Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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02

22

23:53
Sat
2020

No.0297

長崎紀行・後編 ペンギン水族館、出島

長崎旅行最終日の1月29日は、曇り空でした。
ホテルモントレを去るのが、名残惜しい気持ちでした。
ホテルでもっとゆっくり過ごせたら良かったのですが。

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中庭の入口にドールハウスが!

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ロビーの様子。

すっかり御馴染みになった路面電車で、長崎駅へ向かいました。

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シンプルな路面電車。この写真は2日目の。

相方が調べてくれた、トルコライスが食べられるという、長崎駅近くのレトロ喫茶へ向かいます。
旅行に行ってその土地のレトロ喫茶に入るのも、楽しみの一つです。
「銅八銭」という不思議な店名のそのお店は、外観も割と不思議な感じ。

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西洋甲冑が置かれていたので、ちょっと新宿御苑の「騎士道」を思い出しました。

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中は、思ったよりも落ち着いた、シックな雰囲気です。

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但し、お座敷あり中華風の棚ありで、カオスな空間であることは否めません。
お目当てのトルコライスは、揚げ物がトンカツ、魚フライ、コロッケ、クリームコロッケから選べるそうなので、魚フライで注文しました。
あとは相方が「これは頼まないと」という、ミルクセーキ。
メニューには他に、パインセーキ、オレンジセーキ、抹茶セーキ、バナナセーキ、ココアセーキとあり、バラエティに富んでいます。
それは良いのですが、写真を見るとどれもかき氷にしか見えません。
まあ、セーキってもともとシェイクの意味だし、これはこれで合ってるのか、な。
常連さんらしきお客さんがちらほらいるだけでしたが、そのうち観光客らしきお客が何組か入ってきて、賑わってきました。

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トルコライスはかなり味がしっかりしていて美味しかったのですが、なんか前に食べたトルコライスと違うような気がしました。
どうも、お店によってかなり内容にバラつきがあるようです。
問題はミルクセーキです。

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黒い四角いお皿の上に乗せられた、青い切子硝子のグラスに、グラスの3倍近くありそうな、尋常ではない高さに盛られたかき氷、いやミルクセーキ!
美味しいのは間違いない。しかし、このボリュームは・・・。
頼んだ相方が早々にギブアップしたので、頑張って食べました。
お腹が冷えたのは、言うまでもありません。

相方は最終日にどこに行くか、計画を立てる時に迷ったようですが、ここからペンギン水族館に行くとのこと。
長崎駅から近い、日本二十六聖人記念館にも行きたかったのですが、残念ながらちょっと時間が合わず、今回は諦めました。
バスで40分程も掛かるのには、ちょっとびっくり。結構僻地です(笑)。
バス停から水族館までの道はビオトープになっていて、この日は寒かったですが、お天気が良ければお散歩気分も味わえそう。
辿り着いたペンギン水族館には、なぜか入口にシーサー。

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当たり前ですがいるのはペンギンばかり。ペンギン以外の水槽も少しありますが。

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ずっと追いかけっこしている二羽のペンギンが可愛かったです。時々ジャンプするのですが、そのタイミングも一緒。
なんだか水槽の前の我々に、ショーを見せてくれているような気もしました。
でもどちらかというと、同じところでずーっとじーっとしている子が多いです。立ったまま寝てるのかな。

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ペンギンを満喫してから、出島に向かいました。
鎖国時代に唯一海外との窓口になったという歴史的な島の訳ですが、とはいっても今あるのは完全に再現された町並みのようです。

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建物は結構沢山あり、それぞれの建物の中には展示物があります。
最近の博物館などにはありがちですが、現代技術を駆使して作られているものが多いのが特徴かも。
例えば説明板の代わりに、ボタンを押すと登場人物が喋ったり。

カピタン(商館長)部屋には、晩餐の様子が再現されていました。

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相方が、雲丹丼を食べたいというのでリサーチしていた「長崎港」というお店をリサーチしていたのですが、空港に早めに着きたいのでそろそろお店に向かおうというので、出島見物は途中までで切り上げました。

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「長崎港」はいかにも漁港にあるお店という感じで、ここで雲丹丼と河豚の唐揚げを注文。

