Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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03

09

03:50
Mon
2020

No.0300

犬鳴村

先月、神保町スピノールギャラリーにて、井上雅彦氏の新刊「珈琲城のキネマと事件」のブックトークを開催しました。
その打ち上げの席で井上氏が映画「犬鳴村」の試写会に行ったというお話をされていました。
私は残念ながら詳細を聞き漏らしたのですが、後味が悪いラストだったとか。
いずれにしても、清水崇監督作品で、都市伝説を題材にしたホラーということで、非常に興味を持ちました。
《哲学者の薔薇園》の常連で、翻訳家の夏来健次氏(通称鵺さん)が早速観に行ったというので、羨ましく思った私。
相方を誘ってみるも「ホラーは嫌だ」と呆気なく断られたので、お世話になっているホラー好きの作曲家、KANAMIさんをお誘いし、首尾よく了解を取り付けました。

当日は、私がレトロ喫茶取材に行きたいばっかりに、錦糸町という馴染みのない街の映画館で待ち合わせ。
封切後間もない割にそこそこ空いている気もしたけど、普段そんなに映画館に行かないので、普通どの位の客入りなのか分かりません。

さて、以下感想になりますが、ネタバレ含むと思いますので未見の方はご注意下さいね。

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前半は結構怖かったです。
ジャパニーズ・ホラーならではのじめっとした質感。
特に衝撃的だったのは、ある登場人物が降ってくるシーンなんですが、後半により一層びっくりさせられました。
隣のKANAMIさんなんて「わっ」って声が出てました。

この状況、主人公も相当怖かったと思う。
なのに何故かその後、トンネルを越えて村に入る決意をする。
何でやねん。

そこで、以前から主人公を見守ってきた男が登場。
謎解きターンに入り、怖くなくなるやつです。
少なくとも怖さの種類が変わって、スリラー的怖さになります。
恐怖って結局、正体不明だから恐怖なんですよね。

古い映像を観るシーン、「女優霊」を思い出しました。
これも違う意味で怖かったなー。

トンネル脱出のシーンは、ギャグだと書いているレポートがありました。
確かにあれは不可解。
逃げられるのにわざと逃げないみたいな撮り方。
ラストもホラーでは良くある感じでした。

でも全体としては、程良くまとまっていたと思います。
あまりはっきりとは描かれませんが、被差別部落のような因習的な要素に、新旧の都市伝説、タイムパラドックスまで混ぜ込み、かなりのてんこ盛り状態。
それを特殊能力を持つ主人公目線で描いているお陰で、説明的になり過ぎずにストーリー展開できたのかなと思います。
(犬神筋とかも絡んでるのかな、と思いましたが、ちょっとその辺りは断定できません)

ところで、冒頭の明菜が小屋の前にいるシーンで、一瞬明菜の下腹辺りが血に染まっているのが見えたのが気になりました。
ところがKANAMIさんに聞いても鵺さんに聞いても「見ていない」と言います。
ネットで調べても出てきません。
何となくYoutubeを見ていたら、冒頭の数分間が公開されているではありませんか。
見てみると、ちゃんと映っています。
鵺さんに話したところ、ブログのネタにして下さいました。

どんぺりもってこい

KANAMIさんは「邦画は洋画に比べると、映画館で見る用に作られてないのが勿体無い」というようなことを仰っていました。
私もそれはよく分かります。
あまりスペクタクル的な要素がないというか、日常的な題材のものが多いのかな、と。
折角の大画面を生かせるよう、ドラマと差別化することが出来たら良いですよね。
エンドロールのドローン撮影は、そういう意味ではとても良かったと思います。

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03

04

04:22
Wed
2020

No.0299

SPINOR夜学ブックトーク 内山昭一『昆虫は美味い!』

先月に引き続き、私がナビゲーターを務めますSPINOR夜学ブックトークの第二回です。
今回は、昆虫食の第一人者、内山昭一氏の新書について、お話を伺います。

実は私、虫が大好きという訳ではないものの、好奇心で度々食べに行っています。
営業しているカフェ《哲学者の薔薇園》では、虫こそまだ出したことはないものの、珍肉や珍しい食材は随分取り扱ってきました。
今や渋谷パルコにも昆虫食を出すレストラン「米とサーカス」が入り、注目を集めている食材です。
この日は、内山氏特製の昆虫ドリンクも試飲させて頂けます。

