No.024
道化作家 むらいこうじ
むらいこうじ氏は写真家、画家、人形・オルゴール作家。ヨーロッパ遊学から帰国後、1979年に製作したピエロのオルゴール作品が世界中で大ヒットとなり、道化作家として有名になりました。更に舞台美術や演出にも、活動の幅を広げています。私は画家・人形作家の木村龍氏の元で、人形教室のアシスタントや講師をしていたことがあるのですが、その龍さんにもかつてオルゴールの原型となる人形製作のお話が来たことがあったとか。実現しなかったのが残念!
このむらい氏の量産品オルゴール、かつては紙製の箱型のものを多く見掛けた気がするのですが、最近はドーム型のものをよく目にします。
紙製のピエロはオルゴールに合わせて踊りますし、ドームの中のピエロは一生懸命ハンドルを回してオルゴールを奏でます。


前に書いたようにボックスアートやドーム状のオブジェ、そしてサーカスモチーフが大好きな私は、見つけるとつい仕入れてしまいます。
より凝ったつくりの作品も稀に出てきますので、いつか自分のコレクションに加えたいという願望も・・・。

むらい氏の常設展示が、前回のブログに書いた箱根ガラスの森美術館と同じうかいグループの、河口湖オルゴールの森で2007年から2012年まで行われていたようです。
非常に遺憾なことに、私がそれを知ったのは常設展示が終了してすぐのことでした。
オルゴールの森自体も、今まで何度か行こうとして行きそびれています。
2007年には横浜人形の家での展示もあったようですが、こちらも知らずに過ぎてしまいました。
むらい氏の作品が一堂に会するところを目にする機会が、いずれあると良いのですが・・・。
現在取扱中のむらい氏の作品その1、その2。
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