No.077
ティツィアーノとヴェネツィア派展
先週土曜日、念願の「ティツィアーノとヴェネツィア派展」を観に東京都美術館に行ってきました。実は昨年森美術館で開催された「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」を見逃したのが痛恨の出来事だったのです。
というのも私がウフィッツィ美術館で一番好きな作品、「聖なる寓意」の作者、ジョヴァンニ・ベッリーニがフューチャーされた展示だったので。
ティッツァーノ、ティントレット、ヴェロネーゼなどのヴェネツィア派の画家も大好きで、ヴェネツィア派の画家を多く収蔵したミラノのブレラ美術館も訪れた私ですから、ティツィアーノとヴェネツィア派展の開催を知って心待ちにしていました。
先日、喫茶茶会記でのパフォーマンスにゲストでお招きした友人のベリーダンサー、メラルさんも行きたかったとのことで、誘い合わせて行くことに。
ティッツァーノはじめヴェネツィア派の画家の特徴は、光と影のコントラストの強いドラマチックな表現、という印象なのですが、解説文によると素描のフィレンツェに対し色彩のヴェネツィア、と呼ばれ、明るい色調が特徴なのだとか。確かに明るい絵も多いですが。
ギリシア神話や聖書に題材を取った作品が多いのはこの時代に限らずですが、よく見ると描かれた当時の風俗と聖書や神話時代の風俗が混ざっているのですよね。当時の人たちは違和感を覚えなかったのかしら。
ベッリーニの絵は一点しかなかったのが残念ではありますが、ヴェネツィア・ルネサンスの細やかな表現を、堪能できました。
美術館を出て、不忍池ほとりの上野骨董市へ。
マンタムさんのお店は相変わらず盛況。アラビアのお姫様のヴェールだという丸いレースを頭に乗せると、お姫様なのか河童なのか判断できるなどという怪しげな口上に笑い転げながら、4/6にお店番をするメラルさんがマンタムさんに色々と確認。
ロサ・アンティカは3/26にお店を出す予定でしたが、残念ながら雨で中止になりました。
本日28日は出店致します。ぜひ遊びにいらして下さいませ。

画像は記事の内容とは関係ないのですが、サンキョーのオルゴールドール三人娘。
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