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雲丹は前々から相方が食べたい食べたいと言っていたので、満足したようです。
近所のスーパーで購入する雲丹だと、どうも鮮度に納得がいかないらしいのです。
河豚の唐揚げも、パリパリで香ばしい。

そんな感じで、長崎を後にしました。
次に来る時は、軍艦島や、長崎以外の街にも滞在したいなと思います。

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02

18

23:51
Tue
2020

No.0296

長崎紀行・中編 原爆資料館、大浦天主堂、ランタンフェスティバル

長崎2日目の予定はかなり盛り沢山。
ホテルのフロントで、路面電車の1日乗り放題券を購入。
前日とは打って変わって綺麗に晴れた空に安心しつつ、まずは路面電車で原爆資料館に向かいました。

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展示室に降りていく通路は階段ではなく螺旋状のスロープで、壁には年号が記されていて、終戦の年まで過去へと遡っていくという趣向です。

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丸木位里・俊さんの「原爆の図」があったので、複製かな?と思いましたが、15部あるうちの「長崎」を描いたものだったようです。
最初の展示室には、爆心地から500mのところにあり、被爆した浦上天主堂の原寸大のジオラマがありました。
その存在感は凄まじいものがありました。
続く展示室には、原爆投下の瞬間から、それに続く出来事が写真や映像、文章などで再現されています。
投下された原子爆弾「ファットマン」の模型もありました。鮮やかな黄色に塗られています。
それに、被爆した様々な道具や建造物の一部など。
溶けてくっついたガラス瓶や、電線、食器類、衣服・・・。
熱線を浴びたところが印画紙のように黒くなっています。

こういう施設では大抵、修学旅行生と出会います。
彼らがこの展示物から、平和の意義を改めて考えてくれればいいなあ、と思いました。
私が原爆を知ったのは、幼少期に読んだ松谷みよ子さんの「ふたりのイーダ」だったと思います。
よく分からないながらも、強烈な印象を残した本でした。

原爆資料館を出て、すぐ隣にある国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館へ。
資料館とは打って変わって、見学者が誰もいません。
原爆によって亡くなった方々への追悼の為、館内は水で満たされ、透明な柱で囲まれた通路の奥に、原爆死没者18万余の名簿を収めた棚があります。

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厳かな気持ちで、祈りを捧げました。

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道を挟んである、平和記念公園へ向かいます。
敷地内には平和を祈念した、多くの彫刻作品がありました。
グラウンド・ゼロは広場になっていて、記念碑の近くには被爆した浦上天主堂の柱が移設されていました。

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公園の端にある平和祈念像は、他の彫刻とは比較にならない巨大な像で、水色に塗られているのも何だか独特な感じでした。

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像と同じポーズで記念撮影をしている外国人観光客を見て、「ここはそういう場所じゃないんだよ!」と相方が切れていました(笑)。

昼ごはんは長崎らしく、皿うどんかちゃんぽんでも食べよう、と再び路面電車に乗り、長崎新地中華街へ。
江山楼というお店が人気らしいので、あまり深く考えずそこを目指しました。
すると、本館が満席とのことで、向かいの新館に案内されました。

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私はちゃんぽん、相方はちゃんぽんはあまり好きではないからと中華丼を注文。
でも途中で取り替えて食べたら、ちゃんぽんの方が美味しいね、という結論に達しました。

食事を終え、また路面電車に乗り、今度は大浦天主堂へ向かいました。

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高台にある大浦天主堂は、日本二十六聖人に捧げられた聖堂ということで、二十六聖人の殉教を描いた大きな絵が飾られています。
ここでも、子供の頃に読んだ「二十六の十字架」という本の思い出が、蘇ってきました。
この教会には潜伏キリシタンが発見されたというエピソードもあり、敷地内の「キリシタン博物館」には、日本の切支丹についての資料も収められていました。

聖堂を出て降りてゆくと、なんと空に大きな虹が掛かっているではありませんか。

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神が大洪水を起こして地上の生物の殆どを滅ぼした時、生き残ったノアの家族に、もうこのようなことはしないという契約を結び、その証として虹を架けます。
人類の迫害の歴史を散々見た後で虹を目にすると、人が人を排除するようなこんな出来事はもう起こって欲しくない、と心底思わずにはいられませんでした。