世間ではコロナウイルスが席巻していますが、昆虫食にトライしようというサバイバル感覚の強い方は、恐らく免疫力も高いと思われます。
(自信の無い方は、どうか参加を見合わせて下さいね)



SPINOR夜学ブックトーク
内山昭一『昆虫は美味い!』(新潮社)

2020年3月13日(金)19:30~21:00
参加費 2500円 1ドリンク付き

ナビゲーター:由良瓏砂

会場:スピノールギャラリー
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目1−20 小川ビル2F

ご予約フォーム
https://t.co/81XFpWcMEZ https://t.co/UayGotW1dY

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カミキリムシの幼虫はマグロのトロ、バッタはエビ、オオスズメバチの前蛹はフグの白子、ハチの子はウナギ―。
昆虫を採って、調理して、食べること二十年。内山昭一氏は、昆虫の味をこのように喩えます。
調理法、注意点、そして食糧難の解決策としての意義まで。
現在注目を浴びている昆虫食について、その第一人者に直接お話を伺う、またとないチャンスです。
昆虫食に興味はあるけど、食虫イベントに行く勇気はない、という方にもお勧めです。

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【内山昭一プロフィール】
1950年、長野県生まれ
昆虫料理研究家、NPO法人昆虫食普及ネットワーク理事長
著書に『楽しい昆虫料理』『昆虫食入門』『昆虫を食べてわかったこと』、『人生が変わる!特選 昆虫料理50』(共著)、『食べられる虫ハンドブック』(監修)等。

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02

29

02:11
Sat
2020

No.0298

ホラー水族館「海の妖女“セイレーン”~生きている恐怖~」

一昨年、「七人ミサキ」を見にいったサンシャイン水族館で、またホラー企画をやるということで、チケットが天から降ってきましたので(比喩表現)、前回と同じメンバーで行くことになりました。
今回はテーマが「セイレーン」とのこと。
そう、オデュッセウスが美しい歌声を聞きたくて堪らず、でも聞くと海に引き込まれてしまうので、マストに自分を縛り付けてその海域を通過したという、海の精霊です。
セイレーンには人魚の姿で描かれるものと、ハーピーのような人間の顔を持つ鳥の姿で描かれるものがあります。

海の妖女“セイレーン”~生きている恐怖~」の会期は3月8日まで。
まだ1週間ほどありますので、これから行かれる方はネタバレに注意して下さいね。
(事前情報がない方が、楽しめるかと思います)
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当日、水族館前で待ち合わせ、受付に行ってチケットを見せると、入場時間の区切りはありましたが、いつでも入って大丈夫です、と言われました。
その為なのか、それとも前回はハロウィンの時期だったのが効果的だったのか、入口には前回あった入場の列がなく、ガランとしています。
コースも前回とは逆に、上階から下階へと降りてゆくスタイル。

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さすがにホラーの部分は撮ったらまずそうなので、水槽の写真を貼っておきます。

入ってみると、ごくごく普通の水族館の状態です。
いや、よく見ると普通ではありません。
水槽や魚の説明板以外に、セイレーンについての説明のパネルが置かれ、セイレーンらしき姿の描かれた古書や図版などが展示されています。
それが、かなり精巧なのです。もしかするとこれは実際にある古い文献なのかな、と思ってしまうほど。
セイレーンの骨格標本的なものまでありました。
私の友人知人の画家や造形作家には、妖怪画や標本作品を製作されている方も多いので、もしかしたら知人が作っていたりするのかも知れません。
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスが描いた「オデュッセウスとセイレーン」のプリント布もありました。

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「ブオー」という鳴き声が聞こえたので、セイレーン?!と思ったらアザラシのようで、でも水槽が布で覆われていて、見られませんでした。残念!

