Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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02

18

23:51
Tue
2020

No.0296

長崎紀行・中編 原爆資料館、大浦天主堂、ランタンフェスティバル

長崎2日目の予定はかなり盛り沢山。
ホテルのフロントで、路面電車の1日乗り放題券を購入。
前日とは打って変わって綺麗に晴れた空に安心しつつ、まずは路面電車で原爆資料館に向かいました。

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展示室に降りていく通路は階段ではなく螺旋状のスロープで、壁には年号が記されていて、終戦の年まで過去へと遡っていくという趣向です。

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丸木位里・俊さんの「原爆の図」があったので、複製かな?と思いましたが、15部あるうちの「長崎」を描いたものだったようです。
最初の展示室には、爆心地から500mのところにあり、被爆した浦上天主堂の原寸大のジオラマがありました。
その存在感は凄まじいものがありました。
続く展示室には、原爆投下の瞬間から、それに続く出来事が写真や映像、文章などで再現されています。
投下された原子爆弾「ファットマン」の模型もありました。鮮やかな黄色に塗られています。
それに、被爆した様々な道具や建造物の一部など。
溶けてくっついたガラス瓶や、電線、食器類、衣服・・・。
熱線を浴びたところが印画紙のように黒くなっています。

こういう施設では大抵、修学旅行生と出会います。
彼らがこの展示物から、平和の意義を改めて考えてくれればいいなあ、と思いました。
私が原爆を知ったのは、幼少期に読んだ松谷みよ子さんの「ふたりのイーダ」だったと思います。
よく分からないながらも、強烈な印象を残した本でした。

原爆資料館を出て、すぐ隣にある国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館へ。
資料館とは打って変わって、見学者が誰もいません。
原爆によって亡くなった方々への追悼の為、館内は水で満たされ、透明な柱で囲まれた通路の奥に、原爆死没者18万余の名簿を収めた棚があります。

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厳かな気持ちで、祈りを捧げました。

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道を挟んである、平和記念公園へ向かいます。
敷地内には平和を祈念した、多くの彫刻作品がありました。
グラウンド・ゼロは広場になっていて、記念碑の近くには被爆した浦上天主堂の柱が移設されていました。

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公園の端にある平和祈念像は、他の彫刻とは比較にならない巨大な像で、水色に塗られているのも何だか独特な感じでした。

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像と同じポーズで記念撮影をしている外国人観光客を見て、「ここはそういう場所じゃないんだよ!」と相方が切れていました(笑)。

昼ごはんは長崎らしく、皿うどんかちゃんぽんでも食べよう、と再び路面電車に乗り、長崎新地中華街へ。
江山楼というお店が人気らしいので、あまり深く考えずそこを目指しました。
すると、本館が満席とのことで、向かいの新館に案内されました。

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私はちゃんぽん、相方はちゃんぽんはあまり好きではないからと中華丼を注文。
でも途中で取り替えて食べたら、ちゃんぽんの方が美味しいね、という結論に達しました。

食事を終え、また路面電車に乗り、今度は大浦天主堂へ向かいました。

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高台にある大浦天主堂は、日本二十六聖人に捧げられた聖堂ということで、二十六聖人の殉教を描いた大きな絵が飾られています。
ここでも、子供の頃に読んだ「二十六の十字架」という本の思い出が、蘇ってきました。
この教会には潜伏キリシタンが発見されたというエピソードもあり、敷地内の「キリシタン博物館」には、日本の切支丹についての資料も収められていました。

聖堂を出て降りてゆくと、なんと空に大きな虹が掛かっているではありませんか。

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神が大洪水を起こして地上の生物の殆どを滅ぼした時、生き残ったノアの家族に、もうこのようなことはしないという契約を結び、その証として虹を架けます。
人類の迫害の歴史を散々見た後で虹を目にすると、人が人を排除するようなこんな出来事はもう起こって欲しくない、と心底思わずにはいられませんでした。

続いて、すぐ隣にある、グラバー園へ入ります。
グラバー邸は生憎改修工事中のようでしたが、かなり広大で、建物も10棟くらいあるようです。
エスカレーターを上り、一番上の旧三菱第2ドックハウスへ。

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テラスからは虹の名残と、長崎港へ落ちてゆく夕陽が眺められました。

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敷地内には数々の邸宅の他、フリーメイソン・ロッジの門柱などもありました。

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また、長崎伝統芸能館には「長崎くんち」で使用される山車が沢山展示されていて、船を象ったダイナミックなデザインに目を見張りました。

そして再び、新地中華街へ向かいます。
ランタンフェスティバルの会場は複数あるようなのですが、新地中華街の湊公園がどうやら一番メインの会場らしかったのです。
会場に辿り着いた私たちを迎えたのは、見たことも無いような幻想的な光景でした。

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色とりどりのランタンは、普通の提灯型のものだけではなく、人物や動植物などを象ったかなり大きな張子のものが数多く、会場内を埋め尽くしています。

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会場の一角には関聖帝君の祭壇があり、お菓子や果物などと共に、豚の頭がずらりと供えられていました。

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広場は人で埋め尽くされ、色々な屋台が出ています。
ステージで司会者が出し物を紹介していて、龍踊り、変面ショー、中国雑技を見物しました。
変面ショーは初めて見ましたが、演者が踊りながら顔の前で腕をさっと振ると、一瞬でお面が変わるのです。
中国雑技も、今までに見たことのあるものもありましたが、皿回しや足芸など全くミスがないので、何か仕掛けがあるのではないかと思ってしまうほど。
一体どういう訓練をすると、あんな人間離れした技ができるようになるんでしょう・・・。
寒かったので、切りのいいところで引き揚げようと思っていたのに、つい最後まで見入ってしまいました。
一番凄かったのは椅子芸でした。
十脚くらいの椅子を積み上げた上(しかも一番上の椅子は斜めになっている状態)で、倒立するのです。
もちろん命綱も、マットも無い状態です。落ちたらひとたまりもないでしょう。見ているだけで手に汗が滲んできます。
見事な演技を披露してくれた団員に、会場は割れんばかりの拍手で沸き立ちました。

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会場を後にし、どこかで夕食でも、と思いましたが、雨がぱらついてきたこともあり、相方が「またガストでいいよ」というのでホテルに戻りました。
折角の長崎旅行なのに、二日目の夜もガストで締めることになりました(笑)。

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