続いて、すぐ隣にある、グラバー園へ入ります。
グラバー邸は生憎改修工事中のようでしたが、かなり広大で、建物も10棟くらいあるようです。
エスカレーターを上り、一番上の旧三菱第2ドックハウスへ。

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テラスからは虹の名残と、長崎港へ落ちてゆく夕陽が眺められました。

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敷地内には数々の邸宅の他、フリーメイソン・ロッジの門柱などもありました。

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また、長崎伝統芸能館には「長崎くんち」で使用される山車が沢山展示されていて、船を象ったダイナミックなデザインに目を見張りました。

そして再び、新地中華街へ向かいます。
ランタンフェスティバルの会場は複数あるようなのですが、新地中華街の湊公園がどうやら一番メインの会場らしかったのです。
会場に辿り着いた私たちを迎えたのは、見たことも無いような幻想的な光景でした。

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色とりどりのランタンは、普通の提灯型のものだけではなく、人物や動植物などを象ったかなり大きな張子のものが数多く、会場内を埋め尽くしています。

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会場の一角には関聖帝君の祭壇があり、お菓子や果物などと共に、豚の頭がずらりと供えられていました。

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広場は人で埋め尽くされ、色々な屋台が出ています。
ステージで司会者が出し物を紹介していて、龍踊り、変面ショー、中国雑技を見物しました。
変面ショーは初めて見ましたが、演者が踊りながら顔の前で腕をさっと振ると、一瞬でお面が変わるのです。
中国雑技も、今までに見たことのあるものもありましたが、皿回しや足芸など全くミスがないので、何か仕掛けがあるのではないかと思ってしまうほど。
一体どういう訓練をすると、あんな人間離れした技ができるようになるんでしょう・・・。
寒かったので、切りのいいところで引き揚げようと思っていたのに、つい最後まで見入ってしまいました。
一番凄かったのは椅子芸でした。
十脚くらいの椅子を積み上げた上(しかも一番上の椅子は斜めになっている状態)で、倒立するのです。
もちろん命綱も、マットも無い状態です。落ちたらひとたまりもないでしょう。見ているだけで手に汗が滲んできます。
見事な演技を披露してくれた団員に、会場は割れんばかりの拍手で沸き立ちました。

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会場を後にし、どこかで夕食でも、と思いましたが、雨がぱらついてきたこともあり、相方が「またガストでいいよ」というのでホテルに戻りました。
折角の長崎旅行なのに、二日目の夜もガストで締めることになりました(笑)。

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02

14

03:40
Fri
2020

No.0295

長崎紀行・前編 ハウステンボス

今年の相方の誕生日は、満を持しての長崎旅行になりました。
何が「満を持して」かというと、以前から行きたい土地の一つ(他は岡山、青森、北海道など)であるにもかかわらず、遠い為に候補から外れがちだったのです。
でも調べてみたら、格安航空券のお陰でそんなに旅費も掛からずに行けそうなんですよね。
お誕生旅行なので、いつも相方に旅行計画を投げっぱなしの私も、頑張って飛行機とホテルを調べました。
すると、ホテルモントレが安く予約できることを発見!
ホテルモントレは、中学校くらいの時に週刊誌で神戸の写真を見て行きたい、と思って以来、ずっと憧れていたのです。
大阪では建物に入ったことはありますが、泊まるのは初めてです。

一緒にレトロ喫茶ブログライターをやっている九州出身の瑠璃さんにおすすめスポットを聞いてみると、「その期間ならランタンフェスタをやってますよ」と、耳寄りな情報を教えて下さいました。
とても残念なのは、長崎で一番に行きたかった軍艦島が、台風の影響で現在見学できないということ。
私が力尽きたので、旅行計画は結局ほぼ相方任せに。
切支丹関係の施設も行ってみたかったのですが、五島などは大分距離も離れているので、長崎市周辺中心に回ることになりました。
2泊の予定でしたが、長崎だけだと2日くらいで見て回れるので、初日はハウステンボスに行くことを提案されました。
ハウステンボス、正直そこまで行きたいとは思っていなかったのですが、じゃあそうしよう、ということに決定。

