No.0169
ニーベルングの指輪
先週日曜、京王フローラルガーデン アンジェのGo Green Market行ってきました。先日の記事に書いたようにマンタムさんのお店が出店するというので真っ先に探したのですが、爽やかなガーデンでてっきり異彩を放っているものと思いきや、意外と周囲の光景に馴染んでいました。
屋外の催事とは基本的に相性が良いのかもしれません。剥製の子熊も心なしか生き生きとした様子です。


紙ものを多く扱っているマンタムスタッフのルビイちゃんに、洋書がないか聞いたところ、外国のポストカードなら、と言うので見せてもらいました。
絵柄と封筒を見ると、ワーグナーの楽劇のシーンを描いたもの。画家はMichael Echter。他にグリム童話のものもありました。
これは面白いと、まとめて購入させて頂きました。
封筒には6枚ずつポストカードが入るようで、「パルジファル」「ローエングリン」はカードにタイトルが書いてあります。
ところが「ニーベルングの指輪」は四夜分が別々の封筒に分かれているのですが、どれがどれに入るのか分かりません。

私は大学でドイツ語を受講し、テキストには「ニーベルンゲンの歌」も使われたのですが、全く授業に着いていけず、お情けのように点数をもらって何とか単位を取ったのでした。
ワーグナーも大好きですし、野川徹氏のモデルでジークルーネを演じたこともあるのに、「指輪」のストーリーをろくに知らないことに気づいたのです。

野川徹『Siegrune』
これはいかん、とネットでストーリーを調べ、ポストカードの絵柄と照らし合わせていきました。
それでも、良く分からないものが何枚もあります。
ドイツ語をよくよく読んでみると、どうも楽劇の歌詞のようです。
翻訳ソフトを駆使して解読しつつ、原文を検索にかけると、ちゃんとどのパートの歌詞か情報が出てきて一件落着。
それにしてもストーリーはかなり荒唐無稽ですね。
一度オペラも観てみたいな、と調べたら、家からほど近い新国立劇場で、2015年から2017年にかけて上演されたことが分かりました。
ああ、観たかった!
新国立劇場では「さまよえるオランダ人」は観たことがあります。何年かごとに来日しているみたいです。
今回は他に、古物百貨店ALL TOMORROW'S PARTIES(もちろん店名はヴェルヴェット・アンダーグラウンドから!)で幾つか品物を購入。
今までは敷地内の真ん中の方に出店されていて、大胆なディスプレイがマンタムさんに通じるものがあるな、と思っていたのですが、今までお互い知らなかったそうです。
それから、主催者さんのお店でも少しお買い物しました。
こちらもビーチを思わせつつ、結構個性的な店構え。
それにしてもこの会場、花や植物が本当に美しく、心を癒してくれます。
また次回、秋の開催も楽しみにしています。
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