No.070
スペシャルティコーヒーの味わい
最近、サードウェーブなるコーヒー・ブームが来ているようです。元々アメリカで1990年代くらいから現れた動きですが、その発祥と言えるブルーボトル・コーヒーが2015年に日本に再上陸するなど、日本でもここ2、3年で知られてきています。
サードウェーブコーヒーに主に用いられているのがスペシャルティコーヒー。
その定義は、生産国・農園が明確なシングルオリジンで味のはっきりとした特徴があり、品質管理が一貫して行われていること、などと定められています。
他に「美味しさ」にも言及されているのですが、味覚は人によって異なるので定義付けとしては些か疑問もありますが・・・。
私は珈琲大好きで、毎日飲んでいるのですが、銘柄にはそれほど拘りはなく、強いて言えばフレンチ・ロースト以上の深煎りが好きというくらいでした。
そんな私が珈琲の味の違いに興味を持ったきっかけは、幻のコーヒーといわれる「コピ・ルアク」。
TARUHOに友人の人形作家、三浦悦子さんが来店した際、「ジャコウネコの糞からとれたコーヒーを飲んだ」と言うのです。
調べて見ると世界最高級のコーヒーで、一杯8000円で出すお店もあるのだとか。
何とか飲んでみたいと思い、ネットで探して比較的安く仕入れ、先月の四谷喫茶茶会記での喫茶イベント《哲学者の薔薇園》で出したところ(→詳細はこちら)、大変好評で完売。
飲んでみたいというリクエストもありましたので、再び仕入れました。2/20(月)にまたお出しします。


このコピ・ルアク自体はスペシャルティ・コーヒーとはまた少し違うのですが、味がコーヒーとは異なりお茶のような風味と、独特の香りがありました。
スペシャルティ・コーヒーも珈琲豆の素材を生かした浅煎りが特徴で(といっても豆によって最適な焙煎具合が異なるので、必ずしも浅煎りとは限りませんが)、従来の珈琲とは異なるフルーティさを持つものが多いのです。
武蔵小山TARUHOに向かう途中に通る中目黒・学芸大学あたりに、何故か昨年末頃からサードウェーブ・コーヒーの波が押し寄せており、factory&labo神乃珈琲が9月末、先述のブルーボトル・コーヒーが10月末にオープンした為、どちらも行って来ました。と言っても私が選択した珈琲が深めの煎りのものでしたので、普通に美味しく頂きました。
ところが同じ中目黒のオニバスコーヒーや、自宅近くに出来たカウンターパート コーヒーギャラリーで珈琲を頼んだところ、浅煎りの酸味の強い、まさしくフルーティな珈琲が出てきて、私の好みは苦味とコクの強い珈琲なのだなと再認識。
といっても酸味も嫌いではありません。ブルーマウンテンなどのマイルドなものだと少し物足りない位。
「飛行機に乗ってまで試しに行く価値あり」と評価されたという富ヶ谷のフグレントウキョウは、仕事帰りに寄れる場所ですので、今日立ち寄ってきました。
本日のコーヒー、「ンドゥンベリ キアンブ ケニヤ」はやはり酸味が強いコーヒーでしたが、少し美味しさが分かってきたような気もします。
淹れ方もペーパードリップ、ネルドリップ、フレンチ・プレス、エアロプレス、サイフォン、パーコレーターなど色々ありますし、追求していくときりがないですが、それも楽しみの一つ。
《哲学者の薔薇園》でも色々珈琲をお出ししてゆきます。どうぞお楽しみに!
A STORY TOKYO 新宿新南口店では毎週金・土の18-23時営業しておりますので、遊びにいらして下さいね。
スペシャルティ珈琲を味わってみたい!という方はこちらをどうぞ。
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