飛行機は成田9時発。前に間に合わなかったトラウマがあるので、今回はかなり余裕を持って始発で出ました。
この日は雨模様の寒い日で、でも長崎はきっと暖かいだろう、と思っていたのですが・・・。
飛行機は何度乗ってもわくわくしますが、席が窓際ではなかったのでつまらず、寝ていたらあっという間に着きました。
去年沖縄には行きましたが、何気に九州へは初上陸です。
バスに乗り、ハウステンボスへ。
途中、話に聞いていた「マジックパーラーあんでるせん」を見つけてテンション上がりました。
今回の予定には入ってなかったけど、いつか行ってみたいなあ。



そしてバスはハウステンボスに着いたのですが、ここでまさかの豪雨。
しかも寒い!沖縄はコート要らない暖かさだったのに、東京と変わらない・・・。
もう動きたくない、という相方を宥め、15時以降のパスポートを購入する予定だったので、まずはシャトルバスで無料地域であるハーバーゾーンのホテル・ヨーロッパへ。

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行ってみたら、ものすごいゴージャスなホテルなのに平日ということもあってか、全然人が居ない!

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予約はしてなかったけれど、フレンチレストラン デ・アドミラルに入り、ランチを頂きました。

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窓から日本離れしたハウステンボスの運河と町並みが楽しめます。

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量的には控え目でしたがお肉とお魚が出て、特にリ・ド・ヴォーのキャラメリゼがとても美味しかったです。

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デザートはバースデープレートにして頂きました。

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白いのはチャッピー。スタッフさんの注目を浴びてました(笑)。
お食事中、あれほどの雨が上がったかと思うと、晴れ間が見えたのにはびっくり。
お店を出る頃にはまた雨が降っていて、長崎は天気が変わりやすいのかしら、と思いました。

ハウステンボスは7000円のパスポートが、15時過ぎると5000円になります。
町全体が作りこまれていて、ものすごく広いから計画的に回らないと、と言われてはいた通りで、そのスケールに驚きました。
アトラクションが楽しめるエリアは、主にアトラクションタウンという場所のようなので、とりあえずその辺りに行ってみることに。
シアターが幾つもあり、ちょうどレビューショーが始まるところだったので、入ってみました。
男装の麗人を中心とした、かなりレベルの高い歌とダンスのショーを堪能。
宝塚出身の方が多いのではないかと思います。

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「恐竜ランド」では、恐竜の描かれた紙に色を塗ってスキャンすると、自分の塗った恐竜がスクリーンに現れます。

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実際の水を使った大洪水の世界や、月のない世界を体験できる、映像シアター。

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チョコレートハウスでは、ホットチョコレートやガトーショコラで一休み。
結構楽しめたのが、トリックアートの館。全ての作品の前で面白写真が撮れます。

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最後に、ミュージカルシアターに入りました。
レビューショーはほぼ満席でしたが、こちらは時間も遅かった為か、殆どお客はいず。
それなのに出演者の皆様、大勢のお客様に向ける時と変わらないような演技で、プロ意識が凄かったです。
しかもみんな歌もダンスも上手い!子供向けの内容でしたが、とても楽しめました。

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ハウステンボスからホテルのある長崎市までは、電車を乗り継いで2時間も掛かるというので、まだまだ遊び足りなかったけれどもそろそろ出ることに。

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十分に楽しむには1日では足りないくらい広大なところなので、また行きたいと思いました。

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電車では乗換えを間違えて、長崎で初めての路面電車に乗ることに。
この路面電車にまた、感動しました。130円で市内どこでも行けるなんて、めちゃめちゃリーズナブルです。
しかもビジュアルも可愛い!
これまた間違った方向に乗ってしまい、気付いて引き返して、やっとホテルモントレへ到着。
修道院を模した建物が、何とも良い雰囲気です。
近くにガストがあったので夜遅くなってから夕食を食べに行き、一日目は終了しました。

