No.0456
茨城遊行・後編 シビックセンター、御岩神社
翌日は朝9時台にチェックアウトし、これもレトロ喫茶の「トロピカル」に向かいました。
南口には水戸納豆像が!

昨日行ったプロカフェの更に先にあり、ちょっとベースタウンにありそうな、横に長い建物でした。


レトロな雑貨やアーリーアメリカン調の看板、古い自転車などが飾られた店内はどこかノスタルジック。

私はコーヒー、悠雅くんはクリームソーダを注文し、ナポリタンスパゲッティをシェア。
甘めのケチャップがモチモチした麺に絡んだ、理想の喫茶店のナポリタンでした。
電車に乗って日立へ向かう途中の大甕という駅が悠雅くんの実家の最寄り駅だと聞き、思わずホームを撮影しました。

30分程で日立に着くと、駅舎は海が眺められるように一面のガラス張りになっています。

記事を書くのに調べていたら、アニメ作品などでお世話になっている笠松咲樹さんが、かつてスタッフとして関わっていた建築家・妹島和世氏の設計と分かって驚きました。妹島和世さんは日立出身なのだそうです。

駅前にあるフジテレビ社屋のような球形のプラネタリウムを備えた、日立シビックセンターという建物に向かいました。
8階にある科学館サクリエは、様々な体験型の展示があり、科学を遊びながら学べるようになっています。

光るところをタッチして点数を競ったり、片足で立ったまま声の指示に従ったり、立体物の影の形が回転すると変わるのに驚いたり、などなどたっぷり楽しみました。
地階では夏の特別イベント からくり・コロコロ展を開催中で、木製の様々なおもちゃの中でも一番面白かったのが、木のボールが転がることでメロディを奏でる装置。

楽譜に従って木の板を組み替え、別の曲を作れるのですが、楽譜は「ちょうちょ」「きらきら星」のような童謡ばかりだったので、ヴィヴァルディの「春」の冒頭部分を作ってみました。
上からボールを落として最後までメロディが奏でられた時には、かなりの達成感を味わいました。
次の目的地は、バスで35分の距離にある、御岩神社。
実は平日ダイヤで調べていたのに、この日は休日ダイヤだったのでもう時間がないかも、となりかけたのですが、折角来たのだし滞在時間が短くても行こう、とバスに乗り込みました。

御岩神社は不思議なところで、すべての社の祭神を合わせると、なんと188柱を祀っているそう。
そして神仏混淆の霊場でもあり、大日如来像や阿弥陀如来像も祀られているそうです。

あちこちの神社を見てきてはいますが、御岩神社の参道に足を踏み入れると、空気が変わるような感じがありました。
和歌山の熊野大社に行った時も、同じような感覚を持った覚えがあります。


本当にたくさんの神様が祀られているようで、入口すぐには祓戸神社があり、奥に進むと斎神社、かびれ神宮などの社があり、三本杉などの神木、道祖神として祀られている大きな石、など見所には事欠かない状態です。





降り注ぐ光までが、神々しく感じられる場所でした。


残念なことにバスの時間が限られていた為、30分くらい駆け足で回って、帰路に着きました。
日立駅に戻り、駅舎にあるオーシャンビューを楽しめるシーバーズカフェに入ることにします。

少し待って、席に案内されました。
隣の席の人が頼んでいる山のようなビジュアルのスイーツがすごいなと思って横目で見ていたのですが、どうやら名物のスペシャルボルケーノのようです。
ボルケーノは英語で火山のこと。見たままですね。
が、悠雅くんがスイーツは要らないというので、タコライスを頼んでまたシェアすることにしました。

ドリンクは私は例によってコーヒー、悠雅くんは限定メニューを。
ボトルに入った、とてもインスタ映えのするビジュアルです。

窓から眺める海は、夏の思い出を締め括るに相応しく、穏やかに揺蕩っていたのでした。

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