No.0301
《哲学者の薔薇園》オカルティズム講座第十回 「宇宙の法則 引寄せと奇跡の秘術」 レポート
2月のオカルティズム講座は、龍縁寺住職にして、不動産業、運営コンサルタント業、貿易、セミナー講師、気功師と、様々な顔を持つ、市川妙英さんを講師にお迎えして開催しました。私の不手際と、コロナの影響もあり、受講者数がいつになく少なかったのですが、これも何か意味があるのかも、と思わされました。
というのも、内容的にかなり人を選ぶかもしれないと思ったので。
市川氏のプロフィールを掲載されているサイトを見ると、ものすごく数奇な運命を辿ってこられたようです。
ご興味のある方は、こちらをご参照下さい。
出家後、外界との縁を絶ちますが、その後再び人と関わらざるを得ない状況となり、講師の仕事や悩み相談を行われてきたとのこと。
私が入会しているむさしの吉祥寺倫理法人会のモーニングセミナーでお会いし、何度かお話していて興味を感じ、オカルティズム講座の講師にとお誘いしました。
今回のドリンクは、普洱茶の古茶をご用意しました。
塊になっているものをほぐしながら淹れるもので、15年以上熟成させたものは薬茶となるのだそう。
私が持っているものはそこまで古くないと思いますが。

市川氏のお仕事の一つで、家祈祷というものがあるそうです。
伺った時は、ものすごく暗くて小さい部屋が、ご祈祷後に見違えるように明るく広くなるのだそう。
またあるお宅に伺ったところ、ものすごく立派な革張りのソファがあり、そのソファにご主人が執着されていたそうです。
ご祈祷後にソファを見ると、まるで同じものとは思えないくらい、ボロボロで小さかったのだとか。
また、何度捨てても、部屋に戻ってくる品物がある、ということも仰っていました。
ほとんどホラー映画ですね・・・。
叶わない願いはない、ということ。
例えば今からジャニーズに入ってアイドルになる、という願いは叶わないかもしれない。
でも、ジャニーズに入ってどうなりたいのか、などその先を考えると、何かしら願いの本質のようなものがあるはずで、その本質の部分は叶えることが可能だそうです。
見えない世界が動いた時、奇跡は起こります。
アストラル界とかイデア界とかにアクセスする、ということでしょうね。
でも人間は脳に支配されている。
だからできないとか無理という思い込みに捕われてしまう。
その為、脳をコントロールする必要がある。
脳をコントロールする術は、ゴールを決めること。
決めると、道が見えるようになるのだそう。
苦難を抜け出す道は一つ。ということも仰っていました。
また、お坊さんならではですが、観世音菩薩の役割についても教えて下さいました。
観世音菩薩は、世の中を観て、音によって教えを説く、という仏様なのだそうです。
何かしらの音によって気付きを得た時、観世音菩薩の力が働いているのですね。
「大象不遊兎径」という言葉を教えて頂きました。
大物は細い道に迷い込まない、という意味だそうです。
ただ、細かいことに拘らないということは、時として無神経と思われてしまうのだそう。
私も恐らくこのパターンです・・・。
最後に、肩をほぐすという気功の治療も行って下さいました。
肩を押されると、ものすごくぽかぽかします。

時間を大幅にオーバーして、受講者の方々に個々にお話をして頂きました。
とても喜んで頂けて良かったです。
何故受講者を選ぶかというと、オカルティズムもそうですが、スピリチュアル寄りの内容で怖いのは「盲信」なんですよね。
常に自分自身で考える習慣をつけていないと、悪意のある(いや、例えなくても)「能力者」的な人に、ころっと騙されてしまいます。
皆様もくれぐれもお気をつけて。

今月の講座は、「ユング元型論」。
コロナの影響でまた受講者が少なそうですが、とても面白い研究ですので、是非遊びにいらして下さいませ!
第十一回 「ユング 元型論」
2020年3月20日(金)19:30~21:00
講師:由良瓏砂
アシスタント講師:長南浩
心理学者カール・グスタフ・ユングは、太古の神話や宗教に現れる、多様な時代や文化を超えた人類共通の記憶=集合的無意識に、「元型(アーキタイプ)」と名付けました。
自己(セルフ)、自我(エゴ)、影(シャドー)、太母(グレートマザー)、アニマとアニムス・・・。
.ユング心理学の根幹を成す「元型」論を中心に、彼の思想を読み解きます。
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