No.018
時計というオブジェ
アンティークのジャンルでは、時計も人気のアイテムです。
この時計はバロック的な表現が素晴らしいのですが、ジャンク扱いで販売した覚えがあります。
どれだけ装飾的でも、時計という機能がついていると、それを理由に実用品扱いできるところが良いですが、機械がついていることで動作確認の手間が必要となるのが、売る側としては悩ましいです。
林望氏がエッセイで、アンティーク趣味は良いのだが使わなければ意味がないので、シュースクレイパーを蒐集し、一つは実際に門のところに埋め込んで使っていると書いておられましたが、使われていないシュースクレーパーの存在意義は?と思わず心の中で突っ込んでしまいました。
しかし、時を止めてしまった時計というのは、哲学的なオブジェとしてなかなか意義深いのではないかと思います。
少し前には小さな置時計を10数個ほど扱いました。小さいので邪魔にならない、と喜んで買っていかれる方が多かったです。
私が一番好きだったのは、上に天使がついているデザインのもの。
クオーツなので電池交換可能です。

かつて扱ったものばかりというのも何なので、イギリス製のシルバープレートの、テディベアの置時計をご紹介。
寝ているクマの表情が良いです。傍らにはネコの縫いぐるみが・・・。
こちらもクォーツなのですが、時計の嵌め込みがちょっと緩いのが難点。

こちらで販売しております。
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