No.0145
妖怪根付、神様根付
昨日は中野gLUV.にて《哲学者の薔薇園》の営業でした。バレンタイン企画として「甘い話」を持ち寄るという主旨でしたが、皆さん意外と真っ当な恋愛話をお聞かせ下さいました。
私は同じ事務所(YScompany)所属の佐藤あずささん、山村ゆりかさんと一緒に、学園恋愛もののコントというかボイスドラマを披露したところ、意外と好評で良かったです。

先日も書きましたが、最近よく薔薇園に顔を出して下さるお客様、築地のお座敷天ぷら「おかめ」の柴田さんは、根付のコレクターでもあり、先月の「不思議な話」の時は妖怪の根付、その次の描き初め会の時は七福神の根付を持ってきて下さいました。


根付に対しては、日本のキーホルダーというくらいの知識しかなかったのですが、ほんとに精密に出来ていて、小さな彫刻という感じ。
安物だと樹脂製などもあるようですが、これらは全て象牙製だそうです。
そういえば以前、二枚貝の中に虎と風景の彫られたオブジェを扱ったことがあるのですが、あれも今思えば根付だったのでしょう。

そのお座敷天ぷら「おかめ」さんですが、ちょうどバレンタインデーの日に、お手伝いに行ってきました。
今まで懐石料理屋でのアルバイトや、結婚式場や宴会場での配膳経験はあるものの、老舗の天ぷら屋さんとのことで緊張していましたが、全く格式ばったところはなく、アットホームなお店でした。
賄いで頂いた天ぷらは綿実油という油を使っている為か、白っぽい衣で品のあるお味。
特にタラの芽と稚鮎は素材の野生味がふわっとした衣に覆われて、絶品でした!
そういえば父の借りている畑にコンフリーというハーブが自生していたのですが、その頃ハーブに凝っていた私はサラダやハーブティーにするといいというので試してみたものの、葉っぱはゴワゴワチクチクして生食にはためらわれるし、お茶にしても青臭すぎて美味しいとは思えません。
ところが天ぷらにしてみたところ、えぐみが抑えられて美味しいのです。
天ぷらって、癖の強い食材に合う調理法なのかもしれません。
皆さんも是非特別な日に、食べに行ってみて下さい。
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