Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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08

31

23:14
Tue
2021

No.0395

生と死の間で ホロコーストとユダヤ人救済の物語

チラシを貰って気になっていた「生と死の間で ホロコーストとユダヤ人救済の物語」展、最終日に行って参りました。
会場は神奈川県立地球市民かながわプラザ(通称あーすぷらざ)。本郷台にある施設です。
本郷台は大船の隣駅で、実家から近いのですが、あーすぷらざへ行くのは初めてです。

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本郷台駅前

あーすぷらざは駅から3分ほど。

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なだらかな階段と並行して、橋状の構造物が建物まで伸びています。

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本館の手前にはあーすぷらざというだけあって地球儀のような球体があり、本館は円柱状です。
中は吹き抜けのホールになっていて、丸窓になった天井の中央には地球儀が嵌まっており、見上げると南極が中心にあります。

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展示会場のある4階までエレベーターで上がると、受付で予約の確認をされました。
券売機で、チケット(大人400円)を購入します。
このチケットで、3つの常設会場も見られるそうです。

展示室に入ってみると、アミューズメント施設っぽい雰囲気で、親子連れが楽しそうにしています。
あれ、ここじゃないみたい。
スタッフさんが「あちらです」と示して下さったのは、吹き抜けの周囲にぐるりと巡らされた、通路の部分。

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通路には衝立の様な形で、パネルが林立しています。
パネルを使用した展示方法は、なかなか斬新でした。

展示スペースの入口には、製本された立派なパンフレットが、なんと無料配布されていました。
展示では、ドイツ近隣12か国で行われたホロコーストの実態と、それぞれの国にいたユダヤ系市民、そして彼らを助けた隣人たちを紹介しています。
自分たちの身の危険も顧みず、そのような勇敢な行為を行った人々は、イスラエル政府より「諸国民の中の正義の人」という称号を与えられているそうです。
ホロコーストに対する態度が、国によってそれぞれ異なっていたのも興味深く思いました。

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ホロコーストの犠牲者数はアウシュヴィッツ強制収容所のあったポーランドが最悪で、300万人以上が犠牲になったと言われているそう。
リトアニアの日本領事だった杉原千畝は、日本人で唯一の「諸国民の中の正義の人」に認定されています。
彼は、何千人ものユダヤ人の日本への通過ビザを発行し「日本のシンドラー」と呼ばれています。

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ユダヤ人の友人を匿った人、自分の工場で働かせた人、子供や赤ん坊を預かった人、友人に身分証を提供した人…。
極限状態に於いても良心を保ち続けた彼らのエピソードの多くは、長いこと語られないままでした。
生涯そのことを明かさないまま亡くなっていった人ももちろん、数多くいます。
彼らのことを思うと、非常に複雑な気持ちになりました。

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下を見下ろすとこのような感じ

ホロコースト展を見てから、他の展示室も覗いてみました。
国際平和展示室には、戦争関連の展示がありました。

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こちらのスペースでは、焼夷弾を投下するB29の映像などが見られます。

相方がお腹を空かせていたので、「こどもの国際理解展示室」「こどもファンタジー展示室」は立ち寄らず。
後でサイトを見ると世界の家とか民族衣装の展示などがあり楽しそうだったので、ちょっと残念。

1階にはフェアトレードのお店があり、そこでは山ブドウのピューレを購入。
他にコンサートホールや会議室、映像ライブラリー、今はやっていませんがレストランやカフェもあり、充実した施設でした。

相方がユダヤ人が迫害されることになった経緯を知らない、と言うので少しびっくりしました。
月に一度、ツイキャスで聖書読書会を行っているのですが、ユダヤ人の歴史についても取り上げても良いかもしれません。

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08

29

01:05
Sun
2021

No.0394

Yoko Hasegawa×Hemavati コラボレーションジュエリー

友人がデザイナーをやっているオーダージュエリーのお店、Hemavatiのオリジナルジュエリーを、委託販売させて頂いております。
Hemavatiと有名イラストレーター長谷川洋子さんとの、コラボレーションジュエリーです。
2012/07/17~12/29に開催された、長谷川洋子さんの展示「Roman」にて発表されました。

