが、沖縄は秋の気温だと言います。
コートは大袈裟だろうし、でも防寒着持ってないし・・・と悩んだ挙句、部屋着にしているジェラート・ピケの暖かいパーカーをアウターにすることに。
駅へ向かう途中聞かれました。
「カッターとか鋏とか大丈夫?」
「あっ!」
ペンケースにカッター入れっぱなしでした。
2回も手荷物検査に引っ掛かったのに何て迂闊だったんだ!どこかに預けられないかな・・・考えた挙句、駅の近くの電話ボックスに隠すことにしました。
乗り継ぎも滞りなく成田空港第二ターミナルに到着。時間もあるし朝食にしよう、というと相方は「絶対嫌だ。搭乗口前まで行かないと安心できない」と言います。
松山行きの際の乗り遅れが余程トラウマになっているらしいです。
チェックインカウンターが開くと同時にチェックインを済ませ、保安検査場へ。
ここで、トラブルが発生しました。
私の荷物は2回機械を通されたものの無事クリアしたのですが、何と相方の荷物が引っ掛かっています。
「どうしたの?」
「十徳ナイフ入れたままだった」
何と、カフェバー営業で缶切りなどに使う為、相方が入手したアーミーナイフが入ったままだったのです。
人に注意しておいて、何やってるんだほんとに!!!
鋏やカッターの時はさくっと没収した係員さんも流石にそれは躊躇われたらしく「航空会社のカウンターで預かってもらうか、コインロッカーに入れて下さい」とのこと。
仕方なく戻り、コインロッカーを見ましたが、3日預けるとそこそこの金額になってしまいます。
航空会社のスタッフさんに聞くと、カウンターの係員に言えば何とかしてくれるだろうとのことなので、その時はかなり列ができていましたが、並んで順番を待ちました。
やっと番が来たので係員に預かってもらいたいと言うと「そういうサービスは行なっていません。手荷物扱いだと4千円かかります」とにべもありません。
コンビニでレターパックを買って自宅に送る、という方法を教えてくれたので最初からそうしていれば!と思いつつ急いで購入し、無事ポストに投函。
搭乗口に来た時には、もう出発時間間際になっていました。

4時間近いフライトで、那覇空港に着いたのはお昼過ぎ。
曇りとの予報でしたが晴れ間が見えていて、確かに東京より大分暖かいものの、上着無しだと肌寒いくらい。
軽いパーカーがとても役に立ちました。
モノレールで隣駅のレンタカー屋さんに行き、レンタカーを借りて向かったのは、ガンガラーの谷というところ。

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私も沖縄のガイドを見て、気になっていた場所です。
ただし、ツアーに参加する時間はないとのことで、入口のケイブカフェでお茶だけすることに。

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メニューにあったのはドリンクとアイスクリームだけだったので、ホットコーヒーと塩バニラちんすこう、紅いものアイスを頼みました。
鍾乳石がにょきにょきと下がる大きな洞穴の中でお茶ができるなんて、不思議な気分です。
それから道を挟んだ反対側にある、おきなわワールドというところへ。

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この中には、国内最大級の鍾乳洞「玉泉洞」があります。
鍾乳洞好きとしては、ここは絶対に行きたかったスポットです。
まず、ハブ資料館に向かいました。
ハブだけではなく、様々な蛇や爬虫類が展示されていて、資料も充実。
入口のタンカンと名付けられたイグアナは、グリーンイグアナのようなのですが、何故か綺麗なオレンジ色。

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蛇と触れ合えるコーナーもあります。

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ハブショーも見たのですが、何でも以前はハブやコブラとマングースの戦いを見せていたのが、動物愛護法などが原因で今では水泳対決(笑)を行うことになっていました。
蛇はいつもはウミヘビを使うそうなのですが、この日は体調が悪いとかで、代打のアカマタが出場。
どちらが勝つか予想して下さい、と言われ、数十人の見物客のうちマングースの勝利を予想したのは、私を含め12名。
ところが「よーいどん」の合図で水中に落とされた二匹のうち、マングースは必死の水かきであっという間にゴールしたのですが、アカマタは全然進もうとしません。

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最終的にはのんびりとゴールしましたが、完全にマングースの勝ちでした!
泳ぐマングースを写真に撮りたかったのですが、早すぎて間に合わず・・・。
可愛らしい勝負に、観客は大喜びでした。

お次はいよいよ、玉泉洞です。
入口入ってすぐの広間が、もう圧巻。

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ライトアップもどぎつくなく、程好い感じでした。
全長5000mあるそうなのですが、公開されているのは890mに過ぎないのだとか。
それでもかなりの長さがありましたし、様々な場所があり、鍾乳石のタイプも多種多様。

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今まで見た国内の鍾乳洞の中では、最もバラエティに富んでいたと思います。
洞窟の中は何故か暖かく、それも不思議でした。

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少し気になったのは、先が折られている鍾乳石が非常に多かったこと。
洞内の整備の為であれば仕方がないのですが、心無い見物客の為だとすれば、情けないことです。
鍾乳石の形成には恐ろしい程の時間がかかっているのだから、安易にそういうことをして欲しくないと、心から思います。

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鍾乳洞内で撮る写真は大抵いつも光が足りない為にぶれていて、残念な気持ちになるのですが、今回は新しいスマホのお陰で、暗い中でも綺麗な写真が沢山残せました。

大満足で鍾乳洞を出て、琉球王国の古民家などもゆっくり見たかったのですが、そろそろ出ないと時間が、というので駆け足で見て周り、車へ。

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翌日は朝から美ら海水族館に行くので、この日のうちに本部半島まで2時間程の道のりをドライブすることになっていたのです。
沖縄に来て印象的だったのは、建物の色。新しいマンションなどもみな、壁がクリーム色で屋根がオレンジなのは、伝統的な家屋の配色を真似た為でしょうか。
その屋根の色は、恐らく土の色なのではないかと思います。鮮やかな赤土の崖が、ドライブ中もあちこちに見られました。
素焼きのシーサーも、その土で作られているのでしょうか?
あらゆる建物に色々な姿態のシーサーが、入口には両側に二匹、屋根には真中に一匹、と居るのが、とても面白く見えました。
空は青く、雲がもくもくと湧き上がっています。
日が沈み出してからも、南国だけあって本土より日が長いようで、19時頃まで空の一部が赤く見えました。
暗くなってから、美ら海水族館近くのホテルに到着。
チェックインしてから夕飯どうしよう、と言うと、疲れている相方はアイスしか食べてないのに「コンビニでいいや」と言います。
でも折角のお誕生日にそれも寂しいので、近くのホテルのレストランに行ってみることに。
炊き込みご飯ともずく酢、サーターアンダギーの付いたソーキそば定食と、スクガラス島豆腐、海ぶどうのサラダを頼みましたが、残念ながら海ぶどうは品切れでした。

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ソーキそばは初めて食べましたが、麺がきしめんのようだと思いました。ソーキは柔らかくて美味しかったです。
帰りにコンビニで、ケーキ代わりの苺パフェを買い、部屋でお祝いしました。
車で5分のところにある姉妹ホテルの大浴場が使えるとのことでしたが、遅くなってから行こうと思ったらシャトルバスがもう終わっていたので、諦めてユニットバスで入浴。
部屋はとても広かったのですが、バス・トイレが一緒というのは、ちょっと頂けなかったです。

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