Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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00:55
Tue
2019

No.0274

夢みるお茶会ライヴvol.5 『魔法使いと子猫たちのメルヘンハロウィーン』

2019年10月14日、原宿ラ・ブーレットにて開催された、お友達のヴァイオリニスト あさいまりさんの「夢みるお茶会ライヴ」に伺ってきました。
夢みるお茶会ライヴの開催は、今回5回目になります。
今までも同じ会場で行われていたのですが、予定が合わずになかなか伺えないままでした。
ちなみのここラ・ブーレットは、以前は「ジャルダン・ド・ルセーヌ」という名前で、何度か行ったことがあります。
友人の結婚パーティもここで行われたので、思い出深い場所です。

今回はハロウィンがテーマとのことでしたので、黒猫で行こうと思い、耳と尻尾を付けていきました。
ただ、失敗したのは衣装が黒でなかったこと。
紫のベロアのセットアップと、生成のブラウス、市松模様のタイツというコーディネートでした。
スカートの縁に黒いボンボンがついていて、それなりにハロウィンっぽくはあるのですが、黒猫なんだから全身真っ黒にするべきでした。

最近はコーディネートを決めるのがギリギリで、支度も当日という状態。
昔は前日までに全部用意しておかないと、落ち着いて寝られなかったのに。
でも不思議と、慣れると何とかなるものです。
ただ、最後の最後にネイルをやろうとするので、大抵間に合わず諦めることになります。

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少し早く会場に到着すると、プラシーボのマスターとスタッフの3人連れに遭遇。

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知人のあおいさんもやって来ました。
オープンしたので席につき、少しして小松さん到着。

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お客様はそれぞれハロウィンイメージに装いを凝らしています。
物販ブースも可愛くディスプレイされています。

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やがて、続々とお料理が運ばれてきました。
メインディッシュは野菜のグリルが添えられた、チキンステーキ。

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ややして、演奏が始まりました。

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今回のゲストは、ピアニスト 加畑嶺さんと、Die Milchのヴォーカル&ピアニストのCocoさん。
演目は以下になります。(あさいさんのブログから拝借しました)


1、サティ:グノシエンヌ第1番→第3番(演奏しながら登場♪、朗読有り)

2、ラフマニノフ:前奏曲『鐘』

3、キュイ『オリエンタル』

4、HELLOWEEN HELLOWEEN(Cocoさん登場♪)

5、オリジナル:ジプシーキティン

6、新曲:魔法使いと子猫たちのティーパーティ

7、(カザリスの詩Cocoさん朗読→)カミーユ・サン=サーンス『死の舞踏』

8、ケルティック

アンコール チャルダッシュ

ハロウィンっぽさ満載のラインナップでしたが、中でも嬉しかったのは、大好きなサン=サーンス『死の舞踏』が聴けたこと!
あさいさんのヴァイオリンのカッコ良さに震えました。

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加畑嶺さんのピアノの表現の豊かさがまた、素晴らしい!
あんなに楽しそうにピアノを弾かれる方は、初めて見ました。
対照的におすまししたお人形のようなCocoさんは、ぜんまい仕掛けみたいな人形振りも可愛らしかったです。
美味しいお料理を頂きながら素敵な生演奏に耳を傾けられるなんて、なんて贅沢な演奏会かしら。

デザートの赤ワインゼリーが、ハロウィンっぽく妖しい色合い&大人の味でした。

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最後に、コーディネート賞の発表がありましたが、なんと受賞者がプラシーボのたぬきさんとあおいさん!
2人とも知人というのが凄いです。私の周りの人たち、ほんとレベル高すぎ。

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あさいさんはプロの音楽家として活躍しているのみならず、やりたいことに果敢にチャレンジしていて、本当に尊敬してしまいます。
やりたいことが沢山あるのは私も同じなのですが、それをご自分のヴァイオリニストとしての活動に集約させているのが凄いな、と思います。

また機会がありましたら、演奏会にお伺いしたいですし、《哲学者の薔薇園》のイベントでも、弾いて頂ければと思います。

※画像は、私が撮ったものとあさいさんから頂いた公式のものが混在しております。

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23:53
Thu
2019

No.0273

《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座 後期カリキュラム

アーティスト伴田良輔氏のお誘いにより、神田神保町スピノールギャラリーにて5月から開講したオカルティズム講座。
オカルティズムは神秘学、隠秘学と訳され、科学で実証されない超自然的な事柄に関する思弁や実践を指します。
魔術、錬金術、占星術、心霊術などが含まれ、哲学や宗教とも深い関わりがあります。

《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座では毎回異なるテーマを取り上げ、時に実践を交え、ゲスト講師を迎えて開催しております。

後半のカリキュラムが変更となりましたので、ここに改めて記載させて頂きます。

夜学トップ

次回第七回は 「グルジェフの神秘宇宙論」 。
ゲスト講師に、世界を飛び回ってグルジェフムーヴメンツを踊っている、たばーんさんとゆきさんをお迎え致します。
私も一度だけ、レッスンにお邪魔したことがあります。
今回は座学が中心と思われますので、とても楽しみです。

