Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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22:49
Thu
2019

No.0238

鈴乃コラボ撮影@野川公園

4月半ばの週末、カメラマンでモデルの友人、鈴乃ちゃんと、撮影に行って来ました。
彼女の写真は、時にメタリックと言えるくらいの硬質さのある独特の質感と色調を持っていて、私はとても好きなのです。
もちろん、雰囲気だけではない、しっかりした技術に裏打ちされています。
最初は竹藪での撮影と聞いていたので、壷装束のような衣装で、回りには霊札を散りばめて、などと考えていたところ、ロケ場所が小金井公園もしくは野川公園に変更に。
野川公園は実は以前出演した演劇で、出演者の様々な死に様をイメージ写真として特典でプレゼントすることになり、私は水死ということで水に浮かんだ写真を撮影した場所なのです。
ちなみに他のメンバーは血を抜かれて失血死、生き埋め、路上の柵に手錠で繋がれて、などの死に様を晒していました。
その話をしていたら、和装のオフィーリアいいね!ということになり、うちにあるボロボロの着物を衣装として使うことに。
周りに散らす花はスプリング・エフェメラルが良いけど、花を採るのはまずいだろうから桜の花びらで、などとLINEで打ち合わせるのも楽しかったです。
鈴乃ちゃんは雪柳の中に沈み、飲み込まれるような写真が撮りたい、とのことでした。
私は自然の中に溶け込むような写真が撮りたいと願っているので、松井冬子の幽霊画を眺めてイメージを膨らませていました。

撮影前日はかなり寒さのぶり返した日でしたが、当日はお天気が良く、気温も比較的上昇していたのが幸いでした。
とにかく軽装で暖かいもの、と沖縄旅行にも着ていったジェラート・ピケの部屋着を、すとんとしたワンピースの上から着ていきました。
仕事を終え、待ち合わせの武蔵小金井までのどこかでなんとかメイクをしようと考えていたら、鈴乃ちゃんからメイクはやりますとの連絡が。
レトロ喫茶の取材を兼ねて、リサーチしていた喫茶店「フロンティア」へ。
やがて到着した鈴乃ちゃんにメイクしてもらい、バスで野川公園へ向かいます。
到着した時には日はかなり傾いていました。
公園に入ってすぐ、猫たちのいる桜の木の近くに、良い水場を見つけました。
水の中での撮影は最後にしよう、と、雪柳を探して川沿いをしばし歩きます。
辺りは、イギリスの郊外を思わせる牧歌的な風景。まだ咲いている桜がとても美しい。
人けはそんなに無いものの、犬の散歩やジョギングをしている人がたまに通りかかります。
やがて、川岸に低く枝を垂れている大きな山桜の木を発見!
ここにしよう、と決めて早速衣装に着替えました。
アンティークのスリップに着物を羽織り、黒の兵児帯は締めずに絡ませるだけ、という格好で、桜と絡みます。

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この頃はもう、日は沈んでいて、幽明の境の如く青い光の中での撮影。
鈴乃ちゃん持参のライトの接触が悪く、照明が思うようにいかないのがもどかしいながら、無事撮影を終え、最初の場所に戻ることに。
暗いので多少迷いつつ、最初に見た木のある場所に辿り着き、斜面をゆっくり降りてゆきます。
そして靴を脱ぎ、恐る恐る水の中へ。
底がコンクリートだったのが幸いでした。でなければ、泥で衣装が汚れてしまったかも知れませんし、ズブズブ沈んでしまった恐れもあります。
水の中は思ったより冷たくないというか、むしろじっとしていれば少し温かいくらいにも感じましたが、動くとやはりヒンヤリとします。
そして水を吸った衣装に動きを妨げられるのと、体力を消耗しないようにする為、あまり大きな動きができません。

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鈴乃ちゃんが滑りそうになるのを見てヒヤヒヤしながらも、何とか指示通りにポーズを変え、20分弱くらいで撮り終わったでしょうか。
モデルさんが死んじゃうので水中と雪の中の撮影は30分まで、だそうです。
バスタオルで体を拭いて、すぐに服を着たせいか、寒さによるそこまでのダメージはありませんでした。
けれども水から出てから何となくムカムカして気持ち悪かったのは、やはり体温を奪われたせいだったのでしょうか。

鈴乃ちゃんの作品の一部になれて、本当に嬉しい。
また、コラボできたらいいな。
今回は素敵な機会を有難う。お疲れ様でした!



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