Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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09

28

22:52
Wed
2016

No.040

ヘブライ文字の時計

先日、カバラについて書いたところ(→こちら)、たまに立ち寄るお店で偶然イスラエル製の手巻きの目覚まし時計を見つけ、面白いので仕入れてきました。



文字盤はもちろんヘブライ文字なのですが、それ以外にも周囲をぐるりと何かのモチーフが取り巻いています。
最初は星座のモチーフかな、と思いましたが、よく見ると見慣れないものも色々あります。
12時の位置から順番に挙げてゆくと、太陽、城砦、壷(クラーテル)、雄ライオン、荷物を担いだ男、帆船、蛇、鹿、山、実の生る木、稲穂、犬(?)。
そして、それぞれのモチーフの下にもヘブライ文字が。
以前、ヘブライ語を勉強しようとテキストを購入したことがありますが、見事に挫折しましたので、全く読めません・・・。
日猶同祖論には日本語のカタカナとヘブライ文字はほぼ同じ形をしているという説がありますが、そう思って読もうとしても読めません。
ただ、分かったのはどうも単純に上のモチーフについて書いている訳ではなさそうだということ。
では、ユダヤ暦と対応しているのか?
ユダヤ暦は太陰暦(太陰太陽暦)で、ニサン、イヤール、シバン、タムーズ、アブ、エルール、ティシュリー、マルヘシュバン、キスレーヴ、テベット、シュバット、アダルの十二の月で成り立ちます。
第一の月ニサンは太陽暦(グレゴリオ暦)の3~4月にあたり、一方ユダヤ教の新年は太陽暦の9~10月にあたるティシュリーです。
しかし、文字はそれぞれの月を表しているのでもなく、それぞれの月に行われる祭りなどを時計の周囲のモチーフに当て嵌めようとしても、うまく嵌りません。
イスラエル人の方なら、これを見てすぐに分かる物なのでしょうか・・・。
情報お持ちの方いらっしゃいましたら、是非教えて下さいませ。

この時計はこちらで販売しております。

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09

26

23:20
Mon
2016

No.039

日本刀の会2、3レポート

以前ブログにも書きました(→こちら)、武蔵小山TARUHOでの日本刀の会、先日無事3回目が開催されました。
毎回少しずつお客様も増えて参りまして、嬉しい限りです。
2回目のレポートも書いておりませんでしたので、まとめて記しておきたいと思います。



2回目の開催は7/22。
この日は、武術や武道についても語れればと思い、「日本刀と古武道の会」と銘打ってみました。
実際、この日はゲストの宮司さんが三代統行の脇差、金剛兵衛の小刀、助貞の鎖鎌、そして備州長船祐定の打刀を持って来て下さった他、武術ライターのお客様が火縄銃を持ってきて下さり、武芸十八般のうち六般くらいはできようという充実振りでした。
私は実家の刀は持ってこられなかったので、尾州兼光作の短刀のみ。
武術ライターの方は香取神道流の刀礼などを見せて下さいました。火縄銃は靖国神社などで奉納演武をされているそうで、砲身も見せて頂きました。(ちゃんと目釘にあたるものもあります)

そして3回目は先週、9/24に開催。
ゲストの宮司さんが持ってきて下さったのは、打刀が備州長船祐定と波平。
そして國次の銘の入った槍の穂先。

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剛直な長船に比べ、波平は柄巻きが黒革で、細身で反りが深めの、スタイリッシュな刀でした。

この日は武術家の青木賢治氏をはじめ、殺陣を習っているお客様方がいらして下さったので、皆様の刀の構え方も堂に入ったものでした。
先日、宮本武蔵の立ち回り講習会を開催されたばかりの青木氏が二刀を構えた時は喝采が起こった程です。
来月、10月21日には様々な武術を学習されてきた青木氏による、武術講座を開催致します。
剣術のみならず、身体操作等にご興味のある方、是非ともご来店下さいませ!

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09

21

23:40
Wed
2016

No.038

柘榴の園

来月、漫画家の榎本由美さんが主催されるグループ展に、作品の出展と主催している演劇ユニットでの参加をさせて頂くことになりました。
***********
「Strange Fruit2」

日時:2016年10月10日(月・祝)〜16日(日)11〜19時

会場:ギャラリーソコソコ
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町81-6
TEL:045-232-4980
https://www.facebook.com/pages/アートライブギャラリーソコソコ/186096528245573

みなとみらい線「元町・中華街駅」3番出口から徒歩2分。
「世界チャンピオンの肉まん・皇朝」と「五福臨」の間、
「許はり院」看板の路地を入り奥の入口が「ソコソコ」です。

