No.0223
万物の構成要素について
先日、事務所のワークショップで講師の先生が「水を飲みなさい。お医者さんが病気をしないのは、30分に1回水を飲むからだよ」と仰いました。私は、コーヒーや紅茶、緑茶など温かい飲み物は良く飲むのですが、水や冷たい飲み物をあまり飲みません。
でもそういえばよく相方にも水を飲むように言われるな、と思ってそのことを話してみると、「そうだよ、ウイルスが喉にいても水で流し込まれると、胃酸でやられるから水を飲むといい」との返事。
昔コントレックスが美容と健康に良いと聞き、取り寄せていたことがあるのですが、その時はモデルさんは午前中に2リットルを飲むと聞いて、到底無理だと思ったものでした。
でも、30分に一度飲むくらいならいけそう。そう思ってペットボトルを持ち歩いて飲むようにしたところ、相方がコントレックスをネットで注文してくれました。
水を持ち歩くようになったちょうどその頃、武蔵野市倫理法人会のモーニングセミナーで、水の研究をしている株式会社プロトンパレス代表の小羽田健雄氏の講話がありました。
小羽田氏は子供の頃から病気がちで、病気が悪化して死に掛けた頃、アルカリイオン水を飲んで一命を取りとめ、それから水の研究を始めたのだそうです。
なんと当時は1日10リットルくらいの水を飲んでいたそうですが、水だけで病気が治るということで、あちこちから迫害を受けたそうです。
水はビジネスにもなりやすいようで、調べると色々な情報が出てきますが、食物と水は体を作る基になりますので、さもありなんという気もします。
でも、水よりさらに空気の方が重要かな、という気もしてきました。
水は自分で飲む飲まないを選択できますが、空気はその場にいる以上吸わない訳にはいきませんものね。
演劇に魔術、武術、声楽、ダンス、と色々なことを経験していますが、大抵の体を使う技術では最も重要とされるのが「呼吸」と「姿勢」です。
そこからも、気というものが如何に大切か、ということが伺い知れます。
そういえば、魔術や錬金術で万物の構成要素とされる「四大」は空気(風)、火、水、土から成りますが、土から採れた食物を火を使って調理する、というように人体への働きかけが火と土は間接的なのに比べ、空気と水は直接体内に取り込みますね。
四大についてはWikipediaをご参照頂ければと思いますが、これに「エーテル」(空)を加えたものが五大となります。
エーテルは物理学や化学の用語としても転用されていますが、宇宙空間に満ちているとされた物質を指します。ダークマターということでしょうか。
五大元素を図案化したものが五芒星(ペンタグラム)で、洋の東西を問わず魔術的図形として知られています。
ところで、仏教では五大に更に「識」(意識)を加えた六大ということも言われており、やはり神聖な数である三を図案化した正三角形を重ね合わせた六芒星(ヘキサグラム)も魔術的な図形となります。
薔薇は五枚の花弁を持ち、百合は六枚の花弁を持つ為、それぞれ5と6の数字で表すことができます。
昔、自分のシンボルを作ったことがあるのですが、その時も薔薇と百合を描き込みました。
描き込んであるのは上から王冠、翼、瞳、十字架、三角形、ヘブライ文字の「ARARITA」(意味は「1はその始まり。1はその個性。その順列は1なり」)、薔薇と百合、自分のイニシャルのRとY、人形の顔、AZOTHの雫、です。
折角作った割には、全然使用していませんが。
しかも、細い線を引いて仕上げたのに、スタンプを作る時に線が掠れてしまうかも知れない、と言われ、太くなぞってしまいました。
細いままにしておけば良かったです・・・。

前回の記事に書いたように、毎晩寝る前にタロットカードを一枚引いていて、そのカードはその日起こることの暗示だと思っているのですが、18日の《哲学者の薔薇園》の日の晩に引いたカードが「魔術師」の正位置でした。
創造性や積極性、可能性、好奇心、知性などを現す魔術師のカードは、《哲学者の薔薇園》に最も相応しいカードだと思っています。
私は衣装・仮面デザイナー柴田景子さんの「コスチューム・タロット」のモデルを務めているのですが、そのカードも偶然にも「魔術師」。
かつては月とか女教皇がやりたかったな、という気がしたこともあったのですが、今は魔術師のモデルで本当に良かったと思います。

「コスチューム・タロット」は魔術堂さんでの販売(こちら)もございます。大アルカナ22枚のみですが、ご興味のある方は是非、入手してみて下さいね。

ランキング参加中。是非クリックお願いします!現在の順位も確認できます。



にほんブログ村
- 関連記事
-
-
シュタイナーと人智学 2019/03/28
-
万物の構成要素について 2019/02/20
-
タロット・リーディング 2019/02/13
-
スポンサーリンク
ここに広告のコードを入れる