Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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01

19

14:43
Fri
2018

No.0140

桜の森の満開の下

11月に人形制作の依頼を受け、作業真っ最中の舞台のお知らせです。
私が古くからお世話になっている、劇団榴華殿の川松さんによる企画・演出の舞台。
この舞台の為に表題作以外にも坂口安吾の作品を読みまくっているのですが、この人の作品は随筆が面白い。
「アンコウのどぶ煮」などの食べ物の描写など、思わず食べたくなってお店を探してしまいました。
それはともかく、この作品といい私の大好きな「夜長姫と耳男」といい、ヒロインの善悪を突き抜けた超越感が堪りません。
私の敬愛するカトリック作家の高橋たか子氏は、善悪の問題について「通り抜ける」という表現を行なっています。
曰く、「悪を知らなければ、悪を通り抜けることができない」。
人間存在を見つめる透徹した眼差しが、安吾氏の夾雑物で糊塗された仮面の隙間から、垣間見える気がします。

以下、詳細になります。

***********
「桜の森の満開の下」

原作=坂口安吾
演出=川松理有(榴華殿)
出演=仲谷智邦 円地晶子(無名塾)

企画=川松理有
音響=筧良太
照明=原川モリト貴之
舞台スタッフ=伊藤貴史(劇団ミックスドックス)
衣装=森田小夜子
人形制作=由良瓏砂
チラシデザイン=沼上純也(イヰマ)
制作=E.T.C
協力=榴華殿、無名塾、(株)仕事、劇団ミックスドックス、瑠璃千面、久保庭尚子

E.T.C とは=映画での共演をきっかけに「この二人にしかできない芝居を創ろう!」と、仲谷智邦・円地晶子の二人で立ち上げたユニット。
第2回公演となる今回は、前作に引き続き、演出に榴華殿の川松理有さんを迎え、坂口安吾の『桜の森の満開の下』に挑みます。

【公演日時】

2018年3月22日(木)→ 3月25日(日)

3/22(木) 19:00
3/23(金) 19:00
3/24(土) 13:00/18:00
3/25(日) 13:00

【チケット(全席自由)】

前売=3,500 円 当日=4,000 円

【ご予約】

MAIL=entomcreation@gmail.com
TEL=090-2776-8270
※つながらない場合は留守番電話にメッセージをお願いいたします

Corichチケット(PC・スマートフォン用・携帯電話用)https://ticket.corich.jp/apply/87300/

【会場】

APOC theater
住所=東京都世田谷区桜丘5-47-4
TEL=03-6321-7690
劇場サイト=http://apoc-theater.net/
※千歳船橋駅徒歩1分(地図) http://img-cdn.jg.jugem.jp/d4a/3804586/20171019_715295.jpg?_ga=2.228327965.1001442661.1516337946-472950990.1516337946

千歳船橋駅の改札を出たら、目の前のファミリーマートの方に渡り、左横の線路下の道を直進。
途中、線路下のカレー屋や本屋、靴屋を通り過ぎ、1 つ目の信号を千歳歯科クリニックの方に渡り右折。
線路下をくぐってすぐの細い道を左折。
黒くて壁に緑の絵が描いている建物がAPOC シアターです。



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