No.0271
工場夜景探検クルーズ
こちらも書こうと思っているうち、大分日が経ってしまった、サンタ・バルカ号の工場夜景探検クルーズ。友人の西川祥子さんから、船を貸し切るので是非!とお誘いがあり、最初は仕事後だと間に合わないから、とお断りしていたのですが、「出発時間を遅くしました」と言われ、思い切って参加を決めました。
あまり気が進まなかったのには理由があって、私はとにかく乗り物に酔いやすいのです。
子供の頃は車やバスに乗る度に吐いてました。
大人になってからはそこまでは酷くないものの、酔い止め薬は必ず持参します。
遊園地の乗り物なども、すぐぐったりしてしまうので極力乗りません。
船には数える程しか乗ったことがありませんが、やはり良い思い出はあまりありません。
一度屋形船での宴会に参加したことがあるのですが、気持ち悪くなってしまって、折角のご馳走も全く手をつけられませんでした。
工場夜景はとても興味があるけれど、きっと酔ってしまって楽しめないだろう、思っていたのです。
9/2のクルーズ当日。
船が出発する、大桟橋埠頭ビルに集合しました。
集合時間になっても全員が集まらず、実際に出発したのは予定時刻の20分程過ぎだったでしょうか。
人数は20名弱。ダンサーさんなど、派手な身なりの方が多かったのもその筈、工場夜景を背に写真を撮るという趣向もあったようです。
写真家の吉成さんや、頭脳警察のPANTAさんなど見知った顔もありました。
私は船に乗り込んだのは良いものの、早速気持ち悪くなって、出発まで一旦降りていました。
遅れてきた方も乗り込み、いよいよ90分のクルーズに出発です。

みなとみらい地区の夜景は流石に素晴らしく、ぐったりしつつもテンションが上がりました。

一際堂々と聳え立つ、ランドマークタワー

アニヴェルセル みなとみらい横浜
私と、もう一人位の他は船酔いしない質らしく、皆大はしゃぎ。
(船酔いする人はそもそも参加しようと思わないのかも知れませんが)
サンタ・バルカ号は、船長自らガイドもして下さいます。それもかなりの名調子です。
速度が出てくると揺れが無くなるらしく、酔いが治まってきました。
大型タンカーや定期的に炎を吹き上げる工場の煙突など、初めて見る光景に目を見張りました。
かなりのスピードで走っているので、写真を撮ることは諦めました。
やがて、小山のように聳え立つプラントの近くで船は減速。

東亜石油の京浜製油所水江工場だそうです。
船長が「川崎のモンサンミッシェル」と紹介していましたが、私はどちらかというとベックリンの「死の島」を想起しました。

ここぞという撮影スポットでは船は停船してくれて、ライフジャケットを着れば船首に出ることもできます。

川崎天然ガス発電所
至れり尽くせりではないですか!
すると船長が「ではここから、スピードを上げます!良かったら船首に出て下さい」と。
私も、この頃はすっかり気分が良くなっていたので、船首に出てみました。
船は最大級にスピードを上げ、皆キャーキャー騒ぎながら手摺にしっかり捕まって、遊園地のアトラクションのように楽しみました。
やがて再びみなとみらいが近づき、90分のクルージングは終わりを告げました。

赤レンガ倉庫。
ちなみにこの日はカメラを持っていったのですが、暗いのでスマホの方が綺麗に撮れるかな、と思い、結局使いませんでした。
これだけの景色を見せられると、良いカメラが欲しくなりますね。

下船前に、船長を交えて記念写真。
お誘い下さった祥子さん、有難うございました!
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