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13

23:50
Fri
2019

No.0284

美濃道中・後編 岐阜

翌朝。
堀川沿いに建つホテルの近くには、松重閘門の遺構がありました。
前夜は雨模様で、雨に煙る塔が神秘的でしたが、朝は晴れたもののまだ暗い雲が湧き上がっていて、印象深い風景が見られました。

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名鉄名古屋本線に乗り、再び岐阜へ。
バスで岐阜城の方へ向かいます。
金華山の麓の岐阜公園には、色々な施設が点在しています。
折りしも、菊人形・菊花展を開催中でした。が、まずは岐阜城まで登ろうと、ロープウェイ乗り場へ向かいます。
昨年のお誕生日に行った、鋸山ロープウェイを思い出しました。

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信長公の住居跡を下に見つつ、5分程で頂上へ。
展望レストランで朝食兼昼食を摂ろう、と歩き出すも、すぐに「金華山リス園」を発見!

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当然ここも旅行プランの中に含まれていたので、 入場料200円を払って中に入りました。
テニスコート一面分くらいの施設内には、木を組み合わせたオブジェが幾つか置かれていて、沢山のリスがちょろちょろしています。

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スタッフの方が、手袋に餌を乗せてくれました。
手を広げると、すぐにリスたちが集まってきます。

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競って餌を食べる姿が、とても愛らしい。

ここに飼われているのは、帰化動物であるタイワンリス。
私の実家は鎌倉山の麓にある住宅街にありますが、鎌倉山や大仏の裏手でも、よくタイワンリスを見かけました。
体格が良く、大きな尻尾はふっさりしています。
スタッフさんが餌のお代わりをしてくれて、ひとしきりリスたちと触れ合う楽しい時間を過ごしました。

そして展望レストラン「ポンシェル」へ。
名物の「信長のどて丼」は、丼飯に豚のホルモンや牛スジの味噌煮込みを乗せたもの。
普段あまり内臓系を食べない相方がこれを頼んだのに、少しびっくりしました。
私は、「天下トリ南蛮定食」を注文。

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大きな窓からはパノラマが広がっています。
濃い緑の森や丘をところどころに抱きつつ、果てなく続く平野を長良川・木曽川が横切る、壮大な景色を眺めながらの食事は、最高でした。
どて丼を少し頂いたところ、癖もなく柔らかくとても美味しかったので、二度びっくり。
「天下トリ南蛮定食」も、甘辛いたれを絡めた鶏唐揚げが美味しく、満足。

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レストランを出て少し登ると、岐阜城が現れました。

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大した距離でもありませんでしたが、普段運動をしていない相方は、早速へばっていました。
ちなみに相方の荷物は、旅行中大抵私が持ってあげています。
岐阜城は、昭和31年に復興されたものだそうで、4階まである内部は、資料展示室になっています。
木彫りの信長公坐像、甲冑、槍や長刀、鉄びしなどの武器、出土品の土器などが展示されています。

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天守閣は四方どちらにも、外に出られるようになっていて、かつて信長もこのような眺めを見下ろしたんだなあ、と思うと感慨深いものがありました。

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「虹だ!」との声にそちらを向くと、山並みの連なる向こうに、確かに虹がかかっています。

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吉兆か、と嬉しさが込み上げてきました。
天守閣を降り、少し下ったところに、岐阜城資料館がありました。
現代に作られた、西洋風デザインの甲冑などが展示されています。新しいもの好きの信長なら、喜んで身に着けそうです。
ロープウェイで金華山を降り、菊人形・菊花展を覗いてみました。
池の中に設えられた東屋には、信長と濃姫と思われる人形が飾られています。

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信長、光秀、道三の菊人形や、人形ではなく庭のジオラマなどもありました。

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人形の衣装部分を菊の花で作るという発想はなかなか面白いですが、無理矢理組み合わせず、一緒に飾るだけでもいいような気もします。
そして、敷地内にある歴史博物館へ向かいます。
ところが。入口に「『麒麟がくる』大河ドラマ館準備の為、臨時休業」の張り紙が!
やむを得ず、時間があったら見ようか、と言っていた、隣の昆虫館へ。
ギリシャ風のファサードが美しい建物です。が、こちらは残念なことに、定休日。
帰りのバスまでは大分時間がありましたが、相方の「もう駅に戻ろうか」の言葉に、大人しく従うことにしました。
後から調べてみたところ、岐阜公園付近には川原町やうかいミュージアムなど、見所は色々あったのですね。
それにしても、タイミングがあまり良くなかったというか、あと二週間遅かったら岐阜城も入れないところでした。