出展:
榎本由美(漫画家)
木村友美(画家)
高良麗未(画家)
猫沢八郎(白線画家)
由良瓏砂(人形作家)
マンタム(美術家)

ライブパフォーマンス

日時:2016年10月15日(土)18時半開場 19時開演、22時閉場
料金:2000円(1Drink付き)

出演:
餓鬼道/MONT★SUCHT


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展示タイトルの「Strange Fruit2」に合わせ、以前執筆しかけて途中のままだった「柘榴の園」という物語の台本を書き上げました。
イスラエル・リガルディによるユダヤ神秘思想、カバラの解説書からタイトルを拝借したものですが、残念ながら私はこの本を持っていません。
それで入手できないか調べていたところ、16世紀のユダヤ教のラビ、モーゼス・コルドベロによるもう一冊の「柘榴の園」の存在を知りました。
こちらはヘブライ語版とラテン語版しか確認できませんでしたが、リガルディの著作もこの本を下敷きにしているのかも知れません。

ともあれ、カバラを中心に据えるつもりで書き始めた台本ですが、江戸川乱歩の「柘榴」にも敬意を表し、登場人物の苗字の幾つかを頂いた他、物語の舞台を信州の白骨温泉(乱歩では「S温泉」とあるのみでどこなのかは分かりません)に設定したところ、日猶同祖論だの憑き物筋だの色々なところに話が広がっていき、思いがけない展開となりました。
Strange Fruit―「奇妙な果実」の意味するところのものは何か?
都内から少し遠いですが、宜しければ是非いらして下さいませ!

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09

17

05:08
Sat
2016

No.037

ギリシアの神々

キリスト教や近世ヨーロッパについての記述が多いので、たまには別の時代や文化についても書いてみます。

ギリシア神話に惹かれ始めたのは中学生の頃からでした。
建石修志氏のイラストにときめきを覚えた曽野綾子・田名部昭氏の「ギリシアの神々」や、阿刀田高氏の「ギリシア神話を知っていますか」、沢渡朔氏の写真と宇野亜喜良氏のデザインが素晴らしい、高橋睦郎氏の「愛のギリシア神話」など、読み漁ったものです。
特に惹かれていたのはアルテミスでしたが、建石氏の描くアルテミスは少し野生的過ぎたので、そこだけは残念でした。
人形教室に通い始め、球体関節人形を作る一方で試行錯誤しながら25cmほどのポーズ人形も作るようになり、最初の何体かで妖精の人形を作ってから、月桂樹に変化してゆくダフネの人形を作りました。ポーズ人形では何故かいつも苦痛や悲嘆を表現していた気がします。

ダフネの人形は、友人が妖精研究家の井村君江さんにプレゼントしたいと購入して下さいました。そのご縁で、一度井村さんのお宅にも伺いました。
井村さんは丁度サロメについての本を執筆中でした。日夏耿之介氏の思い出話など、色々と貴重なお話を伺いました。
当時のような文芸サロンをいつか開きたいと仰っていたのが、とても印象に残っています。
そこで常楽寺という真言宗泉涌寺派のお寺の住職夫妻とお会いし、お寺に度々出入りすることになるのですが、それはまた別のお話です。

その後久野昭氏の「死と再生」という本でエレウシスの密儀について知り、アルテミス以上にペルセポネに惹かれていきます。
エレウシスの密儀をテーマにしたパフォーマンスを行ったりもしました。
エレウシスの密儀は死と再生の儀式なのですが、オルフェウス教にも似た儀式があります。冥府からの蘇りは日本神話のイザナギ・イザナミの話でもお馴染みです。
冥界の食べ物を口にしてしまった為戻れなくなった、とか、後ろを振り返ってはいけないと言われたのに見てしまった、など共通のモチーフが見られるのも特徴的です。

見てはいけない、といえば、妻や夫となった神々や妖異の姿を見てしまった為に、夫婦に破局が訪れるというパターンもよく見られます。
エロースとプシュケーの逸話もその一つ。
神託により怪物の生贄とされた美女プシュケー。暗闇でしか姿を現さない夫はしかし優しく、彼の姿を見ないことを条件に、プシュケーは幸せに暮らします。
ある日、里帰りをしたプシュケーが姉たちにこのことを話すと、姉たちは嫉妬から夫は怪物に違いないと、姿を見るようプシュケーを唆します。
不安に駆られたプシュケーが眠っている夫を蝋燭で照らしてみると、そこには美しい神の姿がありました。
しかし目を覚ましたエロースは約束を破ったことを咎め、立ち去ってしまいます。