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SPINOR夜学02 《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座
会場:SPINOR GALLERY
東京都千代田区神田神保町1-20 小川ビル2階

★カリキュラム

【終了】第一回 「神秘主義ー古代ギリシアから現代までー」
2019年5月24日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
アシスタント講師:長南浩

【終了】第二回 「神道の構造 祓ひ・祝詞・祟り」
2019年6月21日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
ゲスト講師:ハフリーヌ 

【終了】第三回 「魔女術 ハーブ活用法」 
2019年7月19日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
ゲスト講師:長南浩

【終了】第四回 「儀式的音楽」
2019年8月16日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
ゲスト講師:宇田川岳夫 

【終了】第五回 「錬金術ー精神の変容ー」
2019年9月20日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
アシスタント講師:長南浩

【終了】第六回 「西洋占星術」 
2019年10月18日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
ゲスト講師:長南浩

第七回 「グルジェフの神秘宇宙論」
2019年11月15日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
ゲスト講師:Tabaan&Yuki
 
第八回 「オカルティズム文学の系譜」
2019年12月20日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
ゲスト講師:大野英士 

第九回 「タットワ瞑想とカバラ」   
2020年1月17日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
アシスタント講師:長南浩

第十回 「宇宙の法則 引寄せと奇跡の秘術」
2020年2月21日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
ゲスト講師:市川妙英

第十一回 「ユング 元型論」  
2020年3月20日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
アシスタント講師:長南浩

第十二回 「呪物としての人形 形代をつくる」 
2020年4月17日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
アシスタント講師:長南浩

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23:50
Thu
2019

No.0272

ハロウィンイベント@ゴシックバー プラシーボ

10/30(水)、急遽野毛のゴシックと魔法のカフェバー プラシーボさんで、ハロウィンイベントを開催することになりました。

日付:10月30日(水)
場所:ゴシックバー・プラシーボ
    神奈川県横浜市野毛町1-5 港興産ビル1号館 2F
    045-242-1322

私は19:30位から在店します。
お人形も2体くらい展示します。
また、特殊メイク道具を持って行きます。
お人形と一緒に写真を撮りたい方、ハロウィンメイクをされたい方、是非いらして下さいませ!

仮装またはドールといらっしゃった方には瓏砂ドールポストカードを先着でプレゼント!

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8/21(水)の《真夏のホラーナイト!》でのお写真。
蘭郁二郎「穴」を朗読しました。

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22:37
Sat
2019

No.0271

工場夜景探検クルーズ

こちらも書こうと思っているうち、大分日が経ってしまった、サンタ・バルカ号の工場夜景探検クルーズ。
友人の西川祥子さんから、船を貸し切るので是非!とお誘いがあり、最初は仕事後だと間に合わないから、とお断りしていたのですが、「出発時間を遅くしました」と言われ、思い切って参加を決めました。
あまり気が進まなかったのには理由があって、私はとにかく乗り物に酔いやすいのです。
子供の頃は車やバスに乗る度に吐いてました。
大人になってからはそこまでは酷くないものの、酔い止め薬は必ず持参します。
遊園地の乗り物なども、すぐぐったりしてしまうので極力乗りません。
船には数える程しか乗ったことがありませんが、やはり良い思い出はあまりありません。
一度屋形船での宴会に参加したことがあるのですが、気持ち悪くなってしまって、折角のご馳走も全く手をつけられませんでした。
工場夜景はとても興味があるけれど、きっと酔ってしまって楽しめないだろう、思っていたのです。

9/2のクルーズ当日。
船が出発する、大桟橋埠頭ビルに集合しました。
集合時間になっても全員が集まらず、実際に出発したのは予定時刻の20分程過ぎだったでしょうか。
人数は20名弱。ダンサーさんなど、派手な身なりの方が多かったのもその筈、工場夜景を背に写真を撮るという趣向もあったようです。
写真家の吉成さんや、頭脳警察のPANTAさんなど見知った顔もありました。
私は船に乗り込んだのは良いものの、早速気持ち悪くなって、出発まで一旦降りていました。
遅れてきた方も乗り込み、いよいよ90分のクルーズに出発です。



みなとみらい地区の夜景は流石に素晴らしく、ぐったりしつつもテンションが上がりました。

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一際堂々と聳え立つ、ランドマークタワー

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アニヴェルセル みなとみらい横浜

私と、もう一人位の他は船酔いしない質らしく、皆大はしゃぎ。
(船酔いする人はそもそも参加しようと思わないのかも知れませんが)

サンタ・バルカ号は、船長自らガイドもして下さいます。それもかなりの名調子です。
速度が出てくると揺れが無くなるらしく、酔いが治まってきました。
大型タンカーや定期的に炎を吹き上げる工場の煙突など、初めて見る光景に目を見張りました。
かなりのスピードで走っているので、写真を撮ることは諦めました。
やがて、小山のように聳え立つプラントの近くで船は減速。

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東亜石油の京浜製油所水江工場だそうです。
船長が「川崎のモンサンミッシェル」と紹介していましたが、私はどちらかというとベックリンの「死の島」を想起しました。

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ここぞという撮影スポットでは船は停船してくれて、ライフジャケットを着れば船首に出ることもできます。