そんなこんなで名鉄岐阜駅まで戻り、バスの時間までレトロ喫茶店にでも入ろうと探してみたところ、出てきたのが「プティ・ミュゼ シェ・ドーム」というお店。
かなり私のツボを刺激するお店のようでしたので、早速行ってみることに。

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公園の横に、鬱蒼とした蔦に覆われた、そのお店はありました。
入ってみると、まさに期待通りのお店です。

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天井には天使のフレスコ画、壁には古い司祭服。

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メニューは、珈琲より紅茶が充実していたので、相方は杏仁紅茶、私は「ハネムーン」という名前の紅茶を頼んでみると、マスター(マダム?)は、「今これ無いわ」とのお返事。
他のものを頼もうとすると「メニューが違ってた」と、別のメニューを持ってきました。
もういいや、と二人とも、珈琲にしました。
マイセンのカップで出てきたのですが、お味はうーん、何ともいえず。
とは言いつつ結局バスの時間間際まで、長居させて頂きました。
帰りのバスでも、やはり大分寝てました。
最近全然寝ていないので、丁度良かったのかも・・・。

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相方と、今回一緒に旅をしたチャッピー。

岐阜の印象は、スイスに少し似ています。
スイスは山の上に、10分もあれば端から端まで歩けてしまうような小さい町々があるのですが、そこに行くまでの交通手段がケーブルカーやロープウェイだけだったりして、交通費がとても高いのです。
岐阜も町から町への移動がとても大変でしたが、それだけに印象深い旅になりました。
またいつか、訪れてみたいと思います。

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10

22:48
Tue
2019

No.0283

美濃道中・前編 恵那峡、明智、岐阜

今年の私の誕生日11月14日には、執筆中だったクトゥルフフェスでの上演ゲームブックシナリオ『終わりの軛』の舞台の一つである、岐阜を旅行先にすることにしました。
シナリオは濃姫、織田信長、明智光秀の三人がメインキャラクターとなり、時系列に沿って進んでいくスタイル。
舞台としては尾張・美濃、つまり現在の愛知・岐阜や、比叡山、本能寺などとなるので、それらを検討した結果、岐阜になりました。
岐阜へは小さい頃に親戚の家に行ったことがあるのと、修学旅行で行った飛騨高山に相方とも旅行したこともあります。
私は自然の奇観がとても好きなので恵那峡に行きたい、というのと、岐阜城とあとは信長や光秀に縁の場所に行きたい、と伝え、あとは相方に計画を一任。
シナリオ執筆に没頭していました。

当日は早朝、新宿の高速バスターミナル出発とのこと。
乗り遅れたことがあるので、余裕を持って出るよ!と言われていたのに、結局ターミナルに着いた時にはもうバスが来ていて、すぐに乗り込むことに。
岐阜までは5時間くらいかかるとのことで、道中シナリオの為の資料などを読んだり、何なら執筆しようかと考えていたのですが、全然そんな余裕はなく、ほぼ寝ていました。
バスを降車し、のんびりした田舎の風景を眺めながら10分程の道のりを恵那駅まで歩きます。

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駅からバスに乗り、恵那峡へ。
観光地とは言え、そんなに人もいず、雄大な景色が広がっています。

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折角来たので、遊覧船に乗ることにしました。
工場夜景クルーズのサンタ・バルカ号と同じようなジェット船です。
出発時刻まで少し時間があったので、五平餅を買い食いしようと、売店へ。
相方は五平餅は食べないだろうと思い、ソフトクリームを買って渡しました。
ところがなんと、「風が強くて食べるの無理」と、返してくるのです。
ソフトクリームは非常に柔らかく、既に溶け出していたので、慌てて食べました。
手がべたべたになった上、無駄にお腹を膨らませてしまい、若干不愉快になる私。
それでも、乗り込んだ船から奇岩の数々を眺めているうち、テンションが上がってきました。