こちらはJean-Paul Cleren(1940-)のリトグラフ「アモールとプシュケ」。
天使についての記事(→こちら)でも書いたように、羽の生えたエロースの姿は天使と同一視されていきました。
その後プシュケーは試練を経て、遂に再びエロースと結ばれます。ボーモン夫人の「美女と野獣」も、このお話を下敷きにしているようです。

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09

12

22:54
Mon
2016

No.036

アンティークフェアin新宿 第31回、出店します

早いもので、ロサ・アンティカが唯一レギュラー出店している半年に一度のアンティーク・フェアin新宿の開催が、来月に迫ってきました。



ブログを再開した時にも書きましたが(→こちら)、出店する前からお客でほぼ毎回行っていた催事なのですが、まさか自分が出店することになるとは思いませんでした。
きっかけはマンタムさんが主催した、渋谷Bunkamuraギャラリーでの澁谷萬國蚤ノ市に出店した時のこと。
会期が12日間あり、半分の会期でも参加可能だったのですが、それでも少し出店料の捻出が厳しかったので、プチミュゼさんをお誘いしてブースをシェアすることにしたのです。
その頃、ロサ・アンティカが出店していた骨董市は大江戸骨董市in代々木くらいしかありませんでした。
室内の催事は費用が掛かりすぎて難しい、という話をしていたら、プチミュゼさんが「そんなことないですよ」と、アンティークフェアin新宿について教えて下さったのです。
話を伺うと確かに、色々なサイズのブースがあり、予算も思ったより全然少なくて済むと分かったので、思い切って申し込むことにしました。

澁谷萬國蚤ノ市では勝手が分からず、随分酷いブースの作り方をしてしまいました。
ブースの形が横長だった為もありますが、会議用テーブルを壁際に付けて品物を並べ、並べ切れなかった人形たちを椅子に座らせてテーブルの前に置いてしまった為、足元が邪魔でテーブルの上の物が手に取りづらくなってしまったのです。
アンティークフェアin新宿への一回目の出店の際はこれに反省して、長テーブルを左手に縦に置き、右手にも小テーブルなどを置いてコの字型にし、奥に椅子を置いて自分たちはそこに座るようにしました。
ところがすぐ目の前に柱があり、通路が少し狭くなっていた上、コの字型の間口が狭かったようで、奥まで人が入ってきてくれません。
アンティークフェアin新宿では、前回の出店場所に出店の優先権が得られるのですが、気に入らなければ別の場所を希望できます。
それで、次の回では少し出店料が上がりましたが、空きができたという入口付近のスペースを借りることにしました。
ここがとても良かったのです。
什器は自分たちで持ち込むことにしたので、ちょっと大変になりましたが、商品の配置も大成功でしたし、荷物の置き場や自分たちの居場所に困りません。
お隣はレースを扱っているDoilyさんの定位置です。前回はお庭に咲いたミニ薔薇で素敵なディスプレイを作られていました。私も薔薇のお裾分けを頂き、嬉しかったです。
他にも素敵なお店が沢山出店されますので、是非ぜひ遊びにいらして下さいね!

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09

05

23:28
Mon
2016

No.035

GARAKUTAYA閉店

国分寺のアンティークショップ、GARAKUTAYAさんが、39年の歴史に幕を下ろすそうです。

このお店を知ったのは、随分昔のことでした。
一番初めに行ったのがいつだったのかは、はっきりとは覚えていないのですが、私の敬愛する人形作家、緋衣汝香優理さんの個展を見に行った時だったかも知れません。
柩やガラスドームに納められた人形たち(その多くは片足や両足が無い)の放つ退廃美といったら!
ヨーロッパのアンティーク家具で埋め尽くされた店内に、人形たちはこの上なくぴったりと収まっていて、私もいつかここで人形展をやりたい、と思いながら叶わないまま、それからも何度か私はこのお店を訪れました。

GARAKUTAYAのある小さなアーケード街、アンティークアヴェニューの看板は、私が人形教室を手伝っていたこともある人形作家・木村龍さんの手掛けたもので、近くには龍さん行きつけの、ミュージシャン中山ラビさんのやっている喫茶店「ほんやら洞」もあり、龍さんとここでお茶することもありました。

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いつしかGARAKUTAYAの二軒隣には、系列店のカフェ・デ・ロジェがオープンしており、そちらでも知人たちの展示が度々開催されるようになりました。
ある時GARAKUTAYAで、可愛らしいオートマタ風ビスクドールに出会いました。その見世物小屋っぽい雰囲気にすっかり魅せられ、取り置きして頂き購入。