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マザーパールのスカートを持つホワイトゴールドでできた少女の体には、1.9カラットのダイヤが散りばめられています。
デザインはもちろん、長谷川洋子さんです。
シリアルNo.0234、桐箱入り。

Hemavatiブログ
長谷川洋子ブログ

長谷川洋子(はせがわ ようこ)
1981年、静岡市生まれ、東京都在住
多摩美術大学情報デザイン学科卒業後、アパレル企業勤務を経て、2006年よりフリーのイラストレーターとして活動を始める。
2010年にはイブ・サンローラン・ボーテに日本人で初めてパッケージに起用される。広告、書籍装画を中心に、ファッション誌ビューティー誌などで活動中。
レースやビーズなどのビンテージ素材や日本の着物の生地、マニキュアなど異素材をミックスした、独自のコラージュで一枚の絵を描いている。
遠い記憶を思い出すような「幻想的でプライベート感のある世界観」を大切に制作している。

天然石の使い方に定評のある、Hemavati。
ころんとした形が可愛らしい、ダブルパールとサンストーンを組み合わせたリング、ピアス、ネックレス。さりげなくセット付けしても素敵です。

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こちらは、パープルピンクのルビーと乳白色のストーンの、アシンメトリーなデザインが遊び心をくすぐります。

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以下でご購入頂けます。

Yoko Hasegawa×HEMAVATI コラボレーションジュエリー \300,000

ダブルパールリング \30,000
ダブルパールピアス \25,000
ダブルパールネックレス \20,000

ルビーピアス \25,000
ルビーネックレス \20,000

Hemavati公式サイト

セットでしたら、少しお値引きさせて頂くことも可能です。
ご不明点やご希望などございましたら、コメント欄からご連絡下さいませ!
宜しくお願い致します。

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08

25

22:12
Wed
2021

No.0393

空に溶ける 闇に浮かぶ

ロサパルティ プロデュース
《哲学者の薔薇園》企画展
空に溶ける 闇に浮かぶ

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◎参加作家
akibaco、石田千帆、卯月螢、鏡野みづは、澁谷瑠璃、緋衣汝香優理、ミカミまこ、邑神ナッツ、由良瓏砂

◎会期
2021年9月13日(月)~18日(土)12:00-20:00(最終日17時まで)

9月17日(金)19:00- 出展作家によるギャラリートーク(ツイキャス配信あり)
司会:松尾友雪
入場料:500円

◎会場
銀座中央ギャラリー
〒104-0061東京都中央区銀座1丁目9-8 奥野ビル411号室
TEL:090-2919-8651
E-mail info@chuogallery.com


2017年より、都内の数店舗(武蔵小山 TARUHO、新宿 A STORY、四谷三丁目 喫茶茶会記、中野 gLUV.、新宿御苑 サロン・ド・シャルーン)でのダイニングカフェバー営業、及び神保町 SPINORギャラリーにて「オカルティズム講座」を行ってきた、アートサロンカフェ《哲学者の薔薇園》。
当初より一貫して、知と美を追求する人々の集う場としての機能を追求してきました。

2020年、株式会社シャルーンを母体とし、WEBショップ ロサパルティを開店。
ショップでは布や手芸用品、布製品を主に扱っていますが、最終的にはアーティスト支援を目的としており、少しずつ作家作品の取扱いも始めております。
一方で、週一ペースでツイキャスにて、聖書や能、古典文学の読書会や朗読会、ゆかりのアーティストの作品紹介やトークライブ等の発信も行っています。
動画は編集し、後日Youtubeにて公開しております。

2021年、アート関連事業への展開を見据え、初の企画展の開催を計画致しました。

《哲学者の薔薇園》は、精神分析学者ユングによって取り上げられた、錬金術の書物の名称です。
錬金術は「相反物の一致」の物質的・象徴的な実現を目指す学問です。

今回の企画展では、哲学の中心命題である「存在」を取り上げます。
人間存在の理想的な在り方は「世界と一体化すること」と「自己を際立たせること」という、一見真逆に思える二つの様態を一致させることで見出せるのではないか、と考えました。
その絵画的表現として、主として少女・女性性をモチーフとする女性作家諸氏の作品展示を行います。