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品の字岩。絶妙なバランスで岩が重なっています。

クルージングを終えたら、バスで恵那駅にとんぼ返りです。

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バスを待つ間、桜の枝から零れる雫や、木に生える茸を撮影。

一時間に一本しかない明知鉄道に乗り込み、終点の明智駅へ向かいました。

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一両編成の明知鉄道。とても可愛い電車です。

電車からの風景を眺めていたかったのですが、やはり結構眠ってしまいました。
乗り物に乗っている時寝やすい性分なのかも・・・。

明智に到着した時は、大分日が傾いていました。
ここは、明智光秀の出身地として売り出しているのかと思いきや、製糸工場があった名残で、大正時代の街並みを再現しているようです。
大正村浪漫亭とか大正ロマン館とか、似たような名前の施設があるのですが、浪漫亭の方はレストランやカフェ併設の、ほぼお土産物屋さん。
大正ロマン館は私設の博物館のようです。
名前にもうちょっと、変化をつければいいのに。

八王子神社や大正村役場の前を通り過ぎ、堀に架けられた橋を渡って、白亜の洋館である大正ロマン館に入ります。

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前庭は薔薇園になっていて、薔薇の季節はさぞ、ロマンチックな眺めになりそうです。
尾上隆治コレクション「オリンピック資料展」を開催中で、大正とも関係ないなあ、と思いつつ、展示品を見ていると、最後の方に魅力的な展示が。
アンティークオルガンや、アコーディオンのコレクションです。

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入口には光秀の甲冑のレプリカが。

大正村資料館なども見たかったのですが、もう閉館時間でしたので、諦めて光秀の供養塔のある、龍護寺へ。

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供養等を探して園内を一周してしまいましたが、入口付近にありました。

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すぐそばに「明智光秀公出生地」の石碑もありますが、出生地と言われている土地は複数あるみたいです。

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境内の奇妙な石像たち。

大正村には、来年の大河ドラマ『麒麟がくる』の放映に合わせ、「大河ドラマ館」のオープンも予定しているようで、きっと来年は賑わうだろうと思われます。

大正村浪漫亭に入ってお土産物などを見て、列車の時刻に合わせ、明智駅へ。
ここで、思わぬトラブルに見舞われます。
相方が予定していたルートと、実際の路線がどうも一致しないのです。
調べてみると、驚いたことに、明智駅という同名の駅が、バスで40分程も離れたところにあったのです!
駅員さんに聞くと、明知線で乗り継ぐと、岐阜まで3時間掛かる、とのこと。
後はホテルにチェックインして寝るだけなんだから、別に時間が掛かっても良いのでは?と思いましたが、「3時間掛かるんじゃ間に合わない」と焦っている相方。
それもその筈、岐阜のレストランに予約を入れていてくれたのです。
「バスもまだあると思うけどね。乗りますか、どうしますか?」
駅員さんに急かされ、「じゃあいいです」と駅を背にする相方。
辺りはすっかり暗くなっているし、こんな辺鄙なところで足止めなんて大丈夫なの?と思いつつ、秘かにこういうトラブルを楽しんでいる私。
すると、バスがやってきました。瑞浪駅、と行き先にあります。
運転手さんに、岐阜に行きたい、と訴えると、乗客の方が「終点の瑞浪でJRに乗り換えられるよ」と教えて下さいました。
乗り継げば2時間ちょっとで岐阜に着き、レストランのラストオーダーに間に合うようです。
レストランに遅れる旨電話し、事なきを得ました。

予約してくれていたお店は岐阜シティ・タワー43というビルのスカイレストラン、フォーティースリー。
余白を生かした盛り付けが美しい、フレンチレストランでした。

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天井が高く、大きな窓から見下ろせる夜景もとても綺麗。
この日のメインは飛騨高山の納豆喰豚。

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前に飛騨牛は食べたことがありますが、飛騨豚というのは初耳でした。
魚も出ましたが、軽めの調理法だったので十分食べ切れる量でした。

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食事後、再度電車に乗り、名古屋市内のホテルへ。
執筆しようと思いながら、ここでも思うようには行かず、そのまま寝落ちしてしまったのでした。
(続く)

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