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しばらく進むと、「ここからは先日捕獲された、本物のセイレーンが展示されています」とスタッフさん。
いよいよ、本格的なホラー体験が始まるようです。
スタッフさんが「セイレーンが脱走しました!危険ですので気をつけて進んで下さい!」と叫びます。
ただ、台詞がいささか棒読みで、緊迫感に欠けるのが残念です。
実際、お化け屋敷専門のスタッフではなく、水族館のスタッフなのではないかと思うのですが、どうなんでしょう・・・。

セイレーンだけでなく、殺された哀れなスタッフたちの死体が転がる、物騒なエリアを、スタッフさんに「急いで走り抜けて下さい!」と急かされつつも、なるべくじっくり見ながら通り抜けました。
スタッフさんに「鍵を掛けるのを協力して下さい」と言われた相方が言われるとおりにしたところ、実は逆に蓋が開けられていて、飛び出したセイレーンが身体に当たるというハプニングも。

「七人ミサキ」の時もあった、「見つかるからじっとして動かないで」と言われてじっとしているすぐ前を、セイレーンが獲物を探しながら間近を通り過ぎてゆく、スリル満点のシーンも。
倒れている犠牲者が突然起き上がるびっくり演出も、当然あります。
「珍しい貴重なセイレーンを捕獲」したはずが、エリア内にセイレーンが何匹も動き回っていた、というのはご愛嬌。
ここに展示されているセイレーンは人魚型ではなく、鳥タイプです。
水族館なのに?って思われるかも知れませんが、魚だとお客に近づけませんからね。

さて、一同無事脱出できましたが、前回同様、近くにお客さんもスタッフさんも大勢いるので、怖さという意味ではそんなにはありません。
暗いところを通り抜けていく箇所が、ちょっとだけ怖かったかも。
出口のところには、セイレーンに襲われて怪我をした館長の写真入りの挨拶文が。
館長お茶目です(笑)

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私だけ顔嵌めパネルで写真を撮られ、しかもやたら似合うと言われる。

今回残念だったのが、併設のカフェでのコラボスイーツがなかったこと。
帰りにサンシャインシティに寄って、お食事をして帰りました。

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相方の頼んだカマンベールチーズのライスグラタン。カロリーの暴力!

なんだかんだ楽しかったので、次回作にも期待したいと思います。
クラゲが綺麗だったなあ。

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02

22

23:53
Sat
2020

No.0297

長崎紀行・後編 ペンギン水族館、出島

長崎旅行最終日の1月29日は、曇り空でした。
ホテルモントレを去るのが、名残惜しい気持ちでした。
ホテルでもっとゆっくり過ごせたら良かったのですが。

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中庭の入口にドールハウスが!

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ロビーの様子。

すっかり御馴染みになった路面電車で、長崎駅へ向かいました。

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シンプルな路面電車。この写真は2日目の。

相方が調べてくれた、トルコライスが食べられるという、長崎駅近くのレトロ喫茶へ向かいます。
旅行に行ってその土地のレトロ喫茶に入るのも、楽しみの一つです。
「銅八銭」という不思議な店名のそのお店は、外観も割と不思議な感じ。

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西洋甲冑が置かれていたので、ちょっと新宿御苑の「騎士道」を思い出しました。

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中は、思ったよりも落ち着いた、シックな雰囲気です。

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但し、お座敷あり中華風の棚ありで、カオスな空間であることは否めません。
お目当てのトルコライスは、揚げ物がトンカツ、魚フライ、コロッケ、クリームコロッケから選べるそうなので、魚フライで注文しました。
あとは相方が「これは頼まないと」という、ミルクセーキ。
メニューには他に、パインセーキ、オレンジセーキ、抹茶セーキ、バナナセーキ、ココアセーキとあり、バラエティに富んでいます。
それは良いのですが、写真を見るとどれもかき氷にしか見えません。
まあ、セーキってもともとシェイクの意味だし、これはこれで合ってるのか、な。
常連さんらしきお客さんがちらほらいるだけでしたが、そのうち観光客らしきお客が何組か入ってきて、賑わってきました。

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トルコライスはかなり味がしっかりしていて美味しかったのですが、なんか前に食べたトルコライスと違うような気がしました。
どうも、お店によってかなり内容にバラつきがあるようです。
問題はミルクセーキです。

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黒い四角いお皿の上に乗せられた、青い切子硝子のグラスに、グラスの3倍近くありそうな、尋常ではない高さに盛られたかき氷、いやミルクセーキ!
美味しいのは間違いない。しかし、このボリュームは・・・。
頼んだ相方が早々にギブアップしたので、頑張って食べました。
お腹が冷えたのは、言うまでもありません。

