No.0520
家具張り替え 作例:ミニスツール
今回は、白い木のミニスツール。以前に2脚セットで入手し、1脚はPCのキーボード台として、1脚はスツールとして使用していました。
スツールの方はクッションとして綿を入れ、布を張って使っていましたが、座面が大分汚れてきて、フリンジも弛んできたので、引越しでキーボード台が不要になったのを機に、2脚まとめてリペアすることにしました。
座面は汚れている上、ぺちゃんこになっています。

飾り鋲をスクレイパーを使い、梃子の原理で引き抜きます。

布をめくるとこんな感じ。

こちらはキーボード台だった方。

座面もかなり汚れていますが、布を張ってしまうので問題なし。

脚にボコボコ穴が開いているのは、たぶんトイガンで撃ったBB弾の痕です。

元々ダメージのあるリサイクルウッドを使用したスツールで、あちこちに補修痕などがあります。
お値段は2脚で2千数百円だったかな。

でもこの穴はさすがに見苦しいので、紙粘土で塞いでしまいます。

スクレイパーではみ出した粘土を削り、乾いてから120番くらいのサンドペーパーでやすりがけ。

白のアクリルペイントで塗っていきます。
リサイクルウッドなので、多少のシャビー感が残るのは気にせずざくざく塗りました。
塗り残しがないように、色々な方向から確認するのですが、それでも「あれ、ここ塗ってない」ってなります。
後日発覚すると塗り直すのがとても面倒なので、丹念に見直し。
穴を塞いだところも、ぱっと見には分からない状態になりました。

ここからは2脚同時進行で作業を進めてゆきます。

前と同じゴブラン布が2脚分あったので、座面にはこちらを使用します。
フリンジは1脚分しかない為、前に使用していたものをリサイクルすることに。
塗料が乾くまで、布にアイロンがけ。

座面の縁の部分に木工用ボンドを塗ります。

上に綿を被せて・・・

上から布を被せ、サイズを確認。

長辺は柄に合わせて切れば良いので、厳密に線を引かなくてOK。

側面にボンドを塗り、伸ばします。

布を被せてテープで借止めします。
この日は作業終了。このまま翌日まで放置します。

さて翌日。
布はところどころ隙間がありましたが、概ね問題なく固定されていました。
前に張った布を剥がしてみたところ、布の角は折り込んであったのですが、今回はしわにならないように四隅を切り落とすことにします。

隅の方の、綿が足りなそうなところに追加で綿を詰めます。

側面に今度は布の上からボンドを塗って・・・

フリンジを乗せ、飾り鋲を打っていきます。

四隅を縫い閉じて・・・

完成です!

このゴブランはリバーシブルですので、雰囲気を変える為に片面ずつ表にしてみました。
柄の出方も少し違っています。


剥がした古い布と新しい布ではこんなに色が違いました。

今回使用した道具たち。

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