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恐らく元は小さな人形劇場で、お人形が操り人形を操って見せたのでしょう。
残念なことに中の機構が壊れてしまったのか、代わりに新しいオルゴールが入れられているのです。
それですので、厳密にはこの子はミュージカルドールと呼ぶべきかも知れません。
でももしオリジナルのままでしたら、手の届くお値段ではなかったでしょう。

今回Facebookで閉店を知り、残念な思いと共にせめて閉店をなるべく多くの人に知って頂ければと、記事に書かせて頂きたい旨店主さんにご連絡したところ、一介のお客に過ぎない私のことを覚えていて下さったのに驚き、感激しました。
ブログを拝見すると、一人ひとりのお客様のことを本当によく覚えていらっしゃるのだと分かり、お人柄が偲ばれました。
私はといえば、Facebookで繋がっているのですからどこかのタイミングで友人になっている筈なのに、それすら覚えていないという有様。お恥ずかしいです。
閉店までの間にはきっとお店にお邪魔しようと思っております。
このブログをお読みの方も、どうぞお店を訪れてみて下さいね。

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09

02

02:44
Fri
2016

No.034

天使―境界の存在

芸術作品の題材としてお馴染みの、天使。
妖精や妖怪、幻獣と同じく幻想的な存在である彼らですが、広く知られるような翼ある人間形の姿は、ギリシア神話のエロス(ローマ神話のアモール、クピド)のイメージからの影響のようです。
元々は聖書を聖典とする三大宗教に登場する神の使いである彼ら。
その位階は九階級とされ、上から熾天使(セラフィム)、智天使(ケルビム)、座天使(ストロウンズ、オファニム)、主天使(ドミニオンズ)、力天使(ヴァーチュズ)、能天使(パワーズ)、権天使(プリンシパリティーズ)、大天使(アークエンジェルズ)、天使(エンジェルズ)とされます。

聖書では、その姿はどのように描写されているのでしょう。
熾天使は「民数記」では空を飛ぶ燃える蛇として描かれ、「イザヤ書」では6対の翼を持ち、2つで頭、2つで足を隠し2つで羽ばたくとされています。
智天使は「エゼキエル書」でかなりの分量を裂いて紹介されており、その姿は人間、獅子、雄牛、鷲の4つの顔と4枚の翼を持ち、全身に目がついていて人間の手を持ち、車輪で移動する、というように書かれています。
この翼を持つ4つの顔はどういう訳か福音史家マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネを象徴するものとされています。例えば、ヴェネツィアの守護聖人は聖マルコなので、紋章には翼を持つライオンが描かれています。

象徴の話が出たついでに。西洋の神秘主義体系に万物を構成するのは火・風(空気)・水・土の四大元素であるという考え方があり、四大天使と言われるミカエル、ラファエル、ガブリエル、ウリエルがそれぞれ火・風・水・土に対応しています。
先程の四獣もやはり四大に対応しており、火=獅子=マルコ、風=人間=マタイ、水=鷲=ヨハネ、土=雄牛=ルカです。

では四大天使は聖書にどのように書かれているのかというと、「ダニエル書」にはミカエルやガブリエルの名前が登場しますが、姿については「人のように見えた」という描写に留まります。
「トビト書」のラファエルは「旅人の姿」だったそうですが、「ヨハネの黙示録」のミカエルも「龍(サタン)と戦った」ことが分かるだけですし、「ルカによる福音書」のガブリエルも、ザカリアとマリアにエリザベツとマリアの懐妊を告げるだけで、どんな姿をしていたのかは分かりません。
分からないなら描いたもの勝ち。審美的な観点からも教化の点からも、目がびっしりついていたり羽がやたら沢山生えていて、車輪で移動したり燃えながら空を飛んでいたりする奇妙な生物よりは、立派な一対の翼を持ち威厳のある姿や優美な姿、可愛らしい翼を持つ幼児の姿で描かれている方が望ましかったに違いありません。

ところで現在描かれる天使のほとんどは真っ白な翼を持っていますが、少なくともルネサンス期くらいまではカラフルな翼も多かったように思います。
白が主流になったのは、やはり純粋さや無垢さをイメージしやすい為でしょうか。

ロサ・アンティカでも、天使のモチーフのものはよく扱います。
こちらのペーパークラフト額は、SYの文字を貫く剣と王冠を頂く、花綱に取巻かれたメダイヨンを捧げ持つ二人の天使、という興味深い意匠でありながら、来歴が全く不明なのですが、良く出来た細工です。



芸術作品に登場する天使たちについて知るのにちょうどいい、「天使のひきだし 美術館に住む天使たち」という本も取扱中。
可愛らしいイラストとユーモラスな語り口が入門書には最適です。

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