特設サイト

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08

17

23:13
Tue
2021

No.0392

釣り堀 武蔵野園

前にも書きましたが、私が提案したYoutubeの企画は、大概相方に却下されてしまいます。
前回の「宇宙食を食べる」は、宇宙センターのお土産物屋で思いついて私が購入し、例外的に無事採用されました。

それ以外にも幾つか、やりたいと主張してOKが出たものがあります。
その一つが、釣り。

小学生の頃釣りに興味を持ったきっかけは、定期購読していた学研の雑誌に連載されていた釣り漫画だったか、男子の間で流行っていたブラックバス釣りだったか。

家の物置には、亡くなった祖父の遺した釣り道具がありました。
竹の釣り竿に、木箱に収められた釣り針や、浮きやおもりなどの道具たち。
木箱を引っ搔き回して仕掛けを作り、父にねだって小田原の酒匂川に釣りに連れて行ってもらいました。
車で川の側を通る時、そこそこ大きい魚がいるのが見えたので、魚がいるならきっと釣れるだろうと、子供らしい浅はかな目論見を抱いたのです。

が、結果は、まるでダメでした。

隣の家のおじさんが釣りをする人で、私たちが釣りに興味を持ち出したのを知り、弟にリール付きの青い竿をくれました。
でも弟はどちらかというと私に付き合っていただけで、そこまで釣りに積極的ではありませんでした。たぶん。
当然私は納得がいかず、おじさんに駄々をこね、まんまと同じようにリールの付いた、黄色の竿を譲って貰うことができました。
今思うとずいぶん図々しいことをしたなあ、と我ながら呆れてしまいますが、子供の頃はとにかく男の子に対する対抗心が強く、「女の子なんだから」というような言い方に無闇に反発していたので、そんな行動に出てしまったのです。
その反面、性格は今より全然おとなしく引っ込み思案で、目立つのが大嫌いという子供でした。

祖父の古い竹竿とは違い、カーボン製の軽い釣竿はカッコよく、いかにも魚が釣れそうな感じです。
道具や釣りの本も買ってもらい、仕掛けを調べて、手持ちの道具でも釣れそうな魚を探しました。
やがて、念願の海釣りに連れて行って貰えることになりました。

釣具屋さんでゴカイやイソメの餌を買い、針に付け、仕掛けの部分を左手で持ち、思い切り竿を振りかぶって手を放します。
すると、リールからどんどん糸が繰り出されていきます。
糸が止まったらハンドルを回し、糸を手繰り寄せていきます。
基本的には、それを繰り返すだけ。
なのに、ものすごくワクワクしました。

最初の海釣りでは、小さなフグを釣りました。
残念ながら、食べられる魚ではありません。
それでも、嬉しかったのを覚えています。

その後も何度か海釣りに連れて行ってもらいましたが、たまに釣れたとしても食べられない小魚くらいで、釣果と言えるものはありませんでした。
どうして食べられないのかは分かりませんが、猫にあげても食べなかったので、きっと本当に食べられないのでしょう。
そんな時、三浦半島に住んでいる父の友人が、ハゼ釣りに誘って下さいました。

ハゼはダボハゼと言って、素人でも簡単に釣れる魚です。
初めてまともな魚を釣ることができ、興奮しました。
かなりの大漁でした。
私は7匹くらい釣ったでしょうか。
釣ったハゼたちは母に唐揚げにされ、夕食のテーブルに並びました。
自分で釣り上げた魚は、この上ないご馳走でした。

大人になってからは、めっきり釣りに行くことはなくなりました。
大学生の時に友人たちと海釣りに行ったのと、旅先の牧場にある釣り堀で鮎を釣り、塩焼きにして食べたことがあるくらい。
その時は入れ食いの様な感じで、釣りの醍醐味を味わうことはありませんでした。

