Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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01:33
Wed
2019

No.0257

《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座第三回「魔女術 ハーブ活用法」レポート

7/19(金)に第三回目を迎えた、 《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座。
今回のテーマは「魔女術 ハーブ活用法」。
毎回、アシスタントをして下さっている長南氏が、魔女術の実践も行っているので、今回はゲスト講師ということでお願いしました。



一言で魔女と言っても、その包括する概念は膨大になります。
神話に登場するキルケーやグライアイのような魔女から、薬草を用いて産婆や医療行為を行っていた中世ヨーロッパの魔女、軟膏を塗って空を飛び、悪魔に仕えて黒ミサで淫蕩な行為を行うとされた邪悪な魔女、自然の恵みに感謝を捧げるサバトを一年の決められた時期に行う、ペイガニズムの文脈の中の魔女、そして創作上の、魔法を使ったり異世界人だったりする魔女。
全てを取り上げるのはきりがないので、魔女と言えば薬草術かな、と、主にハーブに焦点を当てて紹介することにしました。
最初に、キリスト教社会に於ける魔女狩りの歴史などを踏まえて、魔女がどのような変遷を辿ってきたのかを説明。
それから長南さんにバトンタッチし、現代の魔女がどのような思想体系の元で生活や儀式を行っているのかを、紹介して頂きました。

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その間、私は野菜・フルーツに庭で摘んできたハーブや常備しているハーブ・スパイスなどを入れて作った「魔女のスムージー」を作り、受講者の皆様に配りました。
この「魔女のスムージー」は、私が休みの日の朝などに作って飲んでいるもので、レシピも大体のところは決まっていますが、野菜・果物はその時に手に入ったものを使っています。
最初は手軽に野菜が採れて良さそう、と思って作り始めたスムージー。
ほうれん草や小松菜を中心に作っていたのですが、どうも飲みにくいので、フルーツの分量を多くしていきました。
そのうちに、使い切れないで香りが落ちてしまうことの多いハーブやスパイスを活用するのに良いと気付いて、様々なハーブ・スパイスを試すようになりました。
この時に作ったレシピは、バナナ、ハネデューメロン、キウイフルーツ、ホウレンソウ、レタス、アロエ、アロマティカス、ローズゼラニウム、ペパーミント、オレガノ、フェンネル、シナモン、カルダモン、オールスパイス、牛乳。
皆様にも好評だったと思います。
ハーブ・スパイスには癖のある香りのものが多いので、好みに合わせてオリジナルのレシピを考える楽しみがあると思います。

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それから、エッセンシャルオイルを使ったアロマスプレーの作成。
残念ながら全員に作って頂くには時間が足りなかったので、代表でお二人に作って頂きました。
お一人はラベンダーとローマンカモミールの、リラックス効果のある香りのスプレー、もうお一人はティートゥリーで殺菌効果のあるスプレーを作っていました。
ハーブの効用を一覧にしたものを、資料としてお配りしたのですが、かなり膨大な量になってしまいました。
ちなみに配布のものもあくまで一例で、情報としては増やそうと思えば無限に増やせると思います。
ハーブに纏わるエピソードなども少しお話したのですが、話し足りないこともあったので、noteに纏めてみました。
そちらも是非、お読み頂ければと思います。

今回に限らずですが、受講者の中にはかなり豊富な知識をお持ちの方も多く、どちらが講師か分からなくなる場面も(笑)。
情報交換の場としても、とても意義のある講座だと思います。
次回8月16日(金)は、ゲストに宇田川岳夫氏をお招きします。
テーマは 「儀式的音楽」。
ご興味お持ち頂けた方、是非ともご来場下さいませ!

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