No.020
日本刀の会
舞台活動もしている私は、舞台での自己流での立ち回りに限界を感じ、殺陣を習うことを考えました。演目は西洋風のものが多い為、最初西洋剣術の教室を探したのですが、数が少なく、リーズナブルな金額で殺陣だけでなく剣術と杖術も教えてくれるgold castle殺陣&剣術教室に決めました。2014年夏のことです。
その後不思議なことに和ものの舞台が増え、習ったことが役に立っております。
日本刀にも自然と興味を持ち始め、調べたり展示を見に行ったりするようになりました。
私の実家にも日本刀があるので、スタッフをしている武蔵小山のカフェバーでのイベントで日本刀の会をやることを思い立ち、父に貸りることにしました。

その刀は目釘を紛失していた為、近所の刀剣博物館近くにある「刀剣 籏谷」に行ってみました。
戸山流の籏谷嘉辰氏の著書を入手して勉強していたのですが、ここは係累の方のお店らしいです。しかし残念ながら、店主は地方へ出張中でした。
それでもう一軒の刀剣屋、葵美術へ。ここではご主人が「竹の箸を削って作ればいいんですよ」と仰りながら、手近にあった目釘を入れて下さいました。
彼の見立てでは、室町時代後期の加州あたりのものではないかとのこと。
父の話では、人に見せたところ来國光ではないかと言われたとのことでしたが・・・。そのあたりのことは父のブログに書かれています。
ちなみにこれは、とあるお宅で拝見した来國光。

そんなわけで今年2月、日本刀の会は無事開催されました。
刀好きの宮司さんのお客様が、素晴らしい小太刀と小刀二振を持ってきて下さいました。
小刀は、鍛冶職人にオーダーされたそうで、小烏丸造りと切先諸刃造りで、北斗七星の象嵌入り。
職人技を堪能させて頂きました。
好評でしたので7/22(金)に第二回として、件の宮司さんをゲストにお招きし、「日本刀と古武道の会」を開催致します。
今回は脇差と小刀が登場予定です。
会場はこちら。
ご興味のある方、是非ともご来場下さいませ!
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