Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

02« 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 »04
10

13

01:12
Fri
2017

No.0120

青空朗読 音声図書の試み

現在、朗読が私のライフワークのようになっております。
思えば舞台表現活動を始めた一番最初の試みも、自作の詩の朗読でした。
高校の頃、江ノ島にあった小劇場「天文館」に出入りするようになったのがきっかけ、のように自分では思っておりましたが、ある日両親から、朗読のテープが送られて来たのです。
そこには弟や妹のものと一緒に、7歳の頃の私の朗読が録音されていました。
ちなみに読んでいたのは「へっこきじっさま一代記」。
なんかもうちょっとなかったのかと思いますが、子供の頃からこんなことをしてたんですね。

父が視覚障害者の為の図書館事業を行っている、ロゴス図書館の活動に関わっていたので、音訳ボランティア養成講座に参加しようかと思ったら、平日の講義を数ヶ月受けないといけないようで断念・・・。
しかし、何かしら音声図書の製作には携わりたいと思っていたところ、青空文庫の作品を朗読したものを公開している、青空朗読というサイトの存在を知りました。
私の主催している演劇ユニット、MONT★SUCHT(モントザハト)のイメージソースの一つでもあるカフカの作品から、何度か読んだ「家長の心配」「皇帝の使者」そして読むのは初めてですが比較的短い「道理の前で」と「最初の苦悩」の4作を選び、指導を受けている声優の野村道子さんにも聞いて頂き、録音して送りました。
青空朗読のスタッフの方は、とても丁寧に細かく朗読をチェックして下さり、指摘を受けた箇所の直しを経て数週間後、自分で出来に満足できなかった「最初の苦悩」を除く3作品が、無事掲載されました。

送られてくる朗読データのチェックに時間が掛かる為、次回の掲載は3ヶ月程後、とのことでしたが、私自身も忙しくてなかなか次が送れず、やっと最近1作品の録音ができました。どの作家の作品かは、お楽しみに。
それにしても青空文庫といい、沢山のボランティアスタッフの力で成り立っているこういったサイトがもたらす恩恵は計り知れないものです。
少しでも役に立てればいいな、と思いつつ、日々研鑽を重ねております。

カフカの朗読はこちら。
「皇帝の使者」
「道理の前で」
「家長の心配」

ランキング参加中。是非クリックお願いします!現在の順位も確認できます。



にほんブログ村
関連記事

スポンサーリンク

ここに広告のコードを入れる

Trackback

Post

Name:

Url:

Pass:




管理者にだけ表示