No.0450
京都旅景・後編 マリアの心臓
翌日は10時にチェックアウトし、私の好きなイノダコーヒの八条口支店があるというのを悠雅くんがリサーチしていてくれたので、そちらに向かいます。

モーニングの私はロールパンセット、悠雅くんはハヤシライスを注文。
その間も祥子さんとやり取りし、大阪の写真家さん、タガワさんに車で迎えに来て頂きました。
祥子さんの泊っているホテルに行くと、まだ支度が出来ていないとのことなので、先に私たちだけマリアの心臓近くの三千院に送って頂くことに。

石段を上がり、拝観料を支払って客殿へ。
三千院の客殿は撮影禁止。

ひんやりとした涼しさの感じられる庭園を眺めたり、ご本尊の薬師如来にお詣りしたりしました。


お庭は苔が美しいです。


三千院を出て、マリアの心臓へと、川沿いの坂道を下っていきます。

横には茶店などが並んでいますが、閉まっているお店も少なからずあり、よくこんな場所に人形美術館を作ったなあ、とつくづく感心してしまいます。
通りすがりのお客様が入ることは、まずないのではないでしょうか。


雰囲気の良い階段を発見。

そうしているうちに、悠雅くんがごくごく小さな看板を発見。
これは確かに、分かりにくい。

小道に入って数十m進むと、日本家屋が現れました。


妖し気な壁画が描かれていたり、入口には等身大の奈里多究星氏の人形が何体も立っていたりと、見るからに只事ではない雰囲気を醸し出しています。
奈里多氏のアトリエが三鷹にあった頃、木村龍さんと一緒に遊びに行ったことがあるのですが、今はどうされているのかな、などと思いながら中へ。
(調べてみたら、今は八戸でご活躍されているようでした)
荷物を入口でお預けして、貴重品のみ持って入るのは玉川学園の展示と同じスタイル。
中は圧倒的な密度でした。
渋谷に「マリアの心臓」があった時に使われていたケースや展示台が、所狭しと置かれ、ビスクドールや日本人形、創作人形等の貴重なお人形がぎっしり。
部屋は複数あり、廊下にもびっしりと絵画作品が飾られていて、どこを取っても全てを見切れないくらいのボリュームでした。
一通り一階を見てから、階段を登って二階へ。
こちらは天野可淡さんを中心とした創作人形がやはり隙間なく飾られていて、スペースも細かく仕切られています。
可淡ドールは玉川学園にいた子もいれば、まだ見たことのなかった子もいて、佐吉さんの収集能力に改めて感服しました。
奥に行く程、立って通れないくらいの低さとなり、這いながら鑑賞するという凄い空間でした。
2階の最も奥のところに、白いヴェールに包まれたルナリアちゃんが飾られていました。
こんな遠く離れた地で再会するなんて、と、不思議な気持ちになりました。
お目当の天乃彩さんの絵を予約させて頂き、お茶とおはぎをご馳走になって、バスの時間もあるのでそろそろお暇しましょう、と出たところで、ちょうどやってきた祥子さん、タガワさんと遭遇。
お写真を撮ってお別れしました。
一瞬でも、お会いできて良かったです。

バスに40分ほど乗り、京都に戻りました。
あとはお土産を見繕ったり、ぶらぶらしながら新幹線の時間まで過ごそう、という予定です。
と言ってもそれなりに時間はあるので、京都タワーに行ってみることに。
展望台チケット割引販売、の掲示を見て、展望台に登ってみることにしました。
京都の街並みが四方に広がり、無料の望遠鏡を覗くこともできて、昨日行った伏見稲荷大社や八坂神社などを確認。
もうちょっとお寺とかあちこち行きたかったな、と思いながらも、新幹線で帰宅したのでした。

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