No.0177
箱根遠足・前編 ドールハウス美術館
《哲学者の薔薇園》の営業中、サロン・ド・シャルーンのオーナー小松さんや常連のお客様たちと、よく「箱根 宮ノ下富士屋ホテルのラウンジでお茶をしたいですね」という話をしていました。私の好きなガラスの森美術館(→こちら参照)や、まだ行ったことのないマイセン美術館なども行きたいと思っていました。
ところが宮ノ下の富士屋ホテルが、改装の為2020年まで休業ということになってしまったのです。
早く行けばよかった、と残念に思いながらも、どこかに遠出をしたいという気持ちは変わらず持ち続けていました。
新宿御苑の薔薇撮影会があまり時間が無く、もう少し撮りたかったと思っていたところ、小松さんが「星の王子さまミュージアムのローズフェア」というお誂え向きのイベントの情報を持ってきて下さいました。
ガラスの森の近くではありながら、星の王子さまミュージアムへはまだ行ったことがありません。
更に、箱根に新しく出来たドールハウス美術館があるというではありませんか。
そんなことで、箱根行きの計画が具体的に動き始めました。
参加人数10名程の見込みでしたので、車2台分に分乗することにして、集合場所をそれぞれ運転手に都合の良い、海老名駅前と田端駅前にし、待ち合わせを芦ノ湖畔の山のホテル別館「サロン・ド・テ ロザージュ」に決めました。
小松さんの車で出発した海老名組は、予定通りお昼頃にはロザージュに到着。

ところが水鏡さんの田端組は、渋滞にはまったりして大分遅れているとの連絡が。
仕方なく待ち合わせを星の王子さまミュージアムに変更することにし、我々はお昼を頂きました。

セットドリンクの紅茶がポットサービスで3杯分程もあったので、のんびりお茶しながらくつろいでいるうちに、田端組も追いついて来たので、ドールハウス美術館で落ち合うことに変更。

ドールハウス美術館は温室のような建物で、後で知ったのですが元フラワーセンターだったそうです。
やっと合流できた田端組と共に入館。
のっけから圧倒されたのは18世紀後半に作られた「ハスケルハウス」。
イギリス貴族のアーノルド・ハスケル卿が、ヴィヴィアン・グリーン・コレクションの為に供与したとのことで、内装は1920年代半ばのものだそうですが、3階建てのマンションに詰まった家具調度品は素晴らしいものでした。

この美術館に収められたもう一つのコレクションが、モッツ・コレクション。
モッツ夫妻によるコレクションは集められたものだけでなく、モッツ家のメンバーにより制作されたものを多く含むそうで、精巧なドールハウスの家具や小物たちはいつまででも見飽きないものでした。

モッツ夫妻が最初に住んだ、アイオワ州の家「デモイン・バンガロー」


モッツ夫妻の店「モッツ雑貨店」。圧巻!

メトロポリタン・ミュージアムをもじった「モトロポリタン・ミュージアム」

テーマごとに仕切られた展示ブースも。こちらはベビー・ルーム。
(続く)
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