No.0359
ロサパルティサイトにて、吉田善作作品取扱い開始しました!
私の父は「吉田善作」というペンネームで、水彩画を描いています。子供の頃は、油彩も描いていました。
階段の途中には父が描いた油彩の静物画が飾られていて、今思うとその絵にはビスクドールでしょうか、西洋人形が描かれていました。
思えば私が人形に興味を持ったのも、幼い頃から絵の中の人形に慣れ親しんでいた為もあるのかも知れません。
絵は、洋画家の佐々木壮六先生に師事していて、西鎌倉にあったアトリエに通っていました。
私も子供の頃からそんな父の姿を見て真似をして、飼っていた猫や、窓から見える景色を描いたりしていました。
透明なお皿に盛られたプラムが本物のように描かれているのに憧れ、父が使っている水彩絵の具を使えば上手く描けるのに違いない、と絵具を借りて描いたのに、本物に似ても似つかず、「こんな筈では……」とがっかりしたのを覚えています。

これを書いた後、父のサイトを見ていたら、まさにそのプラムの絵が載っていました。

これが、真似して描いた私のプラム。
よく、旅行に連れて行ってもらいましたが、父は必ずスケッチブックを持ち歩き、景色の良い場所でスケッチをしていました。
そんな時に使っていたのは、固形の水彩絵の具のセットで、それを水で溶いてささっと着彩していました。
絵画教室展に出品したりはしていましたが、それ以外の発表の場は、毎年の年賀状でした。
「バス停シリーズ」と称して、毎年鎌倉山を走るバスのバス停から見える景色をスケッチし、プリントゴッコで印刷して年賀状にしていました。
そのうち、毎年カレンダーを作って、配るようにもなりました。
やがて、描き溜めた作品を展示しようと思い立った父から、親娘展の提案がありました。
ずっと絵を描いてきたけれど自分で展示をしたことはなかったので、展示経験のある私とならやりやすいと思ったようです。
私の創る人形を「気持ち悪い」と敬遠していた父のことですから、びっくりしましたが嬉しかったです。
鎌倉の「ギャラリーやまご」という、庭園のある風雅なギャラリーでの展示は、とても思い出に残るものになりました。
それ以来、何度か個展も開催しているようです。
今年に入ってから、「知人に勧められ、終活の一端として描き溜めた絵を手放すことを考えているので、アドバイスが欲しい」とのメールが来ました。
折しも、去年始めたWEBショップ ロサパルティで、作家作品を取扱いたいと考えていたところです。
一も二もなく引き受けました。
それにしても点数です。
「絵日記 水彩スケッチ」というサイトで紹介している作品を、ロサパルティのサイトに転送することになったのですが、驚いたことには、1000点くらいあるとのこと。
小松社長がプログラムを組むことになりましたが、それにも時間が掛かるので、まずは手動で掲載してゆくことにしました。
吉田善作作品ページ
販売はシートになります。
お気に召した作品がありましたら、ぜひご購入下さいね。
もし額装ご希望の方がいらっしゃいましたら、ご相談にも乗りますので、お問合せ下さいませ。
何卒、よろしくお願い致します。
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