相方は最終日にどこに行くか、計画を立てる時に迷ったようですが、ここからペンギン水族館に行くとのこと。
長崎駅から近い、日本二十六聖人記念館にも行きたかったのですが、残念ながらちょっと時間が合わず、今回は諦めました。
バスで40分程も掛かるのには、ちょっとびっくり。結構僻地です(笑)。
バス停から水族館までの道はビオトープになっていて、この日は寒かったですが、お天気が良ければお散歩気分も味わえそう。
辿り着いたペンギン水族館には、なぜか入口にシーサー。

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当たり前ですがいるのはペンギンばかり。ペンギン以外の水槽も少しありますが。

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ずっと追いかけっこしている二羽のペンギンが可愛かったです。時々ジャンプするのですが、そのタイミングも一緒。
なんだか水槽の前の我々に、ショーを見せてくれているような気もしました。
でもどちらかというと、同じところでずーっとじーっとしている子が多いです。立ったまま寝てるのかな。

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ペンギンを満喫してから、出島に向かいました。
鎖国時代に唯一海外との窓口になったという歴史的な島の訳ですが、とはいっても今あるのは完全に再現された町並みのようです。

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建物は結構沢山あり、それぞれの建物の中には展示物があります。
最近の博物館などにはありがちですが、現代技術を駆使して作られているものが多いのが特徴かも。
例えば説明板の代わりに、ボタンを押すと登場人物が喋ったり。

カピタン(商館長)部屋には、晩餐の様子が再現されていました。

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相方が、雲丹丼を食べたいというのでリサーチしていた「長崎港」というお店をリサーチしていたのですが、空港に早めに着きたいのでそろそろお店に向かおうというので、出島見物は途中までで切り上げました。

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「長崎港」はいかにも漁港にあるお店という感じで、ここで雲丹丼と河豚の唐揚げを注文。

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雲丹は前々から相方が食べたい食べたいと言っていたので、満足したようです。
近所のスーパーで購入する雲丹だと、どうも鮮度に納得がいかないらしいのです。
河豚の唐揚げも、パリパリで香ばしい。

そんな感じで、長崎を後にしました。
次に来る時は、軍艦島や、長崎以外の街にも滞在したいなと思います。

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02

18

23:51
Tue
2020

No.0296

長崎紀行・中編 原爆資料館、大浦天主堂、ランタンフェスティバル

長崎2日目の予定はかなり盛り沢山。
ホテルのフロントで、路面電車の1日乗り放題券を購入。
前日とは打って変わって綺麗に晴れた空に安心しつつ、まずは路面電車で原爆資料館に向かいました。

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展示室に降りていく通路は階段ではなく螺旋状のスロープで、壁には年号が記されていて、終戦の年まで過去へと遡っていくという趣向です。

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丸木位里・俊さんの「原爆の図」があったので、複製かな?と思いましたが、15部あるうちの「長崎」を描いたものだったようです。
最初の展示室には、爆心地から500mのところにあり、被爆した浦上天主堂の原寸大のジオラマがありました。
その存在感は凄まじいものがありました。
続く展示室には、原爆投下の瞬間から、それに続く出来事が写真や映像、文章などで再現されています。
投下された原子爆弾「ファットマン」の模型もありました。鮮やかな黄色に塗られています。
それに、被爆した様々な道具や建造物の一部など。
溶けてくっついたガラス瓶や、電線、食器類、衣服・・・。
熱線を浴びたところが印画紙のように黒くなっています。

こういう施設では大抵、修学旅行生と出会います。
彼らがこの展示物から、平和の意義を改めて考えてくれればいいなあ、と思いました。
私が原爆を知ったのは、幼少期に読んだ松谷みよ子さんの「ふたりのイーダ」だったと思います。
よく分からないながらも、強烈な印象を残した本でした。

原爆資料館を出て、すぐ隣にある国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館へ。
資料館とは打って変わって、見学者が誰もいません。
原爆によって亡くなった方々への追悼の為、館内は水で満たされ、透明な柱で囲まれた通路の奥に、原爆死没者18万余の名簿を収めた棚があります。

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厳かな気持ちで、祈りを捧げました。

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道を挟んである、平和記念公園へ向かいます。
敷地内には平和を祈念した、多くの彫刻作品がありました。
グラウンド・ゼロは広場になっていて、記念碑の近くには被爆した浦上天主堂の柱が移設されていました。

