No.0209
くるみ割り人形とねずみの王さま
早いもので、今年ももう終わりですね。《哲学者の薔薇園》の、今年を締め括るイベントとして、久しぶりに常川博行さん、村上ナッツさんと一緒に朗読イベントを開催することにしました。
今回は何と、お二人のご令息である常川藍里くんと初共演!
ホフマン原作のバレエ「くるみ割り人形」はクリスマス定番の演目ですが、私がこの物語を知ったのは、子供の頃のサンリオの人形劇映画。
赤い月、ジャンカリンという恐ろしい男(砂男のイメージが踏襲されています)時計の中の不思議な国、魔法を掛けられたねずみの王女、ハンサムな青年の姿になったくるみ割りとお菓子の国の美
しさ・・・・・・。
その後の私の嗜好を決定付けたといっても過言ではないかも知れません。
私がやっている演劇ユニットMONT★SUCHTのイメージソースにも、足穂やカフカと共にホフマンを挙げているというのに、考えてみたら私はこのバレエの原作を読んでいないままだったのです。
ナッツさんにより纏められた台本は、大分カットされているものの、それでも90分の大作。でも、リハーサルでは大好きなホフマンの世界に浸り、とても楽しく読めました。
クリスマス前のひととき、是非私たちによる「くるみ割り人形」の朗読を聴きにいらして下さい。


《哲学者の薔薇園》 Xmas朗読ライブ「くるみ割り人形とねずみの王さま」
12/17(月)19時半開演
四谷三丁目 喫茶茶会記
〒160-0015 新宿区大京町2-4 1F
03-3351-7904
料金:2000円+オーダー
(営業時間:15~23時 喫茶のみはチャージ500円)
原作:E・T・A ホフマン
演出:村上ナッツ
出演:由良瓏砂、常川博行、常川藍里
音響:神崎悠雅
30席限定
ご予約:asphodel1114@gmail.com
【出演】
由良瓏砂
女優、人形作家。YScompany所属。
カトリックの家庭に生まれ、幼少より西洋文化・芸術に親しむ。
シュルレアリスムへの嗜好から神秘思想へと向かい、同時に境界に位置するものとして人形に興味を抱く。
創作人形工房アトリエ・アスフォデル、演劇ユニットMONT★SUCHT主宰。
アンティーク・レトロ雑貨店ロサ・アンティカ、アートサロンカフェ《哲学者の薔薇園》運営。
常川博行
アングラ役者にして怪奇幻想文学の朗読者。
唐十郎作 蜷川幸雄演出の「下谷万年町物語」の文ちゃん役で主役デビュー 。
その後状況劇場 東京グランギニョルなどのアングラ演劇を中心に活動。
現在はバーやライブハウス、クラブなどを主会場に怪奇幻想文学のリーディングライブを行なっている。
常川藍里
洗足学園音楽大学ミュージカルコース主席卒業。
オフィスストンプ所属 。
新感線☆RS『メタルマクベス』disc2、劇団四季ミュージカル『リトルマーメイド』フランダー役、
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season月』『髑髏城の七人 Season鳥』、
ミュージカル『ALTAR BOYZ2017』アブラハム役、
劇団四季ミュージカル『ウエストサイド物語』ベイビー・ジョーン役、他多数
【演出】
村上ナッツ
愛媛出身。早稲田大学演劇科卒、シェイクスピアシアター出身。
まんが原作『花影鏡介』(蒼馬社)『モント・ザハト』(講談社)でデビュー。
朗読劇『雨月物語』『常川博行MONO語り』他。
ミュージカル『ボヘミアン☆ラプソディー~奥の細道異聞~』(野住企画)『古事記の少女~女鳥王の物語』他。
著書『わかる古事記』で太安万侶賞受賞『能の本1、2』『わかる日本書紀』(西日本出版)
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