久しぶりに釣りに行きたい。釣った魚を捌いてもらって食べたい。(自分では捌けない)

竿や道具がないので、釣りをするなら借りられるところを探さないといけません。
相方が都内の釣り堀を調べたところ、近所の和田堀公園に、あるではありませんか、釣り堀。
雰囲気もレトロで、懐古趣味の私としては非常にそそられる物件です。

30度越えの暑い日、その釣り堀、武蔵野園に行くことになりました。
西永福駅で相方と待ち合わせ、15分程歩きます。
ところが、やっと辿り着いた釣り堀には、3日間お休みします、という張り紙が!
がっかりした相方は「二度と来ねえ」と毒づいていました。

本当に行かなかったらどうしよう、という心配も杞憂に終わり、数日後に無事、再訪。
この日は雨が上がった後で、そこまで暑くなかったのが幸いしました。

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入口にはガシャポンの機械に交じって、忍者の形のポップコーン自販機、という他ではあまり見かけない機械が設置されています。
しかもかなりの音量で喋ります。唐突なのでビクッとします。
受付で1時間分の料金700円を二人分払い、容器に入った餌を貰いました。
ちなみに30分だと500円、2時間1200円、半日1900円です。

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クチボソやアメリカザリガニが売られています。

竿が沢山並んでいますが、竹竿、というかただの竹です。ワイルド!
どれを選んでも大差なさそうなので、適当に2本取りました。
常連さん用の竿もありましたが、見た感じ他の竿と変わりありません。仕掛けが凝ってるのかな?
餌がまた問題です。
まるでおが屑かと見紛うような、練り餌。
「餌持ち込みたいねえ」と相方と会話しつつ、場所取り。

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池は4つに分かれています。
せっかくなのでサメのいる池にしました。
結構人が来ています。
カップル、親子連れ、老人など、客層も様々。

しかし、釣れない!
仕掛けを投げ込むと小さな魚が群がって、餌をつついているのが見えます。
なのですぐに餌がばらけてしますのです。

相方がネットで調べて「餌は小さ目に付けるのがいいらしいよ」というので、試してみました。
場所も変えたり色々試行錯誤するも、全くダメ。
でも、近くではちゃんと、釣りあげている人がいますので、何かしらコツがあるのでしょう。
中でも一人、滅茶苦茶釣ってるおじさんがいました。
隣のカップルの男性が釣り上げた魚を得意そうにぶら下げ、彼女が写真に撮っているのを見て相方が「あれ、貸してもらえないかな」と呟いていました。

一時間が過ぎましたが、結局二人とも釣れずじまい。
餌は丸々ひとカップ分残りました。

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悔しく思いながらも、併設の食堂でご飯を食べて帰ることに。
ちなみにここはキャッチ&リリースなので、どうせ釣れても持ち帰って食べることは出来ないのです。(負け惜しみ)

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手作り感のある食堂は、まるで戦後焼け跡に建てられたんじゃないかと錯覚するくらい簡素な作りでしたが、冷房が効いて快適でした。
メニューの人気一位はオムライスでしたが、洋食はレトロ喫茶の取材で食べ慣れているので、親子丼にしてみます。
あとはおつまみにチーズカリカリ揚げと、ラムネとコーヒー。

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こちらは喫煙ルーム。

恐らくコロナで人が少ないんでしょう。
最初は貸切状態でしたが、私たちの後から釣り客が入ってきました。

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親子丼もチーズカリカリ揚げも、味付けがしっかりしていて美味しかったです。

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ビニール越しに釣り堀を眺めながら、夏を満喫しました。

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今度はまた別の釣り堀にも、行ってみたいと思います!

