No.0426
楠本まき×十誡<カフェ Kの葬列>
豚蛇さんがクトゥルフ珈琲を置いているからとBOOK Café Bar十誡へ行きたがっていたので、クトゥルフ仲間数人で行くことになりました。私のお目当ては、折しも開催中の楠本まきさん「Kの葬列」愛蔵版出版記念のコラボ。
楠本まきさんの作品は、長年耽美的な世界観と美しい線画で私を魅了し続けています。
当然、作品集はほとんど持っているのですが、中でもお気に入りがこの「Kの葬列」。
ストーリーや登場人物が魅力的というのもありますが、タイトルが私の大好きなバンドG-schmittの楽曲から取られているのです。
3月からは、楠本まきさんと親交のある、Plastic Treeのボーカル有村竜太朗氏とのコラボも開始したといいます。
予約の電話をすると、案の定19時半からしか席がないとのこと。


フォロワーのDahliaさんから譲って頂いたお洋服を着ていきました。
私にしては珍しい、彩度の高い赤!
待ち合わせは鵺さんの友人のミステリー作家飛鳥部(画名は阿部)勝則氏が参加されているグループ展「美しい人」開催中の、ぎゃらりぃ朋。
阿部勝則氏の絵は油彩の上に立体のカタツムリが這っているという一風変わった趣向。
松丸エミ氏の名前に見覚えがあったので調べたらIFFAの会員さんでした。
鵺さんが「ハリー・クラークみたいですね」と仰り、なるほど確かに、と思いながら眺める。
銅版画のように緻密なペン画でした。
そのうち豚蛇さんMaさんも揃い、そこから次なる目的地の仏蘭西屋へ。
銀座でご飯を食べたい時、私が良く行くお店です。
スタッフさんに5名と伝えると、奥のボックス席に案内されました。

皆さんスパゲッティグラタンに興味を示し、鵺さん以外の3人が注文。
確かに、スパゲッティグラタンのあるお店は珍しい。
私は控え目にワッフルサラダを頼みました。

お食事を終えて、いよいよ十誡へ。
お席は4人までとのことで、2人と3人に分かれて着席。

文豪コラボカクテルなども気になりましたが、やはりここは楠本まきさんコラボの「Kの葬列」をと注文。
アイリッシュウイスキー、エスプレッソリキュールを使用しているそうですが、私はノンアルコールにしました。

悠雅くんは「夢の亡霊」。
こちらは林檎のブランデーにカカオリキュールと生クリームを加えた、林檎のアレキサンダー。
添えられた飴細工が美しいです。
モノクロームの対比が際立って、楠本まきさんの作品世界を思わせました。

作品に登場する物体「モルクワァラ」のスノーボールクッキーも気になりました。


他の皆さんは、Maさんがアブサン3種飲み比べ。

豚蛇さんと鵺さんが宮澤賢治イメージのカクテル「ケンタウル祭の夜に〜銀河鉄道の夜〜」。
アブサンは可愛らしい小さなティーカップに入れられて出て来ました。
カクテルはバタフライピーとウォッカで、そこにラベンダーレモネードを垂らした時のグラデーションが美しかったです。

楠本まきさんの原画も何点か飾られていて、繊細さに惹きつけられました。
いつ訪れても新鮮な感動を味あわせてくれる十誡。
今回も素晴らしいコラボを有難うございました♪

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