Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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08

06

23:58
Tue
2019

No.0260

夏の温泉旅・後編 草津

翌日は、父の立てる物音で目が覚めました。
時計を見ると、まだ5時台です。
いくら私が最近早起きになったとはいえ、短時間睡眠の日が続いているのでもう少し寝たいなあ、とごろごろしているうちに、日が高くなってきました。
父はさっさとお風呂から上がり、「天気良くて気持ち良いから朝風呂行ってきなよ」と私と母に声を掛けつつ、「散歩に行ってくる」と出掛けてしまいました。
そう言われたら行かなきゃ勿体ないかな、と私もお風呂へ。
昨夜とはうって変わった眩しい日差しの降り注ぐ露天風呂は、またも貸し切り状態。
しばしのんびり浸かった後、朝食までまだ時間があったので、少し歩いてみることにしました。

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「牛池」という標識が出ている方に少し歩くと、すぐに山道になり、大きな洞のある木の根があったり、少し広くなっているところにベンチのようなものが置いてあったりします。
このまま池まで行きたいところでしたが、朝食の時間が迫っていたので、旅館に戻りました。

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朝食は、やはり豪華でしたが、量的にはそこまで多くもなかったので、夕食の時には遠慮したお味噌汁と御飯も頂きました。
この日は草津に行くのだそうで、10時前くらいに出発。
万座温泉の湯畑の前を通りました。荒涼とした岩肌が剥き出しで、硫黄の臭いが強く立ち上っています。
硫化水素ガスの為、立入禁止になっているようです。

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万座温泉から草津温泉までの途上には、白根山があります。
昔、湯釜の辺りをハイキングして、本当はいけないのですがモウセンゴケを採取したことがありました。
しかし、白根山方面への分岐点の三叉路になっているところで、警備員さんに止められました。
「知ってますか?」何のことかと思ったら、彼は一枚のプリントを手渡してきました。
それには、「草津白根山周辺通行規制のお知らせ」とあります。
白根山は2018年に噴火していて、現在、噴火警戒レベル2の為、湯釜を中心とした半径1kg圏内は、駐停車禁止なのだそうです。
また自転車、オートバイ、オープンカーの通行も禁止です。

この通行規制区間のドライブが、今回の旅行で一番印象に残った体験になりました。
湯釜の水は、相変わらず美しいエメラルドグリーンだったのですが、あちこちにドライブインや駐車場が打ち捨てられていて、もの寂しい様子です。
ドライブインの一角には、トンネルのようなシェルターがあります。噴火の時に降ってくる土砂を避けるのでしょう。
ところどころで工事をしていて、赤信号で止められたのでそのタイミングで写真を撮りました。

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やがて規制区域も抜け、温泉街に近づいてきました。
父はまた、絵を描くスポットを探して先の方まで行くというので、母と温泉街を散策することにしました。
白根神社から、湯畑の方へと下っていき、「温泉入る?」「昼間から入らないよ」「じゃあお茶でもする?」などと会話しながら、ガラス工芸のお店などを覗いているうち、西の河原公園の辺りまでやってきました。
西の河原って、賽の河原じゃないのかな?と思っていたら、やはり以前は賽の河原という表記だったのが、変わったそうです。
なかなか凄みのある光景だったので、せっかくだから行ってみよう、と、公園内へ。

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中には川が流れ、所々に緑色の水溜りがあり、鳥居が立ち並ぶ神社やお地蔵さん、祠があり、河原にはあちこちに石積みがしてあります。

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川の水に手を入れてみると、温かいのです。奥には有料の露天風呂もあるようでした。
ビジターセンターに立ち寄ってから引き返し、父と合流。
父のお気に入りらしい、本家ちちやでお土産に温泉饅頭を買い、湯畑へ。

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ここで、ちょっとした事件が起こりました。
父が階段を降りながら「そこで記念写真が撮れるようになってるんだよ」と説明していると、横で「ドサッ!」という音が。
母が階段を踏み外し、転んでしまったのです。
びっくりした父と私は「大丈夫?!」と慌てました。
母の腕には痣が出来ています。でも母は「大丈夫、大丈夫」とけろっとしています。
日頃鍛えている成果でしょうか。手首も膝も、捻ったり大事には至らなかったようで、一安心しました。

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最近写真は撮らないんだ、という両親と、ただ一枚の記念撮影を撮って、お昼にすることに。
朝食の量が多かったので、お茶だけでいいや、と思っていた私は「ぐーてらいぜ」という喫茶店を提案しました。
草津最古の宿 日新館の風呂場を改装したという、趣のある建物です。

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私はチーズケーキとコーヒー、両親はピザをシェアして昼食を採り、寛ぎました。

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両親は万座でもう一泊するのですが、私は翌日仕事の為、一足先に電車に乗って帰らなければなりません。
電車の時間は調べていたのですが、両親がやけにもっと早い電車に乗れ、と勧めるので、仕方なく駅へ向かうことに同意しました。
せっかくの久しぶりの旅行だというのに、こういうところがうちの両親は変わっているなあ、と思います。
車で山道を走っていると、山の天気は変わりやすい、の言葉通り、さっと空が陰り、雨がぱらついたりします。
道の駅に立ち寄り、ベルツ記念館を少し見てから、長野原草津駅まで送ってもらいました。

駅の近くに諏訪神社があるのに、通りがかりに気付いた私は、両親と別れてから、歩いて行ってみました。
すぐ隣には、大國魂神社もあります。

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手水鉢で手を洗い、低い位置に張られたしめ縄を潜ります。
お詣りをしてから、敷地内の遊具に何となく引き寄せられました。

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青く塗られた滑り台、ブランコ、鉄棒に、とても旅情をそそられました。
その横にあったベンチに腰を掛け、しばしの間、旅の余韻を楽しんだのでした。

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