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08

08

22:52
Sun
2021

No.0391

《哲学者の薔薇園》つくば遠足・後編 ウッディーキャロット アンド モモコハウス

さて、次の訪問地はアンティークショップの筈、でしたが、これまでのこともあるので電話をしてみるも、出ないようです。
休業の可能性が強いということで、また行先を変更しなければなりません。
私は少し前に、平将門公縁の築土神社と首塚にお詣りしているのですが、筑波の隣の隣にある坂東市に、将門終焉の地である國王神社や、胴塚のある延命院があると知り、行きたいと主張していました。
が、残念ながら同行者の同意は得られず。
一人旅ならことごとく訪れるところですが、団体旅行なのでここは我慢して皆に従うことにします。

ということで向かうことにしたのは、これも瑠璃さんお勧めのお店、ウッディーキャロット アンド モモコハウス
その前に、屋外のロケット広場に展示されたH-Ⅱロケットを背に記念写真を撮ることに。

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ちなみに、これは実機です。ということは、これから打ち上げる予定なのでしょうか。

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せっかくコーディネートを瑠璃さんと合わせたので、一緒に撮って頂きました。
撮影:小松晋一朗

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集合写真。
撮影:小松晋一朗

ウッディーキャロット アンド モモコハウスに到着。
駐車場の脇には、ブラックベリーが実をつけています。

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入口には黒い犬。

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お店に入ると左手には、ロマンチックなお洋服や雑貨がぎっしり並べられたショップがあります。
ピンクハウスなどの古着もありましたが、それ以外はほとんど、マダム自ら作成したオリジナル。
瑠璃さんは前から気になっていたという、エプロンを購入。
タグに「モモコハウス」とありますので、長い店名の後半はこのブティック部分なのでしょう。

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そしてウッディーキャロット部分?がまた、すごいお店でした。

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まず、ショーケースに並ぶケーキ類の数々!
どれもデザインが可愛くボリューム満点、そして安い!!
なんとケーキ300円ほど、ケーキセット600円ちょっとという、信じられないお値段です。
フードも美味しそうでしたがさすがに入らないので、悠雅くんとケーキをシェアすることにして、苺のショコラタルトだったかをセレクト。
私は基本的に温かい飲み物しか飲まないので、セットドリンクは紅茶にしましたが、コールドドリンクを頼んだ皆さんは、金魚鉢のようなグラスで出てきたのに二度びっくり。
ちなみにケーキのお味はとても美味しかったです。

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この日は割と空いていましたが、いつもは並ぶほどの人気店なのだそうです。

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大きなテーブルを占領させて頂き、ゆっくりティータイムを楽しみました。

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撮影:瑠璃

帰りに駐車場で、瑠璃さんが育てたハーブのお土産を頂きました。
皆、野良ブラックベリー(その時はラズベリーだと思っていましたが)にテンションが上がっていました。
一つ取って食べてみましたが、赤い実はまだちょっと酸っぱかったです。

最寄りの駅まで車で送って頂き、解散。
暑くて充実した一日でした。
次はガマランド再開を楽しみにしたいと思います。

帰ってきてから、宇宙センターのお土産に買ってきた宇宙食を食べる動画を撮りました。
宜しければご視聴&チャンネル登録お願い致します!

宇宙食を食べる

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08

06

01:42
Fri
2021

No.0390

《哲学者の薔薇園》つくば遠足・前編 アリスの茶屋、宇宙センター

先月末、《哲学者の薔薇園》でつくばに遠足に行ってきました。
きっかけは、1月にフィールドワークをご一緒した、猫蔵さんからのお誘いでした。
生贄や見世物という文化を研究している猫蔵さんが訪れたいと思っている、怪談「累ヶ淵」縁のお寺、法蔵寺の法要に行きましょう、というお話だったのです。
しかしコロナ下で、法要は中止に。
そこで、かねてから行きたいと思っていた、瑠璃さんお勧めの筑波山ガマランドに行先を変更することにしました。

とはいえ、このご時世です。
念の為ガマランドに電話して、営業しているか尋ねてみたところ、なんと「只今リニューアル中で、お休みです」というではありませんか。
「いつ再開しますか?」
「まだ未定なんです」
再度の行先変更を余儀なくされることになりました。

あくまでも茨城で探すか、それとも思い切って、他に行きたいと思っていた違う土地にしようか…。
行きたい場所は沢山あります。
でも、茨城在住の方にも声を掛けてしまっていたので、できればこの辺りで探したい。