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川崎天然ガス発電所

至れり尽くせりではないですか!
すると船長が「ではここから、スピードを上げます!良かったら船首に出て下さい」と。
私も、この頃はすっかり気分が良くなっていたので、船首に出てみました。
船は最大級にスピードを上げ、皆キャーキャー騒ぎながら手摺にしっかり捕まって、遊園地のアトラクションのように楽しみました。
やがて再びみなとみらいが近づき、90分のクルージングは終わりを告げました。

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赤レンガ倉庫。

ちなみにこの日はカメラを持っていったのですが、暗いのでスマホの方が綺麗に撮れるかな、と思い、結局使いませんでした。
これだけの景色を見せられると、良いカメラが欲しくなりますね。

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下船前に、船長を交えて記念写真。

お誘い下さった祥子さん、有難うございました!

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23:55
Tue
2019

No.0270

Gallery 幻「知人の██氏に招かれてあなたはここへ来た」レポート

8月25日(日)~9月8日(日)まで開催されたGallery 幻「知人の██氏に招かれてあなたはここへ来た」。
もう一ヶ月経ちますが、素晴らしい展示だったので今更ながら写真で振り返ってみたいと思います。

搬入日の8/23には、作品だけ置いていってディスプレイはお任せだったので、私が会場の様子を実際に目にしたのは9/6のこと。
ちなみに搬入日に突然、出展者のhirocoさんのお誕生祝いのシアエガケーキが登場し、ちゃっかりお相伴に預かってしまったのでした。
Gallery 幻店長、艶子さんお手製かしら。素敵。

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9/6の仕事後に伺ったところ、入口からもう怪しくてわくわく。

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トルソーに「ネムリグサのお茶」を勧められます。
今回の展示はストーリー仕立てで、壁にテキストが貼ってあり、読みながら進むスタイル。
ギャラリーは「失踪した研究家の部屋」に仕立てられています。

右端、今回のメインヴィジュアルであるhirocoさんによる、背中にシアエガを背負った少女の写真作品。
寺坂マヨさんがこの作品を元に作ったストーリーの冊子も販売されていたので、一冊購入。

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お友達の人形作家、ドールハウスnoahさんがちょうどいらしてました。
皆さん特製メニューの、「いんすます村名物 冷やし出汁茶漬け ザリガニトッピング」「コズミック・ホラー オレンジフロート」など頼んでましたが、もう品切れになってしまったそうで、辛うじて残っていた「宇宙からの色 わらびもちプレート」を注文。
どのメニューも「作品」と言いたくなる完成度の高さで、特に色彩の美しさといったら!

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ストーリー原案・演出のar=maさんによる、魅惑のディスプレイ。

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人形作家でもある、今村建朗さんの絵は、この展示の為に描かれたもの。

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ホラーゲーム『SIREN』の屍人・闇人のデザインを手掛けた、髙橋美貴さんの作品。

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棘女さん(上)、sgさん(下)の作品。

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棚にも様々なディスプレイが。

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由良瓏砂の作品。
クトゥルフ神話風標本Ⅰ(右)、Ⅱ(左)。

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旧作だけでは何なので、ミ=ゴの模型標本を作っていたのですが、搬入日に間に合わず、8/30より展示。

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エコールドシモンに通う、今村建朗さんの触手少女。

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ar=maさんによる「無貌の面」、下は棘女さんの作品。

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「無貌の面」は、鏡にライトを当てると、ニャルラトテップの姿が浮かび上がる・・・。

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カウンターに並ぶ「神話印章の革断片」作品もar=maさん作。

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会場写真は6日に撮ったものと8日に撮ったものが混在しております。

最終日8日はレセプションパーティで、私は豚蛇さん作の巻物「妖神乱舞」を朗読したい!と主張したところ許可して頂いたので、楽しみにしていたのですが、何とこの日は台風直撃。
クトゥルフ神話展の幕切れに相応しい天候となりました。
当然のことながら、予想した程のお客の入りはありませんでしたが、有難いことに薔薇園の常連さんたちは、悪天候にもかかわらず駆けつけて下さいました。
シアエガをはじめ、展示作品のモチーフとなっている10柱の邪神の詩を朗読。

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この日はなんとar=maさんのお誕生祝いの、エルダーサインケーキが登場!
またしてもお相伴に預かってしまいました。

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今回の展示に参加できて、本当に楽しかったです。
いらして下さった皆様、出展者の皆様、ギャラリー 幻の小林様、本当に有難うございました!

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展示情報

会期:8月25日(日)~9月8日(日)
    休廊日 28(水)、29(木)、2(月)、3(火)、7(土)
時間:15:00~20:00
料金:無料

出展 ar=ma / 今村建朗 / sg / 棘女 / 小林義和 / 髙橋美貴 / 寺坂マヨ / hiroco / 由良瓏砂

ストーリー原案・演出 ar=ma
企画協力 寺坂マヨ / hiroco
主催・企画・会場 Gallery 幻 

レセプションパーティー

9月8日(日) 18時~20時
•参加費:1,000円(1ドリンク付) / 予約不要 / おつまみ差入歓迎

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