Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

03« 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 »05
03

27

14:58
Sat
2021

No.0366

『秘密の現実』展@ギャラリー・ルミエール

画家の高良麗未さんがギャラリーを開くというお話は、以前に伺っていたのですが、オープンしたのは知らずにいました。
先日たまたまTwitterで「特別企画展〜Phantasten Museum 幻想美術館・柏〜」の情報が目に留まりました。
アルブレヒト・デューラーや、ウィーン幻想派のエルンスト・フックス、エーリッヒ・ブラウアー等の作品展示、とのこと。
会場写真を見ると、魔女を取り扱った文献でよく紹介されている、15世紀フランドル絵画『愛の魔法』もあります。
(藤井健さんによる模写だそうです)
何としても行きたかったのですが、残念ながら予定が組めませんでした。

その次の展示は、国際幻想芸術協会IFAAの主催である田中さんの企画で、私が長年絵画モデルを務めさせて頂いている、Nogawa氏が総代理ということでした。
そして私が実物を見たい、と熱望していた、北和晃氏の作品も出展されるそう。
これは行かねば!
友人の人形作家、緋衣汝香優理さんが柏在住なので、お誘いしてみました。
その後で香優理さんと前々から行きましょう、と話していた、コーマル城にも行くことになりました。

ギャラリーでお昼頃待ち合わせ。
家からは1時間半掛かるのですが、たぶん柏に降りるのは初めての私、千代田線乗り入れの常磐線で行くつもりが、間違えて北綾瀬まで行ってしまいました。
20分程遅れて辿り着いたら香優理さんはもういらしていて、高良さんと柏の話題で盛り上がっていた様子。
私もゆっくり拝見させて頂きました。

ExZLV2nUUAIxQC2.jpg

入ってすぐの壁に、北さんの「夢の漂流記-追憶の欠片-」が飾られています。
洞窟を抜けた先に、光の灯ったメリーゴーランド。
その奥は森林と思いきや、ぎっしりと本の詰まった書棚が聳え立っていて、天空からは神秘的な光が差し込んでいます。
私は幻想的で深遠な風景画に最も惹かれるのですが、私の理想が詰まった作品で、いつまでも眺めていたいという気持ちにさせられました。

ExZLWfHUYAEieta.jpg

主催の田中さんは、明るい色調でリリスのいる楽園風景を描いています。
鳥の死骸から冬虫夏草が生えていたり、楽し気だけどどこか禍々しいのもボッシュっぽい。

長年モデルを務めさせて頂いているNogawaさんの作品は、新境地の水彩画の細密描写が素晴らしい。
Naokoさんがモデルの作品は、女性が横たわっているゴブランのソファの少し擦り切れた感じまでが精密に描写されています。

ExHagYTVcAEXQ6f.jpg

私を描いて下さった作品は、背景に廃教会が描き込まれているのですが、空気遠近法の描写が水彩とは思えない。
実はいつもはNogawaさんのイメージに合わせて衣装や小道具を用意して、絵画用の写真を撮影するのですが、今回は私がSNSに上げた写真がイメージぴったりなので使わせて欲しい、とのご依頼でしたので、私の衣装を直接ご覧になっていないのです。
それなのに、写真だけで再現したとは思えない細部の描き込みに、感嘆するばかりでした。

ExHagsPUUAEq9RY.jpg

この絵の右にあるのは、オーナー高良さんの作品。
ミステリアスな女性と黒豹がモチーフで、フェルナン・クノップフの作品を思わせる妖艶さ。
高良さんとも随分久しぶりにお会いできて、嬉しかったです。

もう一つ嬉しかったのが、たまたま私たちがいる時に、NogawaさんのモデルのNaokoさんがいらしたこと。
いつもおかっぱのNaokoさん、髪がずいぶん伸びていてウェーブが掛かっていたので、お似合いでしたが咄嗟にどなたか分かりませんでした。

ExZLXOhU8AATWYC.jpg

ギャラリーの作りもとても素敵でした。
入って左のスペースは白壁で使いやすいシンプルなスペースなのですが、正面のスペースにはシャンデリアが下がり、奥の壁は深紅、右の壁は黒のタッセル付きのカーテンが掛かっています。
作品の存在感を損なうことなく、退廃的な雰囲気が醸し出されていました。

ExYJOc3UUAkyAW7.jpg

他の作品もそれぞれに素晴らしく、柏まで行った価値は十分にありました。
31日まで開催しておりますので、興味を持たれた方は、是非とも行ってみて下さいませ。
コーマル城については、また次の記事で。

ExZLX07VEAQqxZN.jpg
紅茶とお菓子、ご馳走様でした!

**********
『秘密の現実』展 
主催:Shoji TANAKA
総代理:Toru NOGAWA

会期:2021/03/16(火)~03/31(水)
火~土曜 11:00~17:00(日/月 休廊)

ギャラリー・ルミエール
千葉県柏市中央1-2-18秋元印刷ビル202号
https://lumiere03.com

出展作家

クリスティアン・ルペール
シルヴィ・ヴァシェ=ギィ
ミシェル・バソ、ブリュノ・アルトメイエール
ドミニク・デゾルジュ
大森伸樹
北和晃
黒江湖月
高良麗未
上田摂子
岸塚正憲
松丸エミ
小國玄眞

ランキング参加中。是非クリックお願いします!現在の順位も確認できます。



にほんブログ村

スポンサーリンク

ここに広告のコードを入れる

Trackback

Post

Name:

Url:

Pass:




管理者にだけ表示