そして見つけたのが、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 筑波宇宙センターです。
ここでは、宇宙ロケットや人工衛星の実機や試験機が見られるのだそうです。
地質博物館や植物園、プラネタリウムなども候補に挙がりましたが、その辺はつくばまで行かなくても見られる気がします。
でも宇宙ロケットが見られる場所は、そうそう無いのではないかしら。

宇宙センターの見学は無料ですが予約制で、サイトから申し込みができるようになっています。
幸いにも、遠足の日に空きのある時間帯があったので、無事予約を済ませました。
茨城在住の豚蛇さんと、お馴染み鵺さんもご一緒することになり、人数は7名になりました。

当日はつくば駅に待ち合わせ。
まずは車に分乗して、瑠璃さんお勧めの「アリスの茶屋」に向かいます。

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アリスの茶屋は人気のお店らしく、開店間もないのに満席の状態。
売店では紅茶なども販売していて、テラスからは庭園が見え、とても素敵なお店でした。

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待っている間に撮影。

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撮影:神崎悠雅

しばらく待たされてから、個室に案内して頂きました。
日曜日だったので、メニューはホリデーランチ(2000円)のみ。

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グラスに入ったヴィシソワーズ、焼きナスのカナッペなど、前菜がお皿の上に、美しく盛られて運ばれてきました。

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メインはチキンのディアボラ風。

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そして驚いたことに、デザートがアフタヌーンティーセット!
三段のケーキ皿に、サンドイッチ、スコーン、シフォンケーキが盛られているという、驚きのボリュームです。
さすがに食べ切れないと思い、スコーンは包んで頂きました。

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スタッフさんが撮って下さった集合写真。

お店を出て再び車に乗り込み、10数分程でJAXAに到着!

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瑠璃さんの車にて。

ゲートでは警備員さんに予約の有無を聞かれます。
受付を済ませてから、展示館へ。
ここは1時間の入れ替え制で、見学者は紙製のリストバンドの色で管理されます。

入口には地球の模型。

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撮影:瑠璃

館内に展示されているのは、人工衛星の予備機や試験モデルです。
予備機というのは実機と同等の仕様で製作する機体で、トラブルに備えて製作されるのですが、何もなければ地上に残ります。
実際に打ち上げられた人工衛星が地球に戻ってくることはないので、ここには実機はないということになります。

それにしても人工衛星、作りがちゃち過ぎません?
まるで中学生が、夏休みの自由研究で作ったかのよう。
最初に見た時は、みんな模型なのかと思いました。
そう言うとと瑠璃さんが「でも本物もあんな感じにキラキラしてるらしいですよ」と。さすが、博識。

金色やオレンジのキラキラは、太陽熱から機体を守る為の「サーマルブランケット」という物質です。
マジックテープなどで付けられているのには驚きました。
他にも、やたら部品が剥き出しになっていて脆そうに見えますが、宇宙空間では空気抵抗がないので、支障がないのだそう。

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技術試験衛星Ⅶ型「きく7号」(試験モデル)
チェイサ衛星(ひこぼし)とターゲット衛星(おりひめ)の2機の衛星から構成されています。

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技術試験衛星Ⅷ型「きく8号」の、横にある縮小模型。
なんだか縮小模型の方が、精密そうに見えます。

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温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(試験モデル)

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「いぶき」を眺める面々。
撮影:瑠璃

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小惑星探査機「はやぶさ2」(実物大模型)

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「はやぶさ2」を眺める面々。後ろにある大きいのは、月周回衛星「かぐや」(試験モデル)

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月の模型。

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LE-7Aエンジン(試験モデル)
H-Ⅱロケットの第一弾メインエンジン。
ドレスを着た女性の姿のようだと思いました。

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国際宇宙ステーション 日本実験棟「きぼう」(実物大模型)
残念ながら内部の見学は中止になっていました。

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歴代ロケットの模型。
今は50mくらいあるロケットですが、一番最初に作られたロケットはたったの23㎝だったそう。

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一休みする小松さんと瑠璃さん。

後半に続く。

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