Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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Thu
2019

No.0281

《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座第七回「グルジェフの神秘宇宙論」レポート

5月から開催のオカルティズム講座も、いよいよ折り返し地点を過ぎました。
今回はTabaanさん&Yukiさんによる「グルジェフの神秘宇宙論」。
ダンサーの銀耳ユキさんとは古いお友達で、前にダンスと演奏と朗読の演目をご一緒したこともあります。
Tabaanさん&Yukiさんによるグルジェフ・ワークのレッスンにも一度、参加させて頂きました。
私はシュタイナーの提唱する身体表現である、オイリュトミーの合宿に2回程参加したことがありますが、それと似ている部分もありつつ、とても興味深い体験でした。
講義は、Tabaanさんが主に行うとのこと。
グルジェフの提唱したエニアグラムという性格分析ツールは「身体」「感情」「知性」という3つのセンターを持っており、Yukiさんは自分は知性のセンターが弱いから、講義はたばあんにお任せ、というように仰っていました。
私は今回も、講師と名乗りつつお茶を出すだけの係です。
今回はグルジェフの故郷、アルメニアでよく飲まれる、柘榴のハーブティをお出ししました。

35966_0.jpg
背後にあるカラフルな図が、エニアグラムの図です。

Tabaanさんがグルジェフを知ったのは、吉祥寺バウスシアターで上映されたグルジェフの映画「注目すべき人々との出会い」だったそうです。
Tabaanさんはインドに渡り、OSHOとして知られるバグワン・シュリ・ラジニーシ師の弟子になります。
ちなみに、OSHOのスーフィのマスターは、グルジェフのマスターでもあったそうです。

グルジェフ_191205_0015

以下、Tabaanさんによる、グルジェフと彼のワークの説明です。
東西文化のぶつかる場所であるアルメニアで、グルジェフは様々な専門家たちのグループをつくり、生の探求を行うようになります。
弟子であるウスペンスキーは、プラトンに対するアリストテレスのような存在。
著書『ターシャム・オルガヌム』は「第三の書」と言われます。第一の書はアリストテレス、第二の書はフランシス・ベーコンによるものです。
しかし、そんなウスペンスキーも、理論から実践への過程で離脱してゆきます。
なんだか、フロイトとユングを彷彿させます。

スーフィの伝統による「ストップ・エクササイズ」は、全てを止めて自分を観察する、という手法。
「私」と唱える時、体のどこに響いているか、を観察するのだそう。

グルジェフ_191205_0009

「ムーヴメンツ」とも呼ばれるグルジェフのワークを行う過程で、如何に普段、自分が眠っているかということに気付きを得てゆきます。
この「過程を重んじる」「ショックを与える」というのも、スーフィや禅に見られるのと同じような手法です。
『魔術師たちの闘争』という作品に到っては、リハーサルで舞台装置を破戒し、上演できなくさせたのだとか。ずいぶんアナーキーです。
グルジェフと共に活動を行った音楽家ハートマンは500曲ほどの楽曲を作ります。
その半数程が、ムーヴメンツの為のものだったそうです。

魔術師アレイスター・クロウリーは、「汚れすぎている」という理由で、グルジェフのサークルには入れなかったのだそう。
また、天才舞踏家ニジンスキーは、ムーヴメンツからインスピレーションを受けた可能性があるようです。

個人からグループ・ダンスに移行していったムーヴメンツには、言葉による暗示にかからないように、という意図があるそうです。
意図的に起こしたのではないかとも囁かれる、1924年の自動車事故以降、弟子たちを追放し、『ベルゼバブが孫に語った物語』等の執筆に力を入れます。
3回読め、と言われる『ベルゼバブが孫に語った物語』は、先入観を壊して読む為の素材として工夫が凝らされており、晦渋に満ちています。
エゴをエゴとして認められないと、成長はない、ということ。

グルジェフ_191205_0006

実は私、ウスペンスキーによる『奇蹟を求めて―グルジェフの神秘宇宙論』を持っていたのに、手放してしまっていました。
また機会があったら入手しなくては。
Tabaanさん&Yukiさんの「ワーク」にも、時間を見つけて参加してみたいと思います。

グルジェフ_191205_0014
講師&スタッフ陣は見事に黒、白、黒、白、黒のモノトーンでした。

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