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公園の端にある平和祈念像は、他の彫刻とは比較にならない巨大な像で、水色に塗られているのも何だか独特な感じでした。

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像と同じポーズで記念撮影をしている外国人観光客を見て、「ここはそういう場所じゃないんだよ!」と相方が切れていました(笑)。

昼ごはんは長崎らしく、皿うどんかちゃんぽんでも食べよう、と再び路面電車に乗り、長崎新地中華街へ。
江山楼というお店が人気らしいので、あまり深く考えずそこを目指しました。
すると、本館が満席とのことで、向かいの新館に案内されました。

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私はちゃんぽん、相方はちゃんぽんはあまり好きではないからと中華丼を注文。
でも途中で取り替えて食べたら、ちゃんぽんの方が美味しいね、という結論に達しました。

食事を終え、また路面電車に乗り、今度は大浦天主堂へ向かいました。

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高台にある大浦天主堂は、日本二十六聖人に捧げられた聖堂ということで、二十六聖人の殉教を描いた大きな絵が飾られています。
ここでも、子供の頃に読んだ「二十六の十字架」という本の思い出が、蘇ってきました。
この教会には潜伏キリシタンが発見されたというエピソードもあり、敷地内の「キリシタン博物館」には、日本の切支丹についての資料も収められていました。

聖堂を出て降りてゆくと、なんと空に大きな虹が掛かっているではありませんか。

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神が大洪水を起こして地上の生物の殆どを滅ぼした時、生き残ったノアの家族に、もうこのようなことはしないという契約を結び、その証として虹を架けます。
人類の迫害の歴史を散々見た後で虹を目にすると、人が人を排除するようなこんな出来事はもう起こって欲しくない、と心底思わずにはいられませんでした。

続いて、すぐ隣にある、グラバー園へ入ります。
グラバー邸は生憎改修工事中のようでしたが、かなり広大で、建物も10棟くらいあるようです。
エスカレーターを上り、一番上の旧三菱第2ドックハウスへ。

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テラスからは虹の名残と、長崎港へ落ちてゆく夕陽が眺められました。

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敷地内には数々の邸宅の他、フリーメイソン・ロッジの門柱などもありました。

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また、長崎伝統芸能館には「長崎くんち」で使用される山車が沢山展示されていて、船を象ったダイナミックなデザインに目を見張りました。

そして再び、新地中華街へ向かいます。
ランタンフェスティバルの会場は複数あるようなのですが、新地中華街の湊公園がどうやら一番メインの会場らしかったのです。
会場に辿り着いた私たちを迎えたのは、見たことも無いような幻想的な光景でした。

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色とりどりのランタンは、普通の提灯型のものだけではなく、人物や動植物などを象ったかなり大きな張子のものが数多く、会場内を埋め尽くしています。

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会場の一角には関聖帝君の祭壇があり、お菓子や果物などと共に、豚の頭がずらりと供えられていました。

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広場は人で埋め尽くされ、色々な屋台が出ています。
ステージで司会者が出し物を紹介していて、龍踊り、変面ショー、中国雑技を見物しました。
変面ショーは初めて見ましたが、演者が踊りながら顔の前で腕をさっと振ると、一瞬でお面が変わるのです。
中国雑技も、今までに見たことのあるものもありましたが、皿回しや足芸など全くミスがないので、何か仕掛けがあるのではないかと思ってしまうほど。
一体どういう訓練をすると、あんな人間離れした技ができるようになるんでしょう・・・。
寒かったので、切りのいいところで引き揚げようと思っていたのに、つい最後まで見入ってしまいました。
一番凄かったのは椅子芸でした。
十脚くらいの椅子を積み上げた上(しかも一番上の椅子は斜めになっている状態)で、倒立するのです。
もちろん命綱も、マットも無い状態です。落ちたらひとたまりもないでしょう。見ているだけで手に汗が滲んできます。
見事な演技を披露してくれた団員に、会場は割れんばかりの拍手で沸き立ちました。

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会場を後にし、どこかで夕食でも、と思いましたが、雨がぱらついてきたこともあり、相方が「またガストでいいよ」というのでホテルに戻りました。
折角の長崎旅行なのに、二日目の夜もガストで締めることになりました(笑)。

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