Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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02

29

23:17
Thu
2024

No.0540

修理過程 作例:ポーセリンドール

傘を制作されている縁さんからのご依頼で、ポーセリンドールの修理をさせて頂きました。
ポーセリンドールは磁器のお人形を指しますが、アンティークのビスクドールではなく、比較的新しいものです。
ご依頼は、首の後部の布が破れて首が垂れてしまうのを直して、髪が絡まっているのを綺麗にして欲しい。
顎にある汚れと、睫毛の隙間が一か所空いているところも可能なら直して欲しい、とのことでした。
お洋服は脱がせた状態でお預かりしました。

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まずは、首のところです。

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ボディと襟部分を縫い合わせます。

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ただ、これだけだと破れた部分の布が足りません。
似た感じの布はないかな、と探してみると、刺繍のされた古いハンカチがありました。

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細く切り、布用接着剤で仮留めしてから、

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ボディに縫い付けて、

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元の襟と縫い合わせます。
縫い目は、お洋服を着せれば隠れるので大丈夫。

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次は髪です。
サイドの部分は三つ編みになっていたのを解いたので、癖がついています。
バックの部分と馴染ませる為、アイロンを当てることにしました。

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髪の素材は化繊で、高温では溶けてしまいますので、霧吹きで湿らせてから当て布をして、慎重にアイロンを当てていきました。

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睫毛は、付け睫毛を切ったものをボンドで付けてみたのですが、カーブがどうしても合わなくて違和感があるので、植毛はせず梳かすだけにしました。
顎の部分の汚れは、アルコールを含ませた綿棒で擦って取りました。

R0013945.jpg

お人形をお返ししたところ、とても喜んで頂けました。

R0013978.jpg

R0013979.jpg

元のお洋服を着せて椅子に座らせたところです。
この子に合う傘を持ってくれば良かった、と残念がっていらっしゃいました。

大事なお人形の修理・メンテナンスをご希望される方いらっしゃいましたら、ぜひ一度ご連絡下さい。
可能な限り、綺麗にさせて頂きます。

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