Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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22

23:50
Mon
2022

No.0454

《哲学者の薔薇園》企画展『犠牲としての祈り』


「犠牲としての祈り」展、本日搬入を終え、いよいよ明日から開催となります。
ここに至るまでは長い道のりがありました。

4月半ば、諸事情により、最初に決まっていたギャラリーでの開催が難しくなり、また、ロサパルティの経営母体だった株式会社シャルーンが本業多忙の為、ロサパルティから撤退することになりました。
でも、折角企画展に参加を表明して下さった顔ぶれでの展示を諦めるのは、あまりにも勿体無い、ということで、当初の6月の会期を先延ばしもやむなし、と場所探しから再スタート。
一度は決まりかけたカフェギャラリーが申し込みの時点で、やむを得ない事情で出来なくなり、再度場所探しを始めました。
候補の一つだったギャラリー絵の具箱さんは、年末近くまで埋まっているとのお話でしたが、8月に空きが出たとのご連絡を頂き、しかもその次の週も調整して空けて下さったとのことでした。
やるなら少なくとも10日、と考えていたので、願ってもないお話で、お願いすることにしました。

今回のテーマに合わせ、私はDMにも使用したアレキサンドリアの聖女カタリナと、聖セバスチャンという二人の殉教者の人形を手直しして出展するつもりでした。
が、電動ドリルが見つからず、直すのが困難な状況に。
BOXアートの新作も考えていましたが、旅行中に友人とのやり取りでふと閃いたモチーフが描きたくなり、帰宅と同時に新作を描き始めました。
西洋絵画に描かれる「岩窟の聖母」に対し、プリミティブな日本の樹木信仰を取り入れた「樹洞の聖母」。
沖縄で見た、ひめゆり学徒隊ら沖縄戦の戦没者資料館の慰霊の意味合いを込め、聖母がおわす樹はガジュマルをイメージしています。

会期中、私は基本的には毎日在廊予定です。
土日は全日、平日は16時半くらいからですが、その日により多少時間帯が変わる可能性がございますので、もしご来場予定の方がいらしたら、是非ご一報下さいませ。

**********
《哲学者の薔薇園》企画展「犠牲としての祈り」

◎参加作家
安蘭、さくらいみつき、鳥居椿、緋衣汝香優理、日香里、美澄、由良瓏砂

◎会期
2022年8月23日(火)~9月4日(日)12:00-19:00(月休)(最終日18時まで)

◎会場
アートギャラリー絵の具箱
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-24-6吉祥寺グリーンハイツ205
TEL:0422-20-2602
公式サイト: https://enogubako.in/

【3Dビューオンライン展示同時開催】
展示URL:https://yurarosa.stwp.tokyo


《哲学者の薔薇園》は2021年、銀座四丁目ギャラリーにて初の企画展「空に溶ける 闇に浮かぶ」を開催。ご好評を博しました。
2回目となる今回の企画展は、「祈り」をテーマとした展示となります。

コロナ禍も未だ収まらない中、ウクライナ情勢が世界の注目を集めています。
戦争や内紛で犠牲者となるのは、常に弱者です。
ナチス政権の行ったホロコーストでは、600万人と言われるユダヤ人の他、数十万から数百万人の精神障害者、同性愛者、シンティ・ロマ、スラブ人等を、劣等人種として迫害し虐殺しました。

ホロコーストの語源は、神に犠牲を捧げるユダヤ教の儀式である「燔祭」です。
聖書には、罪を償うことを意味する「贖い」という言葉がよく登場します。
イエス・キリストは、人類の罪の贖いの為に、十字架に架けられたとされます。
代償を支払うことには、少なからず痛みが伴うのです。

政治的にも社会的にも力を持たない私たちにできることは、祈ることしかないかもしれない。
それでも、私たちが何かと引き換えに祈ることには、きっと意味があると思います。

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